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ジブリの世界にいる「働く親」近い立場になって気づく共感ポイント

編集部のみやざわです。

現在ママリ編集部は基本的に在宅勤務中なのですが、先日の出社日に会社でメンバーとランチをしました🍚

そのとき話題になったのが「ジブリアニメ」でした。夏は毎年ロードショーを放送しますよね。

私は子どものころから『となりのトトロ』が大好きです。子どものころはメイ目線、成長につれてサツキ目線で作品を見るようになりました。そして今は、ジブリアニメ全般を親目線で見ることがあります。

中でも「働く親たち」には、共感ポイントがたくさん。あくまでもただの視聴者として、私の個人的目線でお話します。(登場するセリフなど、少し違っていたらすみません…)

在宅勤務×育児、夜中も働く草壁タツオ

© 1988 Studio Ghibli

草壁タツオは言わずと知れた『となりのトトロ』に登場する、サツキとメイのお父さん。在宅勤務あるいは持ち帰りの仕事なのか、家で仕事をしている光景が描かれています。時には子どもが眠った後も。

昼間、自宅保育しているメイの面倒を見ながら仕事。途中でメイを見失ってしまう一幕も。(ここでトトロに出会ったんですよね)

大人になって見方が変わったのは、草壁タツオが仕事をしている机の端に、メイが花を並べるシーン。昔は何の気なしに見ていましたが、今は「在宅勤務中に子どもが遊びに誘ってきちゃうのわかる」「メイもお父さんの邪魔をしないように遊んでいるのかな」と感じます。草壁タツオは、ちょっと抜けているところもありますが、すてきなお父さんだと思います。

老人ホームで働き、息子を保育園に預けるリサ

© 2008 Studio Ghibli・NDHDMT

次に『崖の上のポニョ』に登場するリサ。リサは老人ホームで働きながら、隣の保育園に宗介を預けています。夫は貨物船の船長です。

私が復職して最も自分と重ねたキャラクターがリサでした。いきいきと仕事をして、宗介への愛情いっぱいのコミュニケーションをする姿に心惹かれます。ワンオペ育児の中、夫が帰宅できなくなったと知って怒り、ゆでていた野菜を乱暴に扱ってしまうところも「わかる!」の一言。

一生懸命に働き、育児をするリサ。ちょっと雑なところもありつつも、家族を心から愛していることが伝わる人です。

娘に自分の道を行く覚悟を説く、月島靖也

© 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH

『耳をすませば』に登場する月島雫のお父さん。図書館に勤めています。草壁タツオ、リサと比べると育児の光景はあまり描かれません。雫ももう中学生ですもんね。でも、上の子が小5の私からしたら参考にしたい存在です。

受験勉強そっちのけで小説づくりに没頭する雫に対して「信じる通りやってごらん」と言いつつ、覚悟の大切さも伝えます。「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。 何が起きても誰のせいにもできないからね」と。

子どもが大きくなり「そろそろ自分のことは自分で考えさせなきゃ」と思いつつも、つい親の考えで安全ルートを進ませようとする私。月島靖也は父親として、どんな気持ちでこの言葉を伝えたんだろうと、気になります。

仕事からイメージすると、月島靖也は本好きのはず。雫が小説を好きになったことにうれしさもあるのではと想像します。でも、将来を考えると不安ですよね。わかる、わかるよ月島さん…。

働く親になって見方が変わったキャラクターはいますか?

ジブリ以外にも、アニメを含む映像作品にはいろいろな「働く親」が出てきますよね。他にも、親になって見方が変わったキャラクターはいるはず。

私はジブリ以外では『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしも好きです😊

みなさんの推しの「働く親キャラ」もぜひ教えてください📺✨

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