長年愛される洋食屋でランチ🍽
徳山駅北口を出てすぐ右側、銀南街を奥に進むと見えてくるのがテアトル18番街。
その地下に60年以上に渡りお店を構えるのが
『洋食の店アラスカ』。
三代に渡りご家族でお店を営まれ、地元で長く愛されている名店です。
取材先候補を挙げる際、真っ先に出たのがこのお店。まさに地元民の誇りなのです。
『アラスカ』の名前の由来は、初代店主(現店主のお爺さま)が東京や大阪で洋食屋を勉強中に大阪で出会った『レストランアラスカ』というお店に由来するそう。
そのお店がすごく素敵だったため名前をお借りしたのだとか。
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さっそく取材班一同、お店を見つけるや否や外観に感激!まさにレトロ!
以前来店したことのある取材班メンバーも懐かしい気持ちに…!
『やってます』の看板がなんとも言えないレトロ可愛さ❤️
13時台でもお店の外に5組以上が待っているほどの賑わい。
店主さんのお話では、常連さんに加え、最近はSNSでここを知りレトロを求めて来店される若い世代も増えたそう。
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さっそく取材班それぞれが思い思いのメニューを注文。
私は1日10食限定の『洋食セット』を取材班メンバーと2人でシェアしました!
まずは添えられているポテトサラダをパクリ。
上にかかっているサウザンドレッシング×しっとりじゃがいもが絶妙!そして、カレー味で炒められた野菜とライス。その上に乗っかるポークカツ。
よく煮詰められたデミグラスソースの深い味わい…。
2人でシェアしても十分満足できる上品×ガッツリな一品でした。
(※洋食セットのメニューは月替わりになります。)
まだまだ続く! 他の取材班メンバーが食べたメニューも要チェック🍽
すっごくいい顔で食べてますね!笑
こちらは『鉄板スパゲッティ』。
鉄板の上に増し増しのチーズとケチャップソースの焼けたいい匂い。
その中にプリップリのエビ🦐や野菜🫑が入っており、甘くてジューシー!
素材にこだわっており、自家製の甘いソース×フランス産エダムチーズ×スパゲッティが懐かしさを感じさせてくれる一品。
こちらも負けじと美味しそう!
↑のメニューは『ハンバーグ定食』。
あっつあつの鉄板にハンバーグとデミグラスソース、半熟の目玉焼き。まさに最高の組み合わせ。
なんとサラダ、スープ、ライス(またはパン)まで付いています!
デミグラスソースは1週間じっくりコトコト煮込まれたこだわりの自家製ソース。
ポテトサラダの上のドレッシングやマヨネーズまで全て自家製のボリュームある一品。
最後に店主さんのおすすめ、『アラスカ特製ランチ』。
ミンチカツやホタテのフライ、スモークサーモン、フルーツなど盛りだくさんの内容で、まさに『大人のお子様ランチ』。
こちらは人気No.1メニューとのこと、ぜひ皆さん召し上がってみては!
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そんな長年愛される『洋食の店アラスカ』を営まれているのは三代目店主、佐藤浩(さとうひろ)さん。
佐藤さんは異色の経歴の持ち主。
小中高と学生時代はお店をお手伝いされていたそう。
その後、最初に就職したのはなんとスイミングインストラクター。岡山在住だったことも。
アラスカをお手伝いしていた弟さんが他県でチャレンジすることをきっかけに奥さんと一緒に先代をお手伝いするようになったとのこと。
昔からご両親の仕事の影響でいろいろなものを食べてきたけれど、『やっぱり自分のとこが美味しい』
『誰かがお店と両親を見ていないと』という思いがお店を継いだ理由だとか。
料理関係の職歴はないものの小さい頃からお手伝いで1から学ばずとも自然と体が覚えているそう。
そういった経歴や思いから、ご両親の引退を機に現店主になられた。
取材させていただいた印象は、親孝行なお店思いの温かい方。そんな佐藤さんが読者へのメッセージを送ってくださいました。
『コロナ禍で飲食店はとても厳しいじゃないですか。でも、コロナ対策をしてお客様に安心して足を運んでもらえるような環境づくりを心がけているので、少しでも皆さんに来てもらえたら嬉しいです。味を絶やさないよう一生懸命やっているので、コロナが落ち着いたら以前みたいに遠方の方にも来ていただきたいです。』
熱い思いを持ってお店、料理、お客様に向き合われている、そんな温かい店主さんがご家族で営まれる古き良き洋食屋さん。知っている方も知らない方も何度も足を運んで欲しいお店です!