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【復職座談会レポ③】民間・地域サポートを利用する難しさのリアル

こんにちは!
ママリ編集部です。

今回は先日行われた「復職」をテーマにした座談会の内容をご紹介します。

これまでご紹介した内容が知りたい方はこちら↓↓

「復職」座談会は、下記4つのテーマで会話しました。

1. 復職する際に悩んだことは?
2. なぜ復職することにしたの?
3. 仕事と家事・子育ての両立の仕方について
4. 復職してよかったこと、もっとこうすればよかったことは?

「復職」座談会

今回は

3.仕事と家事・子育ての両立の仕方について

紹介したいと思います。

結局のところ、家事・育児はママがメインに

Aさん:家事の役割分担は、夫に任せたいと思いつつも結局自分がやっちゃってますね。夫が働く会社は男性が多く、意識改善というのがなかなか難しいのが現実ですね。
あとは、子どもが「パパいや」という言葉を夫が真に受けてしまっているところもあって。最近はお風呂でさえ私が入れるという流れになっちゃってますね。

ママリ編集部:それで回ります??

Aさん:回らないです。部屋はもうとっちらかってますね(笑)生活できればOKなレベルです。最近は子どもが自分でできることが増えてきたので、前よりはマシかな?という感じですね。夫が家にいるときはご飯を作ってくれるんですが。

Bさん:うちは、夫が三交代の仕事なので明確な役割分担はなく、居ればそのときにできることをやってくれるという感じですね。
でもいない時間の方が長いので、子どもの食事やお風呂は私一人でやることが圧倒的に多いです。
休みの日は私に「一人の時間を作りたい」と言ってくれて子どもを遊びを連れ出してくれるんですが、結局掃除など家事をする時間になっちゃいますね。

外部サポートの利用時に抱いてしまう罪悪感

ママリ編集部:外部サポートの利用はしないんですか?

Bさん:考えたことはあるんですが、結局使ってないですね。お惣菜とはテイクアウトとかで手を抜くくらい。
2人目を出産したときは本当につらくて外部サポートに利用を考えたんですが結局何とか乗り越えちゃって今に至ります。

外部サポートはハードルが高いですね。自分の家に第三者を入れることに抵抗があったのと、そこまでしないと回らない家事なのか…?と思うところもあって結局使わずでした。お金を使って掃除をしてもらうのは、自分がさぼっているっていう負い目を感じちゃって…。
周りの人に対しては何も思わないし、むしろ利用すればいいと思うんですけど、いざ自分になるとなかなか使えなくなっちゃうんですよね。

ママリ編集部(みやざわ):私は結構使ってました。2人目出産時で里帰りする際にキッチン周りをピカピカにしたくて利用することもあれば、下の子をベビーシッターに預けて上の子のやきもち対策をすることもありました。

子どものお迎えサービスも利用したことがありますよ。2人のお迎え先がバラバラで同時にお迎えに行かなきゃいけなかったときや、習い事があるときにお迎えをお願いしてました。心の平穏にお金をかけてました。

地域サポートならではの課題点

Cさん:うちは結婚してからも子どもが生まれてからもずっと誰が何をやるというのは特に決めてなく、お互いに両方できるようにしています。
なので夫は食事も作るし、おむつ替えなどもするし。
逆に私は料理ができないので、働いた方がいいのかなと思っています(笑)
自然と水回りは夫、掃除機などは私といった分担が何となく出来上がっているのかな?という感じですね。
でも2人でも回らないので、ファミリーサポートを利用も今年から始めました。朝どうしても子どもの送りができないときにお願いしています。

ママリ編集部:ファミリーサポートは民間と比べると利用しやすいですよね。

Cさん:ただちょっとめんどくさくて、事前に打ち合わせが必要だったり、書類がデジタルじゃないので手書きで書いたり。
急遽のお願いというのは難しいので、前々から曜日が決まっているお迎えなら問題ないんですけど…。なかなかハードルが高く感じますね。

ママリ編集部:たしかに~。病児保育も事前に登録が必要で、急なお願いというのが難しいところがあるんですよね…。


今回の座談会では「外部サポートの利用=手抜きをする」という考え方が強く、利用することに罪悪感を抱いてしまうという方がいるということ。

そして、地域密着型のサポートでは手続きの面で難しさを感じることがあり、どちらもまだまだ気軽に利用するにはハードルが高く、課題が多いということを改めて感じました。もっと利用がしやすい雰囲気が世の中的にも出てくることに期待したいですね。


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