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「発信する勇気」を読んで

きずな出版から出ている末吉広臣さん著の「発信する勇気」がすごく良かったのでシェアします。心に響くことや実際に役立つ発信のノウハウなどバランスよく盛りだくさんの内容でしたが、その中で私が一番心に残ったことをピックアップします。

発信することで自分の輪郭がはっきりしてくる

案外自分のことって自分ではわからないもの。
「自分ってどんな人」
「やりたいことって何」
「どんな人生を生きてみたいの」

こう問いかけてみて、スパッと答えきれる人はどれだけいるのでしょう。

いままで世間や常識など他人軸に合わせて生きてきた人にとっては、いきなり自分の言いたいことを求められても、答えられません。
なぜなら、自分の思考や感情を押し殺したり、押さえ込んできたりして、わからなくなっているからです。

「発信する勇気」きずな出版

意見や意向がないのではありません。隠れてしまっているだけ。
そこでキーになってくるのが、発信なのです。
発信すると、自然と自分の思考や感情に意識を向けることになります。

「発信する勇気」きずな出版

「表現」しないと発信はできない。おのずと表現するために自分に意識が向きます。

「私の好きなもの、苦手なもの」
「こういう言葉にぐっとくる」
「感動したこと」
「こういうのしてみたい」

普段うやむやに隠れてしまっている自分の思い、やりたかったことを少しずつ、少しづつ外界へ開放してあげる。

どんどん、本来の自分の輪郭がはっきりしてくる。

ただ、それには大きな壁が出てきます。

本来の自分はなぜ隠れてしまっていたのか。
自信がなかったから。
世間の目が気になったから。

それなのに表に出して大丈夫??
批判や非難という、大きな不安が出てきます。

ここで自問自答のひとり会議。

世間の目が気になって発信する勇気が持てない時

ネットニュースなどで他の人が、批判されたり炎上したりするのを見聞きして恐れをなす気持ち、とてもわかります。同感です。

ですが、本の中で紹介されているのはある実験結果。

100人いてそれぞれに「〇〇さんのことをどう思いますか」と
聞いたところ、その人がどんなよい発言や振る舞いをしても、
約2割は「好き」と答え、別の2割は「キライ」と答え、
残り6割は浮動票となったとのことです。

結局、何を言おうが言うまいが、ほぼ関係ないんですね。

相手が自分のことをどう思うかコントロールすることはできないということです。

「発信する勇気」 著者:末吉広臣 きずな出版

ならば、、、
他人や世間の目を気にして、これから先の人生、叶えたいことを押さえ込んで生きたいですか。    (←自問自答)

結果

発信する人生と発信しない人生、どちらを選ぶかは個人次第。
私は前者を選びます。

発信するって勇気がいるもの。
ただ、そこを乗り越えることによって見える景色は変わるってことはよくわかる。
わかっていてもできないと迷う人にぜひ読んでほしいと思います。

いきなり大きな勇気は持てなくて当たり前。

無理せず、少しずつ小さな勇気をだして小さくても発信をする、そしてポジティブに考えをシフトしながら続けることが大事なんですね。

具体的な発信するためのワークなど書かれているので実践的にも役立ちます。「発信」に一歩踏み出せない人の背中を押してくれる良書です。









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