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相談(3)子どもと一緒にいる時間が長くなると苦痛です

「オンラインみんなの子育て相談室」は、
皆様からいただいたお悩みや質問をもとに、
心がちょっと軽くなる考え方のヒントを一緒に考えていく
子育て世代のための相談室です。
解説:かわてみか(み) インタビュアー:高田ともみ(と)

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自粛生活と連休が重なり、家族がずっといるのが
かえってストレスや不安の原因になる場合も。
家族との円滑なコミュニケーション法ってなんだろう?

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Q. 子どもとずっと一緒にいるのが苦痛になってきました。乗り切る方法を教えてください。

:これは私も知りたいです! 休校が始まったばかりの頃は私も子どもも楽しんでいたけれど、そろそろお互い疲れてきました(笑)。

:休校がいつまで続くかわからないというのも辛いですよね。一緒にいると、生活音って案外気になるもので、些細なことで小さなイライラがたまりがちです。

:集中してる時に限って声かけられて、余計にイライラしてしまうこともあります。こういう時はどうしたらいいんでしょう?

:そうですね、でも、どんな状況でも、自分はどうしたいのか? に集中することが大事だと思います。

:は、はい!

:私自身もそうですが、自分に余裕がなくなってくると、「私はこんなに頑張っているのに」とか「なにもしてくれない」とか、満たされていないことに目がいきがちなんです。でも、相手を悪者にしすぎないことです。ぶつかりそうになったら、まずは一呼吸おいて、「で、自分はなにがしたいの?」と聞いてみる。

:相手を悪者にしてるとき、ありすぎてる気がします(汗)。子どもでもパートナーでも、イライラするのは同じなはずなのに。

:そうなんですよ~。だから、自分にまずは集中してあげましょう。あとは、前回の相談にあったように、時間を決めて、自分が集中する時間を宣言してみるのも効果的です。「今から2時間、話しかけないでください」と家族に伝えてから取り組む。そうすれば、「あ、今話しかけちゃいけないんだな」って雰囲気でわかってくれるはずです。

:それ、私もときどきやっています! 守ってくれないことの方が多いけど、でも宣言してから仕事始めると、こちらの気持ちが少し楽になるんですよね。安心して集中できる感じがあります。

:いいですね!

:あと、連休中ということもあって、私は今ファスティング(断食)に挑戦しているんです。こんなふうに、「連休だ、えい!」って感じで、今までやれてないこと、やってみたかったことを、家族の協力を得ながらやるのは、個人的にはとてもいいなあと感じてます。

:そうですね、普段できていないことを、家族がそろっている今こそやってみるのはおすすめです。

うちは、リビングに大きな木のテーブルがあるんですけど、それを磨いてニスを塗る、というのを夫にやってもらおうかと思ってます(笑)。普段はできないので、こういう時こそ頼んでみようかと。

:なるほど! 力仕事みたいな、普段一人ではできないことを家族にお願いできると助かりますね! と、そんなところへ、「子どもたちを1人ずつ自分の部屋で寝るチャレンジをしてみる」とのコメントが。これもいいアイディアですね〜。

:とってもいいですね! 一人で寝る練習であれば、例えば、「一緒に寝るぬいぐるみ買った時」のように、何かのきっかけを一緒につくってあげると、連休にこだわらず実践しやすいかもしれないです。ぜひ参考にしてみてください。

:ありがとうございます!


この オンライン子育て相談室は、
市民団体「ママと暮らしのデザイン社」
との共催で開催した
インスタライブをもとに再構成したものです。

解説: かわてみか(おやこコーチングmamanoria) 
HP https://coaching-ehime.com/
取材: 高田ともみ(編集者/作文教室の先生)
Note https://note.com/tomomitakada
協力: 視聴者の皆さん

◆子育て相談

◆子どもの発達支援講座



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