ショック!「ママのごはんおいしくない!」って子どもに言われたら…?
こんにちは!ママリ編集部のみほです。
突然ですが…皆さんは「ママのごはんおいしくない!」って言われたことはありませんか?もしくは言ったことはありませんか?
料理上手とか下手とか以前に食事にはそれぞれ好みもあるので、「おいしい」「おいしくない」というのは人によっても分かれるもの…。ましてやこどもと大人では味の好みもだいぶちがったりしますよね。
先日、夕食時に息子に「これ、おいしくないからいらない」と言われた私…。今回はそんなできごとについて書きたいと思います。
子どもに「おいしくない!」と言われた
先日、夕食の時間にぐずり出した息子…。パパが「ごはんちゃんと食べなさい」と注意すると、息子は「これ、おいしくないから食べたくない」と言ったのでした。
その日はバタバタしており、急いでありあわせでチャーハンを作りました。少々、好ききらいや食の気分が変わることのある息子…。
以前、「チャーハンが好き」だと言っていたので大丈夫かなと思っていました。
でも、その日は食が進まず、「これ、おいしくないから食べたくない」という言葉が出たのでした。
正直、最初は内心ショックでしたが、すぐに「なんでおいしくないのかな」「味つけが悪かったのかな」「なにかいやなことがあったのかな」と原因を考える方にシフトしました。
「人の気持ちを考えなさい」と言ったパパ
一方、パパは「なんで一生懸命に作ってくれたのに、ママの前でそんなことをいうの?」「作ってくれた人の気持ちを考えなさい」
「もし、息子くんがパパやママやお姉ちゃんのために一生懸命に作った料理を、おいしくない!いらない!って言われたらどんな気持ちになる?」と、すぐに諭しました。
私は何かあると原因が自分にあるのではないかと考えてしまう癖があるので、パパの言葉に救われるとともに「人の気持ちを考える」という大事なことを息子に伝えるチャンスなんだなと思いました。
「正直に教えてくれてありがとう。ママはまだ息子くんがどんなごはんや味つけが好きなのか研究中だから、ママの前ではちゃんと自分の気持ちを伝えてくれていいよ」
「おいしくないのに、無理においしいって言われたら、次からも同じ味つけにしちゃうから、言ってくれた方がありがたいな」
「でも、パパのいうように、心を込めて時間をかけて作ってくれた人の気持ちを考えて伝えることも大切だよね」
私からはそんな風に伝えました。
すると、息子から「この、しかくいカリカリが苦手」という言葉が…。それはニンニクだったのですが、息子はニンニクが苦手だということがわかりました。
確かに、大人好みの味付けだったかも…。息子に言われて初めて気づくことができ、正直に言ってくれたことに「良かったな」と思えたできごとでもありました。
正直な自分の気持ちを伝えるって難しい
「正直な自分の気持ち」を伝えるって難しいですよね。
娘はおいしくないものでも「おいしいねえ」と言って食べ、残してから「ちょっと苦手だった」と告白するタイプだったので、当時は「早く言ってよ〜」と思うことが多々ありました。
今思えば、娘なりに気をつかってくれていたのだなと思います。
私の母はどちらかというとはっきりものを言うタイプで、家族には遠慮がないせいか、プレゼントをあげても気に入らなければ「ごめん、使わない」ときっぱり返されることもありました。
そんな母に育てられたせいか、私も遠回しに言われたり表とか裏とかを考えたりすることが昔から苦手でした。
ストレートに発言してしまうことで友人には「みほちゃんは時々口から爆弾が出る」と言われたり、以前の職場で上司から「もっとオブラートに包めないの!」と言われたりしたことも…。
方便はともかくとして、正直であることが美徳だと思っていた時期もありましたが、正直であることが必ずしも正しいわけじゃない…。「やさしいうそ」もあります。
そして、悪意や人を傷つけるつもりがなくても、伝え方によってはそれが相手を傷つけてしまうこともありますよね。
また、感じ方や受け取り方もそれぞれ…。万人にやさしい人間でいることもまた難しいのかもしれません。
日常にはチャンスがいっぱい
こうしたできごとは一面だけを見ると、ショックだったり傷ついたりするできごとだったりしますが、一方では大事なことを考えたり伝えたりするチャンスでもありますよね。
お互いが自分の感情や気持ちだけを押し付けて終わりにするのではなく、相手が何を考え、そうした言動をしているのかを考えることができれば、もっと理解を深めあえることができるのではないかなと思えました。
今回のことは日常のささいな風景の一部ですが、こんな風にさまざまなことを考える機会もこれから増えていくのでしょうね。
皆さんは「ごはんおいしくない!」って子どもに言われたらどうしますか?
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