【雑記】年を取ればとるほど気を付けたいこと

 先日読んだ「ACTION READING」という本に、自分がここのところ抱いていた恐怖が解決する教えを見つけられたので、それだけであの本は読む価値があったな、と思いました。
 それは「本を読めば謙虚になれる」ということです。

ぼやっとした恐怖

 きっかけは前の上司です。その人はお世辞にもできた上司とは言えない人でした。

・目の前の仕事をこなすことしかできず、俯瞰した視点や新しい視点を持たない
・そのわりに縄張り意識が強く、自分の業務にかかる他者からの新しい提案を嫌う
・提案がことごとくイマイチ
・マネジメントが下手、というか、マネジメントするつもりがない


といった感じで、「何でこの人マネジメントする立場なの?」と疑問に思う存在でした。その人を見ているときにふと、

これから先、自分の誤りや偏りについて、自分自身で気付けるか?

ということがとても怖くなりました。
 その人は上記のような感じで、マネージャーとしてはかなりお粗末です。が、私はそのお粗末さについて彼にわざわざ言いません。機嫌を損ねたら面倒だし、今さら言っても直らないだろうと思ってしまうからです。たぶん他の同僚も同じ。その人は「イマイチな上司」になっているわけですが、自分ではそれに気付いていない状態です。
 その人ほどひどいことにはならないと思いたいのですが、誰しも必ず誤りや偏りはあります。そんなイマイチなところ、新人や若手のときは誰かが教えてくれて気付く機会もあるでしょう。が、年を取ったり、ポストに付くたびに言ってくれる機会は減ります。すると、自分で気付く以外、修正する方法はありません。それがどうすればできるか?というのが疑問でした。この人イマイチだなぁ、と思われながら働くのが怖いと思っていました。

謙虚になるために本を読む

 そのぼやっとした恐怖に先日、ひとまず答えをもらいました。先日「ACTION READING」を読んで、感想はシェアしたところですが、読書をすることで少し、気付けるようになりそうです。本のエッセンスを抽出すると、

読書をすると、自分はまだまだだなと気付ける
→ビジネスパーソンとして伸び代を作れる

という記述でしたが、この部分を読んだとき、これだ、と思いました。

年を取ればとるほど、自分をアップデート

 本では読書の有用性について書かれていましたが、読書に限らずイベントに参加したり人と会ったりして、常に自分をアップデートしていけば少しは、自分の誤り、偏り、新しい時代に合っていないところ、等に気付けるのではないかと思いました。
 これは経験則ですが、年を取れば取るほど、そういったことに億劫になるというか、これまでの蓄積で勝負しようとする人が多いように思います。おそらく、それが楽だからでしょう。なので、いざ年を取ったらちょっと面倒かもしれないのですが、年を取れば取るほど、意識的に新しいものを自分に取り入れて、自分自身をアップデートしていきたいなと気付くことができました。

若い知人がほしい

 この達成に1つ重要なことがあります。それは若い知人・友人です。新しいものを取り入れる手段として、読書やYouTubeなど、情報源はいろいろあると思います。が、新しい価値観を持つ人の生の声も聞いておきたいと考えたときに、年齢が下の知人・友人と直接話をしたいなと思います。まずは職場の若者と積極的にコミュニケーションを取るようにしたいです。

以上

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