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産後ドゥーラ 梅田千佳さんのご紹介

Mama's Happiness Projectは ママのハッピーを追及する団体です。

ママたちが ハッピーでいることが 子供のため、だんなさんのため、社会全体のためだと思うのです。


今日は お友達で 産後ドゥーラとして産後ママの幸せのために 産後ママと赤ちゃん、そしてご家族みんなに寄り添ったご活動をされていらっしゃる、梅田ちかさんにお話をお伺いすることができましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

なぜ 産後ドゥーラになろうと思ったのですか

ちかさん:私は3度、出産しています。お産のすばらしさ、赤ちゃんの持つパワーにその都度、感動しましたが、私の産後は壮絶でした。

夜間も2,3時間おきに泣くわが子にイライラは溜まり、泣いているわが子を置いて別の部屋に逃げたり、きょうだい育児では、ようやく赤ちゃんを寝かしつけたと思ったら、2歳の上の子の大きな声で起こしてしまい、そのまま上の子を感情のままに怒鳴りつけたりと、後から考えると、産後のマタニティブルース、社会からの孤立感、達成感の感じにくい育児・家事からくるストレス等を体験していたのだと思います。

だからこそ、ひとりで頑張りすぎて疲労困憊になり、わが子に必要以上に大きい声で叱ってしまって自己嫌悪してしまうお気持ちが痛いほどわかります。

AsMamaで地域のママたちの交流会を開いてお話を伺うと、自分だけでなく、多くのママが私と同じような産後を経験されていることを知りました。

産後のお母さんをいたわり慈しむ、そしてそんなお母さんで新しい家庭を作って欲しい、と産後ドゥーラ養成講座を受講しました。

そうなんです。

ちかさんは 3人のおこさんをお持ちのママで ご自身のご出産、育児体験があり、産後ドゥーラさんになることにした方なのです。

私がちかさんに出会ったとき、私自身がぜんちゃんを妊娠していたときで、「妊娠・出産っていいですよね~」と言って声をかけてくださいました。

それが、私のちかさんとの出会いでした。

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産後ドゥーラさんに どんなことがお願いできますか。 

ちかさん:「おっぱい以外はだれかに手伝ってもらおう」というのがドゥーラ協会の掲げているモットーです。

その言葉通りで、赤ちゃんのお世話、沐浴、預かり、上の子のお世話、お風呂、食事の手伝いなどの育児サポート、調理や片付け、掃除洗濯(お風呂やトイレの水回りも)などの家事サポート、何でもさせていただいております。

産後のママは何をしていいか分からないほど、お疲れでいらっしゃいます。基本的な赤ちゃんのいる家庭のおうちの事は全て行えるので、その時のお母さんの状況や気分でお話しください。

お母さんはサポートの間是非ゆっくりと休んだり、好きなことをして過ごしていただくようにしています。

育児サポートや家事サポートをさせていただきながら、お母さんのお話を伺う事も大切なサポートだと認識しています。
ハンドマッサージや背中流しなどのちょっとしたリラックスタイムを設けて、お気持ちをほぐす事もあります。

一番産後ドゥーラを頼んで良かったなぁと言っていただける点が、この「母親サポート」です。

産後に、ママがしっかり体を回復するため、そして 赤ちゃんを向かえた家族の生活が整うようにサポートをしてくださるのが産後ドゥーラさんということですね。

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今まで どれくらいの産後ケアをされましたか。

ちかさん:2018年11月から活動を開始させていただき、大変ありがたいことに訪問させていただいたご家庭は20件、件数は100件を超えました。

多くの方が2、3ヶ月、長い方で10ヶ月と、長くお付き合いをしております。

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産後どれくらいの期間、どんな頻度で、ケアをうけるのがいいでしょうか。

ちかさん:ドゥーラ協会が「産後」と定義しているのが、一年半までとなっていますので、一年半まで誰かの手を借りることはほとんど常識的と考えます。(個人差があり必ずしも一年半が適切というわけではありません)

「床上げ1ヶ月」という言葉があるように、産後1ヶ月はおっぱい以外は赤ちゃんと一緒に横になっているのが正しい産褥期の過ごし方です。なので、1ヶ月は毎日24時間体制でどなたかのサポートを受けるようにしたほういいでしょう。

2ヶ月、3ヶ月はリハビリ期と言われていますが、寝不足も続き、とても体調の崩しやすい時期です。毎日短時間でもどなたかのサポートを受けるとよいでしょう。

身体の回復の個人差がありますが、その後徐々に赤ちゃんとの家庭を軌道に乗せられるように、回数を減らし、5ヶ月頃からは少しずつ寝不足も解消される場合が多いので、週1回〜2週間に1回のサポート程度かと感じます。

