見出し画像

意志を貫く梅

一つの木に紅梅、白梅、両方の花を咲かせている梅。

たまたま、過去に見て、わ、珍しい!と写真を撮ったことがあった。

昨日のTwitterのタイムラインで、その梅の花に再び出会った。

私の写真よりとても鮮明で、繊細で美しい、素敵な写真だった。

「思いのまま」

それが、この梅の品種名なのだそうだ。

ときには、さらに一つの花の中に、白とピンクの花弁が共存する「しぼり」と呼ばれる花も見られるらしい。

自分の色を一色に決めることなく、まさに「思いのまま」咲かせている梅。

なんだかいいなぁ。

名前をつけた人間の思いとしては、

品種改良中、望んだ色に咲かせられなかった。人の意図ではどうにもならない、梅の思いのまま咲く、

というような意味合いらしい。

なおさら、梅の「何者にも左右されない強い意志」みたいなものを感じる。

意志を貫くって、人間がやるときは、どうしても角が立ったり、誰かや何かを傷つけたり、他のものを捨てたり、失ったりという、マイナスな面がつきものだけれど。

梅はただ、凛としてそこに咲いている。

いいね、それでいいよね、って、人間もそうであればいいのにな。


今年はこの後も、梅林のあるところを訪れる機会がなさそうなのだけれど、またこの、思いのまま咲く「思いのまま」を見に行きたい。

そして、今度はもうちょっと、鮮明で、そして繊細な梅を写真に納めたい。

* * *

最近長すぎる投稿が続いたので、たまには、こんなゆるーい感じで終わってみる。

それにしても、外出時には念のためマスクをしているけれど、鼻から喉に流れる鼻水と、夜の突然の喉のいがらっぽさと、怪しい気配が。

今年、私もついに花粉症本格デビューなのかな。



サポートしていただける、というありがたみ、深く心に刻みます。 子どもに繋いでいけるよう、子どもにいろんな本を買わせていただくのに役立てようと思います。