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【たなまち農園日誌 20190312】 〜農業は天職?〜

僕は冷え性で、普段から手がめっちゃ冷たい。
だから冬は嫌いだし、この手の冷たいこと、なんとかならないかなとよく思っていた。  

春菊を収穫して、袋詰めをしていたとき、ふと外の春菊の温度と僕の手の温度が同じくらいなのを感じた。  

野菜は収穫後の少しの温度の上昇でも、急激に体力を消耗していき、鮮度が落ちていく。 なので、現在はコールドチェーンという、生産現場から消費者に届くまでの間、低い温度を保ちながら輸送する技術が発達している。(これは野菜に限らず、肉や魚も) 
という、ちょうど鮮度について勉強してたところだったので、 

もしかして、この手の温度は、野菜にとっては最高なのではないか! 

と自分に言い聞かせながら作業をした。 手の温度で野菜に品質が変わるかはわからないけれど。  

最後に、昨日、薹(とう)が立ったら、野菜としての商品価値がなくなると書いた。 これは下仁田ネギの薹が立った、「ネギ坊主」ってやつ。

これがこれが破れて、花が咲きます。 こうなるとネギがに芯ができて筋張っちゃう。 

 けど、このネギ坊主、食べられるんです。 

このネギ坊主を食べられるのは、農家の特権。 天ぷらにして、いただきました。

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