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読書「マネージャーの問題地図②完」~マネジメントとは?〜

私は最近、部下(後輩なので正確には部下では無い)とのコミニケーションについて問題を抱えています。部下との情報のやり取りが少ないような気がしており、何か解決策があればと思い、この本を手に取りました。 後編です。
マネージャーの問題地図 沢渡あまね 著

モチベートできない・育成できない

この本の「モチベートできない・育成できない」という章の中に、メンバーのモチベーションが下がる原因として以下のように書かれています。

・マネージャーが部下の本音や現場のリアルがわからない、マネージャーだけで対策を検討する、現場のモチベーションがますます下がる
やりがちな行動でした…。原因はメンバーを信頼していないためだと思います。メンバーの優れている点を把握していないこと、いわゆるコミニケーション不足が導いているのではないかと思います。

また、この本では以下のことが書かれております。

・年1回で構いません。やりたいこと苦手なこと好きなこと得意な事をリスト化してみましょう
これをやることでメンバーと私の相互信頼が高まるかなと思います。

部下が思っていることを言わないといった問題に対しては以下のことを勧めていました。
・来週どこかで1時間業務改善検討の時間を確保する。
なかなか時間が取れないと思ってしまうこともあります。そこを我慢して実験だと思い時間を作ってみたいと思います。

「マネジメントとは?」という問いについては、
・マネジメントとは人間故の弱みと向き合って仕掛けでなんとかすることを言う
と書かれていました。とても良い言葉だと思います。人間の弱みとは何か、一人ひとり違いますし、ハッキリとした答えは出ないかもしれません。それでもチームのなかで最大公約数となる解を見つけて対策(仕掛け)を実行していく必要があるのではないでしょうか。

この章の最後の方には部下からの改善案へのレスポンスについて書かれていました。
・部下の改善点を一旦受け止める。その先の本来の目的を目指す姿はどこか、どうしたら実現できるか、何が足りないか、を一緒に悩む。
部下から改善点を上げられると、反発してしまうかもしれません。でも、そこは冷静になって、目的を明示してあげること、併せて部下の勇気や意欲を評価してあげなければいけないなと思いました。

まとめ

私はこの本から、年齢や年次問わず、相手をプロとしてリスペクトして接することが業務を円滑に進めることにつながるということを学びました。
また、マネージメント力は向上させられるものということにも気づき、やる気がでてきました。
マネージャーは決して神様でもスーパーマンでもない。手を変え品を変えて実験し、その中で良かったと感じられるものを続けていけば良いのではないかと思います。

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