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ままてらすウーマン紹介~中村雅子さん

長崎から発信!
びわの葉染めの布ナプキンや布オムツの製造、販売をされている
中村雅子さん(佐賀県・鳥栖支部)

布ナプキンを通して
女性の体と心の軸を整えることを
ご自身の使命として
助産院でもお仕事をされています。

布ナプキン、布オムツを通して
生涯自分でトイレに行けるからだづくり。
自然のものを取り入れながら
調和のとれた自立排泄の社会を実現していきたいという
思いをもった雅子さんにお話しを伺いました。

① 今どんなお仕事、活動をされていますか?

びわの葉染めの布ナプキン・布おむつを製造、販売しています。
医者いらずといわれるびわの葉。
私の住んでいる長崎の地元でも
びわの葉がたくさんとれるんです。

びわの葉を摘んで、煮だして、その染料で布を染め、
染めた布でナプキン・布オムツの製造、販売をしています。


また
長崎市内で1か所しかない、産める施設がある助産院で
調理の仕事もしています。

もともとは保育士でした。
その時の経験から
「子育ての軸は台所にあり」という思いや考え方に基づいた
子育てと食のつながりの重要性を
若いママたちにお伝えしていきたいという
思いで活動していた中で
助産院でのお仕事のご縁をいただきました。

私自身、5歳のころから包丁を握っていて
自分にとってはそれが当たり前の生活だったのですが
小学生のころは、かぎっ子で
おなかがすくと自分でないかを創ったり
その流れで、夕食をつくって親の帰りを待っている
そんな学童期をすごしました。

台所から見える、山に沈む夕日をみながら
両親の帰りを待つ。
最初は、必要に迫られてやっていたことでしたが
だんだん、窓から見える景色とともに
台所で過ごす時間が大好きになっていきました。

自分で考えて、誰にも何も言われず、自由な発想で
家にある材料で、できるものをつかって
料理をつくっていたことが、嫌いにならなかった理由かもしれないなと
今になっておもいます。親にうるさく言われていたら、好きには慣れなかったかもしれない。
当然、けがもしましたが、そこから学んだことも多かったです。

②そんな中、中学校に入って生理痛に悩むように。

中学校にはいってスポーツ系の部活をしている中で
生理中のモレが気になるようになり
便利な羽根つき、薄型のナプキンを使うようになっったのですが、
今度は生理痛がひどくなっていって、とても困りました。

鎮痛剤を手放せなくなり、
高校、大学、仕事に就くようになってからもずっと
20年近くお薬のお世話になっていました。

そのような状況でしたが
結婚して、妊娠中に布ナプキンを初めて見たのが
今の仕事に出会うきっかけになりました。

長男のお産のあと、1か月で生理が再開しまして。
再び生理痛に悩まされるのかとおもっていたら
案の定、やっぱり生理痛も再開してしまって、とても悩みました。

そのとき、ふと思ったのが
直感で、布ナプキンのことを思いだし
布のナプキンを使ってみようと思い
購入するときに、布ナプキンについての本も手にすることができました。

その本が私の人生のターニングポイント
角張 光子さんが書かれた 
『ひろがれひろがれエコナプキン』という本です。

この本を読む過程で
環境と食べ物、体のつながりを初めて知って、衝撃をうけました。

この本の中に、布ナプキンの作り方ものっていて
実際に布を仕入れて、
玉ねぎの皮を煮だしてつくったのが最初です。

すると不思議なことに
あんなに苦しんでいた生理痛が軽減、改善に向かっていきました。
いろんなことが分かった。つながった瞬間でもありました。

ケミカルなものではなく、自然なものをつかえば
「なんとない」
そういう思考になったきっかけでした。

あるものでいい。
便利なものでなくて、シンプルにものごとをとらえたら、こじれない。

そこから、水、調味料、シャンプーなどの日用品 など
一個ずつ改善していって
調子が悪いということがなくなり
いろんなことが億劫にならなくなりました。

女性の体は、ホルモンバランス的に月に1週間しか調子がいいときがないと言われています(生理終了後1週間)

そして、生理痛があること自体、
健康とは言えない状態。本来の状態ではないということです。

薬を飲めば大丈夫。
サプリを飲めば安心
ということではないんですよね。

余計なものを入れる、使うから
体が警鐘を鳴らして教えてくれる。
体が教えてくれることにちゃんと耳をかたむけたらいいんです。

紙おむつをつかうから、トイレトレーニングという言葉が生まれる。
最初からつかわなければ、自然と自立する。
トレーニングの必要性は、本来ない。

ナプキンに限らず、便利な道具
たとえば昔はやっていたシャンプーハット。
便利な道具ではあったけれど
見方をかえると、顔が水にかかるときの対処法を学べない。

知恵や工夫の継承が大事だと思うんです。
便利さに甘えてしまうと、考える力が弱くなる。
加工品は便利だけど、作り方をしらない。
だから伝えられない。
すると、親子で台所に立つ機会も失われていく。

