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100歳まで長生きする【最高のエンターテイメント】~勝間式ロジカル不老長寿に学ぶ

あなたが100歳まで生きる確率は?

先日こんな記事を書きましたが

2010年の時点で、私たちが100歳まで生きられる確率は

わずか1%以下といわれていました。

そう思えば、取り越し苦労なのかもしれませんが

しかしながら人間は少しでも不安があると

それを気にする性質によって、石器時代から生き延びてきました。

特に農耕民族にそれが強く残り、セロトニントランスポーターが少ない

日本人は「世界一不安な民族」といわれています。
https://karapaia.com/archives/51481574.html

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現代医学の進歩が進み、長生きする確率がが増えるにつれて、不安も大きくなってしまうジレンマ。

この記事を読むことで、そんな日本人の宿命である、矛盾したストレスを取り除くことができます。

人生100年時代。死ぬ瞬間まで自分らしくいたい。

寝たきり、孤独死、老後2000万円問題・・・・

コロナの前から存在する漠然とした悩みを

勝間和代さんがバッサリ切り捨てるナイスな本を書いてくれましたので

そのエッセンスをご紹介しましょう。

長生きのリスクマネジメント~最高のエンターテイメント

老化には外見的な老化と中身の老化がある。

一番怖いのは体の老化よりも価値観や感性の老化である。

新しいことにチャレンジできなくなることは

古いバージョンのスマホを使い続けるようなもの。 

私たちは一回しかないこの人生の中で

元気に過ごすこと、お金を稼ぐこと、仲間を作る事こそが

「最高のエンターテイメント」と切り替える、スイッチを押す必要がある。

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元気に過ごそう~老化は病気で治療できる

身体的な老化は、薬で治療できる時代になってきた。

次の物質が老化に作用し、人間の寿命を延ばすことに働きかけることが明らかになっている。

ラパマイシン:臓器移植の際に免疫反応を抑える薬
メトホルミン:糖尿病の治療薬
レスベラトロール:赤ワインなどに含有される抗酸化物質
NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド):7種類のサーチュイン遺伝子をすべてを活性化するといわる物質
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド):NADの前駆体。米国・中国で大流行


これらが保険適用内の料金で、気軽に摂取できるには時間がかかるが、老化防止のため、私たちが今すぐ手軽にできる事がある。

1.食事管理

加工食品を避け、血糖値を上げない努力をすることがファーストチョイス。

「お米は日本人の魂」というようなイメージがあるが

1日3杯以上白米を食べると糖尿病になるリスクが高くなる。

国立国際医療研究センターや、国立がん研究センターなどの研究チームによれば男女6万人に対して平均して5年間追跡調査を行った。
女性の場合、米の摂取量が多いほど糖尿病発症率の危険性が上昇する傾向にあることが判明。
1日3杯のグループでは糖尿病の危険性は1.48倍まで上がった。

元々日本人は、欧米人に比べて糖尿病になりやすい。

牧畜民族を祖先に持つ欧米人は、一度に大量の肉を取っても、血糖値が上がらないように十分な量のインスリンが分泌される体質であるが、日本人はそうではない。
農耕民族だった日本人は、高炭水化物低脂肪食の生活であったため、全体的に痩せ方で、そのため少しでも食べすぎると血糖値が上がり、それが続けば糖尿病になる。
どうしてもお米を食べたい時は、白米ではなく玄米に置き換えたり、ササニシキのような、高アミロース米を選択することがおすすめ 。


2.運動
運動するとインスリンの感受性が高まり、糖尿病のリスクを減らすことができる。
そして適度な有酸素運動が万病の予防になり、特にメンタルヘルスを良好に保ち、うつ病予防につながることが、ハーバード大学医学部の准教授であるジョンレイティが書いた「脳を鍛えるには運動しかない」という本でブレイクした。

特に私たちの寿命と、普段の歩行スピードは相関しているようで、歩行スピードが速い人は健康寿命が長く、逆に遅い人は健康寿命が短い。
また座っている時間が長ければ長いほど基礎代謝が増えないため早死にするリスクが高くなる。
特に日本人は世界の中でも一番座っている時間が長いと言われ、1日のうち約60%の時間を座って過ごしているとのこと。

運動は無理やりやらされていても長続きしないため、まずは自然の環境に身をおくことがおすすめ。
肉体的にも精神的にも自然に身を置くことによって整うようになる事がネイチャーフィックスという本でもブレイク。

3.睡眠
睡眠をしっかりとることで老化を防ぐ要素の一つ「成長ホルモン」が寝ている間に分泌され、認知症の原因となるアミロイドベータは寝ている間に体から取り除かれる。
50代の人で脳梗塞や心疾患が発症する方の多くにしばしば共通しているのは実は睡眠不足である。

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4.補足:口腔管理
栄養・運動・睡眠の3種の神器の補足事項として
「歯と口の健康」の重要性にも触れておきたい。

近年の研究では、がんをはじめとした様々な病気にはウイルス性や細菌性のものがあることが分かってきているが、その多くが口の中で繁殖していることが判明してきている。
例えば、歯周病で仮に全ての歯に5 mm 程度のポケットがあるとすると、上下28本の歯で計算したところ手のひらサイズぐらいの傷が口の中にあるということになる。
これだけの大きさの傷があると、体中の免疫細胞が総動員。傷口から入る殺菌に対処しようとすることになる。

