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軽いあこがれ、というか羨み

逃げのために寝ても、目が覚めると転がっているあらゆるタスクが目について、逃げきれていないことに絶望する。そして朝イチの水を飲みながら、昨日の片付けを始める。

なるべく肩の力を抜いて遊んで暮らしたいけれど、仕事もバリバリ全力疾走もしたい、
みたいな相反する思想がちゃんと2つ強く存在している。
まじで、まじで2つ以上の数に分裂したい。そもそも1人格に1人生だけって、容量少ない。


「夢というか軸が大事ですよね」って同世代のインフルエンサーが話しているのを聞きながら、夢もなければ軸もないけど欲だけがある私の日々を片肘つきながら眺める。なりたい架空の人が増えていく。

インフルエンスばっかしてくるインスタにちゃんと左右される私はしっかり大衆で現代人なのに、現代をいまいちうまく生きられないのはどういうことなのだろう。
今日もやることリストを残してしまった。

野菜切って炒めてる時は私にとってのセラピーで、キッチンに立つ時の自分には何の名前も肩書きもついていなくて安心する。
でも別に料理も家事も好きではなくて、毎日はやらないから楽しめているんだろう。

人生を進める理由に、飽きたから、は通用するのだろうか。
少なくとも私は私を許せないな。

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