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先生のための失敗しない保護者対応3選


 みなさん、こんにちは。まませんです。
 これをご覧になっているあなたは、まだお若い先生でしょうか?
 キャリアを積まれた先生でしょうか?
   いずれにしましても、保護者さんとの関係づくりは先生にとって、子どもへの指導を効果的に行うために必須なことです。同時に信頼関係を作るために、とても気を遣うものです。そこで、自分の経験から次の3つに絞ってここで述べていきたいと思います。


1 保護者さんも同じ人間。恐れるな

 若い先生は、特に「自分は若いから」「経験がないから」と萎縮してしまうかもしれませんが、保護者さんも同じ人間。あなたが好きなことは好きだし、嫌いなことは嫌いです、多分。

 ですので、自然に振る舞っていた方が良い印象を与えます。最初に明るい挨拶をする、聞かれたことに率直に答える、わからないことは「調べてからお伝えします」と返事をする。

 ただし、「初めてだから」「転勤してきたばかりだから」という言い訳は、やめましょう。保護者さんにとっては、どうでもいいことだし、100も承知で話しています。要は「わかってほしい」わけです。

 放課後、なぜかお怒りの電話があった、学校に乗り込まれたという場合も落ち着いて、メモをとりながら聞きましょう。正しく状況把握をして、電話の場合は、一旦切って学年主任や管理職に相談しましょう。

 学校に来られた場合は、教室や校長室など静かな場所に案内してお茶を出すなどして、落ち着いてもらってから、お話を聞きましょう。

 お話は、最後まで否定せずに聞くことに徹します。解決しようと焦らずに。話を聞くことで、解決する場合もあります。
 

2 見た目が大切。第一印象に命をかけよ

 第一印象は大切です。良い印象を与えたいのなら、最初の学習参観日は
・スーツ
・髪を整える
・履物は清潔感のあるもの
など配慮が必要です。子ども同様、担任の先生は、保護者さんからよく見られています。

 第一印象

 これが後から変わることはほぼないと心理学の研究で明らかになっています。みなさん、自分もそうですよね?今までの人生で初対面の方とあった時の印象は、その後どうなりましたか?ほぼ変わらないのではないでしょうか?

 それくらい重要なのです。この1年、信頼され指導しやすい環境でやっていくかどうかは、この初対面の時にかかっています。それが4月の参観日です。この日は、気合いを入れてください。

 笑顔

 で対応しましょう。口を開けすぎるのは、おかしな感じですので、口角を上げるという意識があれば十分です。
 参観日に、廊下などで保護者さんとすれ違ったら、知らない方(がたくさんきます)にも「こんにちわ」とこちらから笑顔で挨拶をしましょう。
 これができると、あなたの評価はかなり上がるはずです。
 

3 子どもとの信頼関係を築け

 保護者対応の話なのに、「子どもとの〜」とあり、ずれているのじゃないの?と思われるかもしれませんが、保護者さんは自分の子供が先生を好きで、信頼していたら、その保護者さんからも先生は好かれるし、信頼されます。年齢は関係ないです。

 子どもと個別に話す機会を意図的にもち、関係づくりをします。手伝いをお願いするのが良いと思います。

・黒板にちょっとこれ、書いておいて
・お手紙、配ってくれる?
・後ろに貼るの手伝って!

 教室の中には、子どもに手伝いをしてほしいことはたくさんあります。その子の性質に合わせてお手伝いを頼む。そして、終わったら褒める。
 プラスの言葉をかけ、プラスの言葉を子供から引き出します。

 ・僕、算数好きなんだ
 ・これ、面白いね
 ・学校、楽しいよ

 その言葉を、メモしておいて保護者さんとの面談で伝える。すると、先生はうちの子を見ていてくれると、安心感を持ってもらうことができます。
 安心感は、信頼感につながります。

 逆に乱暴な言動は、信頼を失ってしまいます。体罰の中には、暴力的な言葉も含まれます。くれぐれも「体罰だ」と言われない、常識的な言葉遣いを普段から心がけましょう。

 普段から言葉遣いに気をつけていないと、ふとした拍子に口走ってしまいますし、自分が言葉に対して鈍感になり、言葉遣いが荒い、乱暴だと感じなくなってしまいます。それでは、自分の印象が悪くなるだけです。

 最悪「来年は担任を外れてほしい」という要望につながります。
 そうならないよう、言葉遣いは気をつけてくださいね。

 いかがでしたか?

 先生は素晴らしい職業だと思います。子ども達に甚大な影響力を持っています。それを自覚していれば、必要以上に恐る必要はありません。
 あなたのこれからのますますの活躍を期待していますよ!
 それでは、また会いましょう。

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