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感情のデトックスをした話を書こうとおもう

 ここ半年~1年くらいで、人間関係がガラッと変わったって感じる。もちろん、そうしようと思って変わった訳じゃなくて、激動のなかいつの間にか変わっていたんだよね。

 もちろん、変わらなかったもの(人間関係含め)もあるよ。変わらなかったものにフォーカスする方が健全なのかなぁ、それとも無くなってしまったものを見つめることが新しい気付きがあるとも言えるのかなぁと、ぐるぐる考えている。
 
 もちろん、悪意をもってはっきり人間関係を終わらせた、みたいなことは無いんだ。だいたい、みんながそうなのかな。ふつう、あまり悪意を持つ機会ってないよね。ふんわり、何か、終わっていったよね。

 けどそのなかで気づいたのは、変化のあった半年~1年間って、『ああわたしこんな風になりたくないな』、とか『こんなことされるのいやだな』とか、久しぶりに人間関係について正直に【負】の感情を描いた気がする。わたしが、いままで感じたことがなかった【負】。それが正直に表れただけなのねきっと。
 
 それって何でなんだろって思ったら、きっと感情のデトックスをしてクリアになったからなの。

 妊娠・出産がわたしにとってデトックスだったとおもうのだけど。今まで数十年間テキトウだった痺れて麻痺していた『感情』というものが、吹き出し溶け出して、クリアになったんだとおもうのね。これはね、ほんとうにそうなの。

ようやく本当の感情を感じれるようになったと感じる。

 というのは、いままで【色んなことを感じることに蓋をして来たんだ】と分かったんだけど、長い間、負の感情を感じないように自分で訓練してきたんだってことがまずわかったんだよね。

 わたしの青春時代は『前向きに生きよう』とか『どんなこともマイナスに考えるのはやめよう』みたいな風潮があった。

 それは、今この時代の空気のように『ありのままを受け入れて』みたいな感じではなくて、負の感情がわくことはいけないことみたいな空気のなか、辛くてしんどくても『前向きに』頑張ってきてたから、麻痺しちゃったんだろうな。

 これを紐解いていくともうひとつおもいあたることがあったのね。何かのセッション的なことで当時、自分が【嫉妬】とか【怒り】とかマイナスの感情を感じれない、と気づいたとき、父親との関係性を指摘されたことがあった。
 家に帰ってこない父親、(おそらく当時浮気してた)私たち以外にも大切なものがある父親、自分が怒りを抑えなければ生きてこれなかった。嫉妬みたいな感情は、無いことにしなければ生きてこれなかった。きっと幼いわたしはその答えを出したんだろうね。

 大人になって独立したときに、大先輩である社長を長年されている方から『リスクを考えて行動することも経営者のつとめだ』と教えていただいたときに、いままでの自分の教訓として『ダメなことって考えないようにしていた』ことにきづいたの。
 そのときこの不安な気持ちってどこにいくんだろって思った。でも、更にその気持ちに蓋をしてっていう。もう、それしか方法を知らないんだもん、っていう。

 それが、不思議な体験をしたのがわたしにとって育児だったな。

 自由に泣いたり笑ったりする息子を見て、わたしも潜在意識のなかで本来の姿である赤ちゃんにもどって感情を感じたのかもしれない。よくわかんなかったけど、感情が吹き出るってこういうことなんだと。思いっきり噴出した。

 その泉のように涌き出る負の感情は息子に対してといより、旦那に対してやって来て。自分がコントロールできなくなるくらい。
 自分でもビックリしてしまった。わたし、このままこの感情を放置したら、いつか旦那か自分を殺してしまうなと思ったくらいだったからね。
 自分でもなんでこんなに憎いのか分からなくなってそれでも憎くて、いつも憎くて自分が怖かった。

 それは、確執のあった父親との関係の縮図なんだって気づくことにもなった。
 
 こうやって、わたしのばあい出産と子育てを封切りに、いままで蓋をして来た感情がオロオロとあふれでてきて、そしていまそれを感じきって、わたしがクリアになったんじゃないかって思うんだよね。ようやくね。
          
 だから、ここで人間関係含め、ガラッと変わったのかも知れないな。二人目の育児のなかで、日々の感じかたが違うんだよね。負だけでなくて、その奥もきちんと感じれるようになった。だから、幸福感も半端無いよ。人間ってふしぎだよね。

ひとりめのときに実感した産後クライシス
今はあんまり感じないのも不思議。

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