生きづらさを抱えた人へ。設定は変えられる。
自分をうまくコントロールできずに、生きづらさを抱えているひとがどれくらいいるのだろうか。ひとによっては生きづらいと感じるというか、それが当たり前の設定としてなんの疑いもなく生活をおくっているのだと思う。わたしも、そういうひとりだった。
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このわたしが、未来のことをスケジュールして計画的に取り組む日がやってくるとは思わなかった。幼い頃からADHAに限りなく黒に近いグレーであったわたしは、スケジュールはもちろんお金の管理もまるでダメだった。
目先のこと、思い付いたことから片っ端にやるけど、思考も身の回りも常にとっ散らかっていた。その代わり作るもの、発表するものはいつも誉められた。でも極端すぎる感覚人間。細かい日常生活のあれこれが出来ないと周りに叱られた。
だからこんな自分が生きていけるのかすっかり自信を無くしてしまっていた。それがたった10年くらいまえの話。
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いま連載でポストしていることハンドメイド作家が自分のセンスを生かして今より豊かになるための10か条(https://note.mu/mamamamadomado/n/n9c2face04d79?magazine_key=mba274b9fcd5d)は、前にメルマガで配信していた内容を、手直ししてテキストにしている。あと30項目くらいあるから、ひと月で終らせる予定。とても計画的!(笑)
これは実際に(おそらく)ADHDであった私が乗り越えてきたことの形跡でもある。発達障害を抱えている人は作家であろうがなかろうがなにか拾うこともあるかもしれない、ぜひ参考にしてほしい。
自分にとっての振り返りの作業でもあるし、自分が持っているものは与えたいと思い、ただふんわりと漠然としているものごとを可視化して【必要なひとへの手渡し】をする、という感覚でもある。振り返りの作業、自分にとってもとてもいい。
文章にするにしても、デザインするにしても、イメージとか雰囲気とか【一般的にもや~っと形のないもの】を自分なりの方法で形にすることで『そう。わたしはこれが言いたかった』『自分がほしかったのはまさにこれだ』と共感を得ることができる。それがわたしの得意とするところなのだ。
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ADHDにかかわらず、ひとはみんなそういう【得意とするところが必ずある】よねということである。月並みだが、まずは欠点より利点そこに目を向けてみる。
わたしの場合は、計画性のない思いつき行動と言われたすべての原動が【やりたいからやってみる】ただこれだけだった。実際に経験し体現し、自分の言葉や共通言語に落とし込む。それをアウトプットする。たぶんわたしはこれを一生繰り返す。そういう生き方だと思う。
先生や大人のいうことが全くできない、【自分は思い付きで生きてるダメ人間】っていう設定だったけど、色々と試行錯誤の生き方をするうち、【誰もが良いも悪いもなにもない】そんな答えが見えてきた。
何かがきっかけで自分をダメ人間設定し、しばらくその設定を生きてしまっただけなのだ。
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例えばその窓に小さな隙間が空いているにも関わらず、それに気づかずにガラスに向かって何度もぶつかっている小さな虫がいる。その虫は外に出たくてその出口を探してるかもしれない。そのガラスを越えていけば、なんの制限もない自由な世界が待っている。そこに行きたくてガラスに体当たりしている虫、一方は窓の外の世界には興味を持たず部屋のなかで生き続けることを選んだ虫もいるだろう。
何をすれば、どう生きれば幸せかなんていうのはそのひと次第なのだ。とにかく生きづらさを解決する答えは、自分の人生を生きるってことだ。
ほんとうは外の世界に生きたいと思いながら、仕方なく部屋のなかで生きるのではない。万が一死ぬかもしれないリスクがあっても、外の世界に行く自分を選択しろと思う。逆に部屋のなかで生きることが心からの悦びであるならその選択をするべきだ。
そもそも自分の設定を間違えてしまうことが生きづらさの原因であると、そう思う。自分の本当の願いに気づくこと。自分の本当の願いに気づけたら、間違えた設定を変えることも出来るのである。
では、いったいどうやってそこまでにたどり着くのか?という問いに対しては次回に続きます。
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