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【子連れヨーロッパ周遊】0、3、7歳を連れたファミリーで2週間の旅

こんばんは。

2024年6月、子供3人を連れてヨーロッパを2週間旅して来ました。最高だった〜。

クロアチアのドブロクニク!最高でした。

今回は、その準備、行程、荷物などについて記したいと思います。各国の詳細記録もいつか書きたい。いつか。

今回の旅の背景

2023年11月に第三子の出産。

第一子、二子のときは育休を取らなかった夫。今回は最初で最後ということで夫も育休を1ヶ月とることになりました。

正直、3人目ということで育児にてんてこ舞いになることもないし、産後退院してすぐは実家の母が支援に来てくれるので夫のヘルプはさほど要らない。ということで、子どもが生後5ヶ月くらいのタイミングで夫が1ヶ月育休を取り、その機会を利用して2週間旅行することになりました。

どこに行くか

家族5人で出掛ける最初で最後の2週間の旅行かも。どこにいこう?が最大のテーマ。

南米が第一候補でした。南米はわたしたち夫婦が出会った場所だし、時間がないとなかなか行けない場所。リオデジャネイロ、パタゴニア(南極近く)。子供に見せてあげたい景色もたくさんある。

だけどやっぱりずっと行きたかったアメリカのデスバレー国立公園も捨てがたい。家族で映画みたいなロードトリップがしたい。

クロアチアのドブロクニクも死ぬ前に行きたい。魔女の宅急便の街。

そういえば歴史や文化に強く惹かれる東欧諸国も行きたかったんだよ。のんびりヨーロッパを鉄道で回る旅。

未知な世界、中央アジアのスタン系4カ国も大学の時からずっと行きたかったんだよ…

ということでなかなか決まらない。

行き先決定の決め手

結局、治安や食事、文化の面で子供を連れて行きやすそうなところがいい、且つ、なにか文化的な学びがあるといいなという気持ちで

東欧4カ国+クロアチアとなりました。

ハンガリー→オーストリア→スロバキア→チェコ→クロアチアの順で回ることに。

上述の通り南米が第一候補でしたが、デメリットは日本の6月のパタゴニアは真冬なため相当な防寒具が必要となること。つまり荷物が多くなり過ぎそうな予感だったことと、壮大な景色に感動するにはちょっと子供たちが幼すぎるかなということで断念しました。

デスバレー国立公園も、6月は酷暑の時期であることと、広いアメリカではロードトリップで車に乗っている時間が長すぎるため子供たちが飽きて結局YouTubeなどに頼って過ごしてしまうという、実際に行かれた方のコメントを拝見しました。

鉄道やバスで小回りが利き、衛生面も気候面も良さそうな東欧が意外と過ごしやすそうかも!ということになりました。

各国の回り方について

どこをin outにするか、どのように回るか、ひたすら地図を見て話し合い、研究しました。

旅が好きなのはこの計画段階がとても楽しいからです。ここから私の旅は始まってる。

Googleマップやブログなどのネット情報、航空券や鉄道の予約サイトも見ながら決めましたが、結局一番役に立ったのが紙の地図。

ネットから白紙の地図を拾ってどの周り方が良さそうか調べて書いていきました。

(小学生にも地理の勉強になりよかったです)

しばらく壁に貼っておいた

小学生による旅の予習

図書館に毎週行くのですが、せっかくなので旅の前はその国の文化などに触れられる絵本をたくさん借りてきます。

こんな食べ物食べたいねぇみたいな予習。

こんなお姫様が住んでいたんだね、ということを学ぶ歴史漫画。

大人のわたしは古典ラジオで東欧の歴史を復習。旅が格段に楽しくなります。

予習してから行くと博物館も2倍楽しい。

ホテルと洗濯問題

さて、家族旅行で困るのがホテルの部屋の大きさ。そして洗濯物です。

まず5人で泊まれるホテルが限られてしまう。そもそも5人で泊まれないホテルも多い。

オプションは3つ

  • ダブルベッドが2つある広めの部屋を予約。そこに追加でベビーベッドを入れてもらう。
    (父と次女、母と長女、赤ちゃん長男がベビーベッドという寝方)

  • 部屋を2つ予約し、中で繋げる(中から繋げて移動できるようにする)

  • ホテルでなくエアビーやコンド、サービスアパートを借りる。

選択肢はこの3つになります。ハンガリーやウィーンでは1つ目の泊まり方、チェコやクロアチアでは2つ目の泊まり方、そしてウィーンではサービスアパートに6日滞在となりました。

ウィーンで泊まったサービスアパートタイプ。
寝室2部屋、シャワートイレも2つずつ。
キッチンがついているので嬉しい
こちらがリビングダイニング
ブダペストではベッド2台にベビーベッド
ウィーンの別のホテルも2部屋タイプ
プラハでは2つ部屋が繋がっているタイプの部屋に。

PJ管理表 兼 旅程表

流石に行程が長すぎるのでエクセルで管理しました。夫婦で共有。

実際の画面

別になんの工夫もないエクセルなんですが、日付と行き先、宿泊先、移動手段、主な観光リスト、予約状況の進捗を記載していきました。

バックパッカーとかしてた頃はもっとゆる旅してたけれど、子連れで旅がある程度長いとよりプロジェクトっぽくなってしまう感。

管理表が必要な理由は下記です。

  • ホテルや飛行機、鉄道の予約漏れや日程のズレがないか確認(予約しても時差とかで日付が1日ズレてたとかが実際あるんだよ…)

  • 子供がいるともしかしたら体調不良とかで移動できないとかあるかも…ということで旅の中でどこでどれくらい余裕がありそうか一元的に確認したい

  • 行きたいところリストアップするにしても、入場チケット購入やレストランの予約などが済んでるかどうかも覚えきれないので併せて記載。

子供がいると現地で列に並ぶストレスを減らしたいし、有名で外せないレストランは確約させておきたいという想いから、なるべくオンラインで事前に購入・予約しています。

ガチガチのスケジュールにならないよう余白を作るのがポイントです。

総額いくらかかったのか?

集計していないですが、ざっくり300万かかったのではと思います。

往復の飛行機は家族5人分(末っ子は赤ちゃんなので席なし、費用なし)で、約80万円。

行きは成田からハンガリーのブダペスト行き。
帰りはクロアチアのドブロクニクから羽田空港です。(帰国便は羽田空港がいいという並々ならぬ拘りあり…)

これに加えてヨーロッパ内の鉄道。鉄道は結構安いです。ハンガリーからオーストリアまでは5人で1万以下、オーストリアからスロバキアやチェコまでも5人で2万円程度でした。それからチェコからクロアチアへの飛行機移動は10万円弱。

その他地下鉄やタクシーなど諸々合わせ、交通費で大体100万円。

ホテルはサービスアパートに長期滞在したのでだいぶ抑えられましたが、ウィーンのアンダースなど良いホテルにも泊まったりしたので合計100万円程度。

さらにレストランでの食費や入場料などの観光費用で100万円弱、という計算になるんじゃないかと思います。

奇しくも空前の円安局面での旅でしたが、為替は常に移ろうもの。いつどのタイミングと比較するか次第。

この年は2度と戻ってこない。というマインドの元、一切の後悔はないです!

スロバキアのブラチスラバ城にて

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