棚町弘一郎@たなまち農園

たなまち農園代表。福岡市を流れる室見川源流部石釜で就農し、日々奮闘中。 ありのままを綴…

棚町弘一郎@たなまち農園

たなまち農園代表。福岡市を流れる室見川源流部石釜で就農し、日々奮闘中。 ありのままを綴っていきます。

マガジン

  • 小さなお話

    僕が日々感じたこと、大切に思っていることを、不定期でお伝えする場になればなと思っています。

  • たなまち農園日誌VOL.2(就農後)

    妻の萌さんと一緒に書いていきます。

  • たなまち農園日誌(農業研修期間中)

    福岡市早良区の石釜地域、室見川の上流部で、有機農業をしようと日々奮闘しています。 日々の奮闘・暮らしをつらつら書いてます。

  • About

    たなまち農園の諸々リンクが紹介してあります。

最近の記事

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たなまち農園のお野菜のこと

    • 息の長い仕事

      栽培の改善には、最短でも1年を費やします。多くの野菜は1年に1回しか育てられないからです。これがIT企業なら違います。システム改修を1日に1回した場合、たった1日で改修が可能です。 農業は他業界と比べて反復回数が非常に少ないと感じます。私は現在34歳ですが、70歳まで農業をしても、なすを育てるのはあと36回。例で挙げたIT企業からしたら1ヶ月ちょっとの仕事かもしれません。 それに生涯を捧げてしまうのですから、皆さまからしたら、農園の変化(改善)は軽微すぎて、ときに退屈に感

      • もの書きをまたはじめようと思う

        僕は農業研修をはじめたときから、日誌を書いていた。 そして、それを継続してきたのだけれど、就農してちょうど1年が過ぎた頃、 文章を書くことを1度やめようと思った。 根底には、僕は実践者でありたいという想いがあってのことです。 誰かに気持ちを伝える文書を書くのは簡単には書けない。 当時、この時間はすべて美味しい野菜を育むことに捧げて、 野菜を通して僕の気持ちを伝えたい。 noteを読んでくださっていた皆さんには、力を蓄える時間をくださいとお伝えし、僕は日誌を書くのをストップ

        • 料理のマンネリ化を分析してみる

          料理がマンネリ化する。 これも皆さんからよく聴くお悩みのひとつ。 その日の献立考えるのって作ることよりも体力使いますよね。 ちょっと、このマンネリ化について考えてみる。 まず、マンネリ化している、 と感じているのは誰だろう? ご家族から、 「またカレー?!これで3日9食連続じゃーん!」  というクレーム的なものなのか、 それとも、 「今日の夕ご飯何にしようかな。カレーにしようかな、でも先週も作ったしな、なんか他にないかな」 という作り手によるものなのか。 僕が

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        たなまち農園のお野菜のこと

        マガジン

        • 小さなお話
          2本
        • たなまち農園日誌VOL.2(就農後)
          25本
        • たなまち農園日誌(農業研修期間中)
          184本
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          2本

        記事

          こどものお皿から野菜を奪い合う両親

          お客さんから、よくご相談されることのひとつに 「子供が〇〇(野菜の種類)を食べないんです。」 というのがある。 たなまち家でも、そういうことはよくある。 そのご家庭の環境や、お子さまの年齢など、状況はさまざまなだと思う。 あくまでも幼児がいるたなまち家の一例だが、 そんなとき、うちは 「ラッキー!」 と言って、子供の皿から親が野菜をとる。 (やらせではなく、本気でラッキーと思っている。野菜うまいから。) そして、妻とどっちが子供の野菜を食べるかで論争がある。(こ

          こどものお皿から野菜を奪い合う両親

          子供のためにと思ったら。

          息子の誕生日のドライブにと思って家族で行った、福津の海と水族館。 普段は山にいるから、 海はまた美しいなと感じた。 水族館では、地元の博多湾や九州にちなんだ展示が多くて、びっくり。 山と海は川を通して繋がっているんだなぁと、 僕が創業したときの想いが水族館の中にたくさん詰まっていた。 子供のためにと思ったのに、子供と同じか、それ以上にエキサイティングした。 山が好きな人も海に行ってほしいし、 海が好きな人も山に行ってほしい。

          子供のためにと思ったら。

          セットバリエーションにかける想い

          たなまち農園の野菜セットは、 めばえ / つぼみ / はな と3バリエーションあるのですが、 それぞれのセットにかける想いをここで書かせていただきます。 めばえセットでお届けしたいのは、 地元(地元の川の流域)の旬の野菜を食べる というライフスタイル たなまち農園の野菜セットは、隔週配送を基準としておりますが、 その理由は、食べきってもらいたいからです。 特にめばえセットを作成するにあたり気をつけたことは、 単身世帯で、かつ外食が多い方でも食べ切れるような量です。

