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母、勝手に出て行くの巻

2011年1月18日の記事に加筆修正を加えてアップしています。      有料記事となっていますが、無料で全文読めます。

実母が認知症と診断されてから、一年。

以前に比べると、少しだけ物忘れが

ひどくなっているような気もしますが、

徐々になので、一緒に住んでいる私にも、

はっきりと症状が進んだかどうか確信出来ません。

認知症の初期は、大体こんな感じで始まるんだと思います。

しかし、母自身の様子を見ていると

どうやら、私のお世話になるのは、嫌な様子です。

先日も、親戚の一周忌の法要に、母に参加して欲しいとの連絡があり

叔母には、ちゃんと会場まで送って来てねと

念を押されていたので、母には、法要があることを伝え

当日の朝にも、私が車で送るから準備してね。と伝え

自分の準備をする為に、自室に戻り準備を終え、

母の部屋に行くと、そこに母はいない。。。。

どうやら、靴もないし、いつも持ち歩いているバッグもないので

1人で、歩いて行った様子。

日頃から、歩くのが好きで、

毎日歩いているので、そのままにしておいた。

多分、介護が始まったばっかりの一年前の私なら、

ほっとかずに車で追いかけて、怒鳴ってたかも?

でも、介護が始まってから学んだことは

こういう時は、そっとしておくのが1番。

周りは、無責任だとか、

お母さんに何かあったらどうするの?

とかいうかもしれないけれど

このスタンスと距離感が、私達家族にとっては1番いいと

2人で、怒鳴り合いの喧嘩をして出した結論なのです。

なので、ぶっちゃけ言ってしまうと、

家族の問題だから、ほっといてね?ってこと。

心配してくれるのは、有難いけど、

日々一緒に生活してるのは、私達なので、無理はしません。

無理すると、日常生活に支障が出るので。

でも、介護をしている家族の多くが、

一緒に住んでいない、親戚や家族からの

心ない一言に悩まされているのが現状。

私の友達も、おばあちゃんの介護で同じことを感じていました。

結局、本人の状態がどんな風か?とか

一体、本人が何を困っていて、何を手伝って欲しいのか?

日常的に、家族にとって何が負担になっているのか?

そういうこと、一緒に住んでない方には

実感できないことばっかりなんです。

だから、介護のことで、何か助言したい時は

介護している家族に、まずは話を聞いてくださいね。


そうそう、結局、この時の母は、

少しだけ道に迷ったけど、

電話して、間違えに気づいて、無事に一周忌に参加したとのこと。

とは言え、私自身のこのスタンスも、

母の認知症の進行具合が変わったら

徐々にだけど、変えなきゃいけないんだろうなぁ?

と日々模索中。


これで、本文は、全部です。

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