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私たちの体には毎日5000個位の癌細胞が生まれているといわれているが、免疫細胞が歯周病の対応に駆り出されてしまえば、全体の免疫が下がってしまう。その結果、がん細胞が放置され病気の元に変わってしまう。

ジョンズホプキンス大学の研究チームによれば、歯周病患者の癌の発症リスクが24%も上昇した。 
また九州大学と中国北京理工大学の共同研究によれ、ば実験用マウスに歯周病菌を投与したところ、アルツハイマー型認知症の原因物質であるタンパク質アミロイドベータが約10倍検出され記憶力も低下したと発表されている。


お金を稼ごう~年金はあてにならない

年金についての信頼感が下がっているがここに衝撃的な事実がある。

65歳を超えて月収が一定以上ある場合は、厚生年金との二階建て部分がもらえなくなる。
具体的には月額37万円以上から、収入が上がるにつれて少しずつ減額されていき、57万円以上になると全くもらえなくなる。

これを「在職老齢年金制度」と呼ぶ。

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https://mainichi.jp/articles/20180821/ddm/002/010/093000c

現状では老後に働けば働くほど年金がもらえなくなるという恐ろしい制度。年金に対しての過度な信頼をなくすためにも、社会に貢献しながら収入を得続ける仕事を行うことが大切である。 

年金を受け取らない覚悟をすること。
ずっとやり続けられる天職は何か?
どんな仕事をすれば、年金に頼らないキャッシュフローが稼げるかという問題に関して、それは自分一人一人で組み立てていくしかない。

それが高賃金である必要はないが、若いうちから収入の2割ぐらいドルコスト平均法とで積み立てていくことが保険となる。

自分と同じようなスキルセットを持っている人をよく観察して、死ぬまで元気に働いて、社会貢献ができ、収入を得ているロールモデルを探す。そしてそこからヒントを得るようにすることも大切である。

仲間を作ろう~心の若さが大切

老化というのは死を連想させる

また人類全てがかかる病気であるという発想から考えると、病気にかかっていたり老化が進行している年寄りのそばには「なるべく近づきたくない」と考えてしまうのが若者の性である。

そのため私たちは、老化のマイナス面を補って「余りある魅力」を身につけることが大切。

すなわち、深刻な「中身の老化」を防止する、「心の若さ」を保つことが不可欠である。

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私たちは、社会参加というとボランティア活動のようなものを想像しがちだが、定年後に一度仕事を辞めてしまうと、再就職するのはとても大変である。

おすすめは20代・30代のうちから定年後を見据えた仕事選びを行い、どのような人たちとその後も付き合っていけるか自分自身の基盤作りをしておく。

自分が所属していた企業や組織の看板がなくなったとしても、相手が気持ちよく自分と付き合ってくれるかどうか、そういう繋がりを持てるかどうかが社会的つながりにおける、本当の勝負である。

繰り返すが、高齢になってから、新たに年下の友人を作るということは、非常に難しいので 体が動く若いうちから、心の若さを保つためにも、社会的なリスクマネジメントに投資をしておくことが大切である。

終わりに~一番怖いのは死ぬことではない。死に方を選べないことだ

ヨガの言葉でこのようなメッセージがあります。

「一番怖いのは死ぬことではない。死に方を選べないことだ」

人は誰でも死ぬという事実を受け止める事ができたら、死への恐怖はなくなります。

若くて元気な人は、その事実すら日頃から感じる人は少ないのでしょうが
このコロナ禍において、ワクチンの副反応や副作用が出たらどうしよう
という恐怖を抱く人は多いのではないでしょうか?

勝間さんは昨年89歳のお母さんを大腸がんで亡くされたそうです。
癌と分かってたった3ヶ月で亡くなられたことで、元気だったお母さんがみるみる足腰が弱くなってゆく、終末期の様子を見ながら、自分は一体どんな形で80代・90代を迎えてどんな形で死にたいだろうかと考え、それをきっかけにこの本を書かれたとのことでした。

私自身も90歳の祖父が、現在がんで入院していますが、コロナ禍で面会がずっとできず、あんなに元気だったのに、誰にも会えずにどんどん弱っていくという話を、看護師さんから間接的に聞くと涙が出そうです。

勝間さんの本も、このnoteでは伝えきれていない事がたくさんありますので、ぜひ手に取って読破してみてくださいね。

コロナに限らず、これから待ち受ける様々な出来事を

乗り越えるきっかけとなりますように。

<お知らせ> 美しくなりたい方必見@クラブハウス無料勉強会

今年から、クラブハウスで無料の勉強会を開催しています。

次回は今月の9月13日(月)10時~

「誰でもわかるマインドフルネス瞑想」をテーマに

この秋、つらい花粉症対策についても触れてゆきます。

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ご興味のある方は、是非ご参加ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

NAMASTE

Let’s enjoy moment (^^)/

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「 ヨガ × 予防栄養学 美しくなる人を増やす 美月 」

Twitter: https://twitter.com/hiroshimayoga

Note:https://note.com/mamayoga

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