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コロナ禍で変わるママたちの買い物

こんにちは!
ママプラス担当の山口です。

ママプラスでは先日、登録してくださっているママさんを対象に、「コロナ禍前後の日常生活の変化」を調査しました。

アンケートから見る日常生活の変化

全体アンケートでは、大型モールやテーマパークなどへのおでかけ、外食、旅行の頻度が大幅に減った家庭が多く、増えたと回答したママさんはいませんでした。

※以前との比較を5段階(変化なしは3)で回答していただきました。

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また、普段の買い物についても「以前より減った」という回答が多く寄せられました。

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普段の買い物については、「3日に1度」という目安が東京都で示されたこともあり、できるだけその頻度に近づくようにしたというママさんが多かったです。

買い物回数を減らしたことで増えた負担

その後実施したアンケートをもとにした座談会では、よりリアルなママたちの声を聞くことができました。

今回の座談会で一番多かった声は、「数日分の献立を考え、まとめて買い、毎日3食全てを作り続けるのがとても大変だった」という意見です。

できるだけロスを減らすためにレシピサイトとにらめっこ。
数日持たせるために増える1回の荷物の量。
毎回の食事が終わるたびに次の食事のことを考え続ける毎日。

今でも基本的には最少人数での買い物を推奨されていますが、子どもの分を含めた数日分の食材まとめ買いは結構な量です。

ママ一人では持ちきれない。
でもリスクを減らすには子どもをパパに託すしかない。

パパママ反対のパターンもありますが、核家族が多い現代、この買い物スタイルはかなりの負担であったことが想像できます。

近くにお互いのご両親が住んでいるというご家庭でも、万が一のことを考えて実家を頼る回数を減らした、または頼らないようにしたという方が多くみられました。
このことからも、今回のコロナの特性によって負担が増えた子育て世帯はかなりの数になっているのだと改めて考えさせられました。

配偶者が通常通りの勤務を続けていたというママさんは、買い物に子どもを連れて行くだけでいつも以上に気を張ってしまい、ちょっとの時間でもとても疲れたとおっしゃっていました。
これまでならそれほど怒らなかったのに、買い物に行く道やお店で色々なものを触ろうとする子どもをきつく叱ってしまうことも増えたそうです。

負担を減らすための工夫

そんなストレスやイライラを少しでも減らすために、テイクアウトやデリバリー、オンラインでの買い物を増やしたという方もいました。

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デリバリーやオンラインショッピングは送料の関係などで割高感があり、あまり利用しなかったという方でも、「食事を作り続ける負担をなるべく減らしたい!」という思いもあり、お散歩のついでにご近所のテイクアウトを利用するなどしていたそうです。

終わりのみえない自粛生活の中で、「買い物」や「料理」に対するストレスがママたちに大きくのしかかっていることがとても良くわかります。

コロナ禍で増えたママの負担

「買い物」や「料理」は普段の家事の一環であり、コロナがあろうがなかろうがあまり変化がないように見えます。

しかし、今回のコロナ禍によって、当事者になってみないとわからないようなたくさんの小さな変化が一つ一つの家事に増えたことで、総合的に家庭を支えるママたちの負担が増えているのです。

ここ数日、東京を中心に大都市の感染者数が再び増えてきています。

ママたちのリアルな声を少しでも社会に届けることで、小さな変化に敏感な子どもたちを抱えている子育て世帯の負担が軽くなることを願っています。

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