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程よい欲望が手に入りますように

私がもし総理大臣になったら一番にどの公約を達成するだろう。

願うことが多いはずなのに、何を望んでいたのかすら思い出せなくなることが多々ある。
心に水が足りていないなと思って、よく眠り、そしてゼリーを食べる。
心には程よく言葉が浮かんでいて欲しい。ざわめきすぎず、しずまりすぎない心が欲しい。

あたしつまらん人間になった気ぃするなー、と人と話していて思うことが最近よくある。
ゲームをしなかった人生を5ミリだけ恨む。
とはいえ、ずっとつまらない人間になりたいとも思っていた。
つまらなくなるということは、面白がられなくても満たされているということだ。
けれど、どちらかだけが叶った時、全て叶っていて欲しいと思うわがままな人間であることを自覚した。

10万円で買いたい物が無いのではない、買いたい物が10万円で収まらないのだ。だから欲しいものは無いなってスカしている。

七夕の短冊をとうとう書かないまま夏を迎えてしまう。
雨が意味わからないほど降っている。
まだ子どもらしさを抱えていたいから、夜の21時、デスクに向かって裏紙を細く切った。

全部思い通りになりますように、って書くのはさすがになんだか恥ずかしいな。


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