【復職座談会レポ④】実際に復職をして実感した「よかった4つのこと」「行政側に求めるもの」
こんにちは!
ママリ編集部です。
今回は先日行われた「復職」をテーマにした座談会の内容をご紹介します。
これまでご紹介した内容が知りたい方はこちら↓↓
「復職」座談会は、下記4つのテーマで会話しました。
今回は、最後の
4. 復職してよかったこと、もっとこうすればよかったことは?
を紹介したいと思います。
家庭を軸にした仕事の選び方で自己成長を実感
Aさん:私は家庭に還元しようと思って料理の仕事を選んだのですが、実際に教えてもらったお店のレシピをそのまま再現したら、夫も「おいしい!」と喜んで食べてくれるし、子どもも食べてくれてよかったな~と思います。
料理の知識もついてこれまで難しくてなかなかできなかった大根のつまも自分で作れるようになって。料理のレベルが上がったのが実感できるのもすごく楽しいですね。
ママリ編集部(Maiko):えーすごい!そんな風に仕事を選んだことがなかったな~~
ママリ編集部(ゆあさ):ほんとに、そういう転職方法もあるんだな~とわくわくしてきた。
ママリ編集部(みやざわ):もう来月になったら私たち3人ママリにいないかもしれませんね。3人ともイタリアンのお店にいるかも(笑)
Aさん:すごく楽しいです!パートというのもあるけれど、キッチンの仕事は持ち帰りの仕事がないんですよね。失敗して落ち込むことはあるんですが。
家に帰っても仕事のことをずっと考えなきゃいけないということがなくなったのは、前職(広告業界)と比べものにならないくらい気持ち的には楽です。その場で完結する仕事っていいなって思いました。
ママリ編集部(Maiko):たしかに~~~
Aさん:飲食店の他にコールセンターや事務仕事も視野に入れて求職活動をしていたんですが、そこのイタリアンのお店がもともと好きで通っていたお店ということもあったし、「人が足りないからすぐ来て」と言われたのもいいきっかけになって決めました。
ママリ編集部(ゆあさ):好きなお店に言われたら、そりゃあ行っちゃうよね~!
ママリ編集部(みやざわ・Maiko):ちょっとちょっと!w
Aさん:雇ってくれた方が3人子どもがいて、子育てに理解があるっていう部分も大きかったです。
ママリ編集部(Maiko):会社の理解があるかどうかはとっても大きいですよね~!
行政側には情報面での寄り添いがほしかった
Bさん:私はやはり、ママじゃなくて一人の女性として扱ってくれる時間の必要性でしたね。育児にずっと向き合ってきた中で、社会とのつながりを感じられる部分。
コールセンターの仕事は、電話先のいろいろな人からの声を受け止めなきゃいけないんですが、復職したときはたとえクレームであっても「あー、これこれ!」っていうなつかしさを感じました。
ただ、復職した際は、事前にもっとサービスを調べてからにすればよかったなというのと、行政側ももう少し前もって情報を教えて欲しかったなと感じる部分がありましたね。調べないとわからないということが多くて。
新生児訪問の時などでも、もうちょっと教えてほしかったなと思います。
ママリ編集部(Maiko):たしかに。復職する予定の人にはこの情報!みたいな情報面での寄り添いもほしい部分ありますよね。
休んでも会社が守ってくれるという安心感
Cさん:やはり第一はお金ですね。うちは復職して2か月なんですが、感染症の流行や保育園が休所になって、夫と折半しても足りないくらい私が毎週会社を休んでいる状況です。
そんな状況ではありますが、正社員として復職したので給料は保証されていて毎月しっかり給料がもらえるという部分は大きいですね。もちろんフルタイムの時よりと比べれば月額は減少したんですが、それでも会社によって守られている部分は大きく助かっています。
あとは業務についても、コールセンター業務なんですが、復職前にやり取りをしたことがあるお客さんが覚えてくれていて。私を指名してくれるということがあって。あとはこちらの対応によって「ありがとう」と感謝してもらえることもあり。そういった部分でやりがいを感じられているところが復職してよかったなと思います。
ママリ編集部(みやざわ):ご指名いいですね~~!お話を聞いててなんだかうるうるしちゃった。コールセンターの仕事って雨降って地固まる的な部分がありますもんね~!
復職をしてよかったことについては、「会社側の理解」「仕事のやりがい」「社会とのつながり」「自己成長の実感」といった意見があった一方で、義行政側に情報面でのサポートを求める声がありました。
一見するとうまくいきそうな部分でも、実際に経験してみると予想外の壁にぶつかることが多い復職。その壁は人によってさまざまありすべてに対応するのは難しいのかもしれませんが、仕組みによって改善できる部分はたくさんあるように感じました。働きたい人が安心して働ける社会にしていきたいですね。
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