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介護の現場をみて感じること

2012年9月28日の記事に加筆修正を加えてアップしています。有料記事となっていますが、無料で全文読めます。

このニュース、なんだか人ごとだと思えないのだ。

『介護の現場 首にセンサーつけ監視や薬入りぐちゃまぜご飯も
 全国で約530万人が介護認定を受け、認知症の人は推計約305万人にのぼる高齢社会ニッポン。』

※この記事自体が、もうすでにネット上に存在していないのでシェア出来なくて残念。

ヘルパーの資格取得の為に、実習に行った介護施設では

ベッド脇の床にセンサーパッドが敷いてあって

利用者さんが、ベッドから降りると、アラームがなる。

という状態にしてあったところはあった。

そうしないと、一人一人の居室にまで人の目が届かない広い施設では、

寝ていたはずの利用者さんが居ない!事があり得るから。

ほんと、知らないうちに、居室から出てて

廊下で転倒して、骨折でもしたら、もうそれは大変なことだもん。


でもね、介護施設って

介助の仕事以外の細々した雑用が沢山あり過ぎて、

「介助に時間をかけられない。」

という部分も、原因な気もするなぁ。とも思うのです。

(慢性的に、人が足りないのも原因かな?)

書類も書かなきゃいけないし、生活全般を支える為には

介助だけしてればいい。ってもんでもないからね。


そしてね、この記事にも書いてあった「ごちゃまぜご飯」

これ、施設によるっていうよりも、介助者にもよるな。という印象。

意外と、新人さんの方が、

丁寧に食事介助する人が多い印象が私にはあって、

ベテランって言われるような人の方が

おかずと、ご飯を別々に食べさせてるのを見ると

「そんな風にしてたら、他の仕事の時間がなくなるよ!」

って言いながら、ご飯とおかず全部を混ぜ合わせていっぺんに口に運んで。

みたいな、食事介助をしていた方も多かったかなぁ?

私自身はと言うと、なんだか、その食事介助の仕方だけは

自分が気持ち悪いので、あんまりした事無いけど、

ご飯と1種類のおかずをスプーンに乗せて。くらいはやってたかなぁ?

もちろん、ご飯だけ口に運んだ後に、おかずを。と言う時もあるしね。


どちらにしても、介助している相手の事を

人として見続けられるか?ってのが、問題なのかなぁ?

あとは、その人が何を感じているのか?が

分からないから、感じていないんじゃない?って思ってしまうと

自分がしていることによって、相手がどう感じるか?

と言う視点がなくなってしまうのかもしれないし

「尊厳を守る。」って簡単に言うけれど

時間と人数の制約や、認知症でも色んな状態の人がいるから

全てにおいて、完璧な介護なんて存在しないだろうし。

ほんと、介護の分野って、難しいなぁ。って

こういうニュースを見る度に思うのです。


これで、本文は、全部です。

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