同じ台所にたつことで、親子のコミュニケーションが豊かになる。
料理を作ること以外に、体のこと、心のこと
伝えらえれこと、継承できることがたくさんある。

食べ物を囲んでの会話は弾みます。
周りとのつながり、そして自分自身とのつながり。

手抜きはいつでもできるけれど
手間暇をかけること、の本質を忘れてしまう。
同じ時間、同じ体験の共有が
文化、習慣の継承につながっていくのではないか、とおもっています。

③ ままてらすに入る前の状況と
どのようなきっかけがあってままてらすに入会されたのか教えてください。

仕事として、収入をしっかり取りたかったものの

金額設定の仕方がわからなくて
いくらくらいの設定にしたらいいのか、
あんまり値段をあげると、誰にも買ってもらえないんじゃないかとか
すごく遠慮もありました。

実際、金額あげても人はあつまってはいたのですが
根本、自分の価値を認めてないことに気づきました。

加えて、あれこれやりすぎていて、結果どれにも集中できていなかったです。
やりたいことが多すぎて。でも結局どれも形になっていないまま。

一緒に取り組む人たちとのなれ合いもうまれてきていました。
集客ができても、友達ばかり集まって
それはそれで楽しいのですが
その反面、緊張感がなくなってくる。

仕事なのか、サークルなのか
なんだか、情報交換の場になっていたような気がします。

そんな状況を変えていきたいという気もちが強まりました。

50歳になるまでに、まとまった収入につながる仕事を形にしておきたかった
という思いがあって、以前からFacebookでつながっていた石澤勤子さんから
ままてらす成幸塾のことを教えてもらい、
躊躇なく行こうとおもいました。
ちょうどタイミングもよかったですし
縁と運とタイミングで参加をしたのがきっかけです。

④ 入会してから、どんな変化や成果がありましたか?

ままてらす成幸塾に参加してみて
「これはやってみよう!」とおもいました。

長崎支部をつくりたいという気持ちもそこで芽生えました。
みんなを引き連れたい。
すぐ調子に乗る、その気になる性格なので
それを強みとして、どんどん仲間を増やしていきたい。
そんなことを率直に感じました。

入会の決め手になったのは
「ママだからできる、ママだからこそできる」
「ビジネスは子育てより簡単です」

という言葉だったのですが

自分の子育てや、子育て支援をとおして
私自身信念を持っているものがあったので

あー、これだったら、ここだったら
私にもビジネスできるかもと思った。

自分が大事にしたいとおもってやってきたことが
ビジネスにも通じるものがある。

自分が大事にしてきたものと
ままてらすが大切にしているものが一致していたんです。

子育ては24時間営業
そのときに母親は絶対対応する

ビジネスだって同じ
愛と覚悟ですよね。

「私にもできるかもしれない」という
高かったハードルが下がった感じでした。


でも、入会してからは必死でした。ついていくのがやっとで。
でも、誰かと話したり、書き出したりすることで

時間をうまく使えるように意識することができるようになって
ことがうまく進むようになってきました。
これは、自分ひとりでは難しい。できなかったことです。

意識の違いでこんなにも現実がかわることを実感しました。
循環。時間もお金も
ちゃんと向き合って、取り組んだらできるんですよね。

そして、いつのまにか
いろんなところから、声がかかるようになりました。
(出店イベント、ワークショップ、講師など)
お店の一角に商品をおかせてほしいというオファーがあったり
自分からの営業でなはなく、向こうから声がかかるようになってきました。

知らない人からの依頼(口コミでひろがっていっている)も増えまして。

そして、
9月のイベントで関東に出店布ナプキンを販売したところ
大好評でした。
気づいたら前月の4倍の売り上げで
「こんな商品はないの?ないならぜひ商品化してほしい」
といったご要望もたくさんいただき、ナプキン以外の相談も増えました。
新しい企画のイメージも、どんどん沸いてきているところです。

⑤ 今後のビジョンについてお聞かせください。

わたしは、布ナプキン、布オムツをきっかけにして
一生自分でトイレに行く
自立排泄
紙おむつ、介護おむつはいらない

の社会を実現していきたいと思っています。

平和都市の長崎から全国へ
そして、全国から世界へ
心、体のつながり、調和のとれた自分自身、選択できる自分、
そして
他者との調和を目指して、これからも活動を続けていきます。


布ナプキンを通して
女性の体と心の軸を整えることを
ご自身の使命として
ゆるぎない信念と持ち前の行動力で
どんどん新しい道を開拓されている雅子さん。
貴重なお話を、ありがとうございました。

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