すいとんが、おいしい日。
小麦粉と米粉を適当に混ぜて、白だしとお塩を少々。ぬるま湯を少しずつ入れながら混ぜていく。耳たぶくらいの柔らかさになるまで混ぜて、こねて。スプーンにのせて熱湯にぽとん、と落として下茹で。
土鍋には豚バラ肉、大根、白菜、人参、玉ねぎ、かぼちゃ、しめじ、油揚げなどなどを白だしで煮込んだスープ。そこへ下茹でした粉のカタマリを入れて、さらに煮込む。
野菜たっぷり、もちもち食感の「すいとん」できあがり。味を変えるなら柚子胡椒や七味唐辛子、かんずりなんかが合う。
この「すいとん」、結婚するまで作ったことがなかった。食べたこともなかったかもしれない。が、ダンナが「食べたい」と言い出したことがきっかけで、今では冬になると我が家の食卓に定期的に登場するようになった。
自分ですいとんを作る時もあるが、面倒な時は市販のすいとん粉を使っちゃう。
お肉と野菜の旨みたっぷりのスープを吸った大根やら中まで熱々のすいとんやらを、はふはふしながら食べるのは、もはや「闘い」。闘っているもんで、写真に収める暇もなかった。そして、いつもふたりして軽く口の中をヤケドするというおまけがつく。
小麦粉(たんぱく質)だし、汁モノだし、食べさせすぎてはいけない・・・と思いつつも、おいしいしあったまるので、ついつい食べすぎる。
ま、たまにはいいんです。あったかいもの食べていれば、大概のことは大丈夫! そう思える味。
おいしいすいとんができたことに感謝。すいとんがおいしく食べられる寒さにも、ついでに感謝。翌日の反則級のおいしさにも、また感謝。
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