例) ママ:30代前半 自然分娩
ご主人:フレキシブルにお休みが取れる
産後2ヶ月までは実家の母が泊まり込みでサポート
◆ドゥーラサポート...
退院〜産後2ヶ月まで 週1、2回 3時間
産後2ヶ月〜3ヶ月まで 週4回 3時間
産後3ヶ月〜5ヶ月まで 週2回 3時間
産後5ヶ月〜8ヶ月まで 週1回〜2週1回 3時間
8ヶ月〜        月1回 3時間
※あくまでも目安です。個人差がかなりあります。

他のサポートがどのくらいあるのか、そのご家庭によって本当に様々ですので、まずは「産後プランニング」でこの辺りの期間や頻度を決めていきます。

産後は、思ったよりも かなりしっかり休むのがいいようですね。

そこでは、おうちのことをしてくれるサポーターさん、そして 赤ちゃんのケアのお手伝いをしてくださる方がいると やっぱり安心ですね。

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どんなことに気をつけて 産後ケアをしていますか。

ちかさん:それぞれのご家庭が愛で豊かになるように、と心に決めています。お母さんだけ、赤ちゃんだけ関わるのではなく、お父さん、上のお子様、おじいちゃんおばあちゃん、ご家庭全体が赤ちゃんとの生活を豊かに過ごされるように、その「道」を作るのが使命と考えています。

梅田の個人的な考えですが、お母さんが愛情に満たされ、1番の理解者であるお父さんと愛情の交換し、そのお二人からお子様達にたっぷりと愛情が自ずと注がれる。それが理想の家庭像です。

産後は、心も身体も非常にセンシティブでお疲れになられている一方で、新たな家庭のスタートという本当に大切な時期です。
この時期にお母さんをいたわり、慈しむ事で、どの家庭でも愛で豊かな家庭が築けると考えており、そんな「道」をつくるのが私のお仕事です。

ちかさんは、産後ドゥーラさんとして ママのため、そして 家族全体のことを 心から考えてサポートしてくださっているんだなあ~と すごく温かい気持ちになりました。

赤ちゃんが生まれると ママだけでなく 家族全体が 「かわいい赤ちゃんのために」という意識になります。

でも そういうときに ちかさんのような産後ドゥーラさんが ママと その家族をケアしてくださるから ケアをする側が健康で 幸せな気持ちになれて 温かく赤ちゃんのお世話をすることができるようになるんだろうなと思います。

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これからママになるみなさんに 産後ケアのプロとしてメッセージをお願いします。

ちかさん:赤ちゃんを迎えるということは、とても尊く、お母さんになるという事で人生が変わる部分が大きいと思います。
多くの方が【出産】の素晴らしさや感動に目が奪われ、産後のリアルな心や身体の変化について知らずにお過ごしかと思います。

まずは出産後に心や身体にどんな変化が起こるのか知り、産後の生活をイメージしてみてください。そして赤ちゃんを迎えるにあたり、どんな家庭を築きたいかパートナーとお話してみてください。
イメージされる産後の生活と理想の家庭像にギャップがあり、どう進んでいけばいいのか不安な場合は、誰かにお手伝いしてもらいましょう。

産後ドゥーラ梅田は産後ケアのプロです。
新しい家庭の第一歩を、是非、梅田にお手伝いさせてくださいませ。

また 12月13日(金)に ちかさんがお勧めの産後ママのためのイベントがあるそうですよ!

妊婦さんには、産後のリアルを勉強してもらおう!
産婦さんには、イライラ育児の原因を人間の産後の身体の状態から紐解いてもらおう!というイベントなんだそうですよ。

ご興味がある方は ぜひご参加してみてください。


今日は 産後ドゥーラとして活躍していらっしゃる梅田ちかさんをご紹介させていただきました。

ちかさんのようにママの幸せを願い いろいろな形でサポートしてくださる方がいらっしゃるんですよね。

そういうサポートを 上手に活用しながら 子育てができるといいですね。

ちかさんとつながりたい方、ちかさんにサポートをおねがいしたい方は 私からご紹介することもできますので ぜひお知らせくださいませ。

Ai (aitsun0701@hotmail.com)まで ご連絡ください。


ママたちのハッピーのために大切に使わせていただきます。サポートありがとうございます。