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馬の本

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#読書の秋2021

マカン・マラン

マカン・マラン

古内一絵の夜食カフェ全4巻を読み終えた。1冊目は少し前に読んで、すでに図書館に返却してしまったので、上は手元の3冊を写したもの。本の装丁がすごく素敵なのだ。

古内一絵は、馬の本を手当たり次第に読んでいる中で出会った作家だ。図書館で、インターネットで「馬」を切り口に本を探し求めて読んでいるときに『風の向こうへ駆け抜けろ』がヒット。すごく面白かったので、続編の『蒼のファンファーレ』も読み、すっかりフ

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シベリアの馬 ジャンパー

シベリアの馬 ジャンパー

普段の仕事に加えて、断ればいいのに引き受けた翻訳に苦しんでいる時に限って、図書館で借りて来た本が気になる。しばらく積んであったのに、無性に読みたくなる。

一度読んで、すごく良かったので、いつかまた読もうとずっと思っていて、先々週くらいに図書館で借りてきた『シベリアの馬 ジャンパー』だ。

馬の視点『吾輩は猫である』は猫の視点で書いた小説として世界的に有名だと思うが、馬の視点で書かれたと言えば『黒

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