          セットバリエーションにかける想い

          しばらくの間は。

          最近音沙汰しておりました。 元気にはしております! 息子の弘樹も4ヶ月となり、健康そのものです。 ひとつ皆さんにお知らせです。 noteによる近況報告はお休みすることにしました。 noteの投稿で何かを伝えようとするエネルギーは、 すべて、野菜に注ぎたいと思います。 なので、僕のことが気になる方は野菜、買ってください! 野菜を通して、僕が、家族が、元気かどうかは伝わると思います。 現在、地元に特化した野菜の販売をしていますが、 1年に2回ほどは全国の皆さんにも野菜

          野菜セットの事前連絡に関して

          以前お伝えしていた野菜セットの事前連絡ですが、 野菜の状況が目まぐるしく変わるため、対応できておりません。 申し訳ありません。 しばらくは事前報告はお休みさせていただきます。

          野菜セットの事前連絡に関して

          野菜セット20201110~

          今週と(たぶん来週も)の野菜セットの内容は ・水菜 ・赤水菜 ・ほうれんそう ・にんじん ・ミニ白菜 となっております!

          Newメリー号〜たなまち農園日誌 20201 106〜

          皆さんの力が集結して、新しいメリー号がついに完成。 明日の地元の商店街での出店でお披露目できます。 手直し部分もありますが、大満足です。 本当にありがとうございます。 そもそも出店自体が、久しぶり。 また、皆さんにお会いしたいです。 明日の出店お野菜を少しだけ。

          Newメリー号〜たなまち農園日誌 20201 106〜

          野菜セット20201023~

          来週の野菜セットは カブ(2種) ほうれんそう(2種) レタス カボチャ を考えております。 (内容変更もあります) 来週もよろしくお願い致します。

          秋冬シーズン到来。〜たなまち農園日誌 20201005〜

          この1ヶ月の間も畑ではたくさんのことが起きた。 大きかったのは、台風9号と10号の到来。 この台風後、1回分の宅配をお休みすることになってしまった。 九州は台風大国。 台風前提の作付けをしなければならないと、反省が多い初めての春夏シーズンだった。 そうこうしている間に、秋冬野菜は順調に育っていった。 露地の野菜は天気とにらめっこしながらの種まき。 なんとかかんとか、今のところ大きな失敗もなく、大方の種まきを終えることができた。 そして秋野菜の収穫も始まった。 さ

          秋冬シーズン到来。〜たなまち農園日誌 20201005〜

          秋がきた。けれどもまだまだ。〜たなまち農園日誌 20200825〜

          8月18日の朝。 今でも鮮明だが、起きた瞬間から空気が違った。 じめったい夏の空気とは違う、ひんやりとした空気。 畑の温度計をみると20℃だった。 さすが、石釜。同じ福岡市とは思えない。 梅雨が長かったからか、夏野菜たちは力を持て余し、 今になって、みるみる元気になってきている。 ここまで夏野菜が復活したのは、いただいたアドバイスから。 水やりがどれだけ大切かという、当たり前のことに気づいていなかった。 夏野菜の写真越しに水と肥料が全然足りていないということを指摘し

          秋がきた。けれどもまだまだ。〜たなまち農園日誌 20200825〜

          ムヒ。〜たなまち農園日誌 20200726〜

          最近、毎日のようにお世話になっている、ムヒ。 「ムヒ」の由来、知っています? 僕は知らなかったので、 「ムヒ 由来」 で検索。 「比べるものがないほどすぐれた効き目」の商品という意味を込めてつけられた名前です。「唯一無比」、「天下無比」が語源です。 (池田模範堂ホームページより) 知らなかった。そんなかっこいい意味があるとは。 下の写真は長い長い梅雨でも、頑張って耐えてきたお野菜たちです。 これから、夏野菜だー!!!!!

          ムヒ。〜たなまち農園日誌 20200726〜

          最近のお野菜たち〜たなまち農園日誌 20200512~2020609〜

          気づいたら、noteでの日々のご報告は1ヶ月近くもお休みしていた。 商店街の出店や、野菜の宅配がはじまり、 走りながらの改善、改善で、 少しずつ形になってきた。 ので、今日ひさしぶりにnote。 こんな感じで野菜できています。 たなまち、生きています。

          最近のお野菜たち〜たなまち農園日誌 20200512~2020609〜