頭の中で生まれたストーリーを文章にしました。ほとんど短編で読み切りでございますので、もしお時間、あるいは興味があれば読んで欲しいです。登場人物は同じで話は繋がっています。
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#小説
懸賞金付きのマナー講師
内閣総理大臣、鬼瓦魔裟斗。昔から僕は酷い名前だと言われてきた。大抵はその後に親を見たいと言われた。だけれどもそんなヤツらは本当に親の顔なんて見たいと思ってない、そう思ってた。僕達はかつて二足歩行だった。僕が総理大臣をやる前は。しかし任期の時、ヤツらがきた。国民に内緒で話し合いの場を設けた。地球を侵略するのが目的だったそうだ。彼らは4本足で、尾が生えてた。ヤツらが地球に馴染めるためまずは星の者全てを
もっとみる【徹底密着】フルバヌッヌ
「モテるでしょ?」そう言われるけど4人中4人に拒絶されている。彼女達は恐ろしい事をした!眠れない夜以外にも君の事を世界一大切に思う人を拒絶したのだから!どう考えたって損だろう。世界に君の事を思う人なんて何人いるのだろうか?
僕はそんな事を本を読みながら考えていた。カフカの城を読みながら。正直会話が多過ぎるし、内容も冗長だし、主人公の性格はひねくれすぎてるしと言った感じで何度か断念しかけた。まぁいず
『もし雨が降ったなら』
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これが俺の親友のイマジナリーベストフレンドの最期の言葉でした。幸せを概念化できない僕の親友、魔裟斗は、昔っから1人で、顔も変で、たった1人の高飛車なガールフレンドを除けば、何も持ってないくだらん男だった。そいつのイマジナリーベストフレンドが死んだ。死因は自殺だそうだ。死ぬ前にビックリマンをコンプしたいって言ってメルカリで漁りまくってたらしい。博多にあえて味噌ラーメンを食べに行ったり、沖縄で凍