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双子妹、根治術終了。退院。

胸を開く2回目の手術が終わり、約2週間の入院期間を経て、無事に退院することができた。


「たった2週間」と思うかもしれない。

でも、私の感情はいつからか現実に追い付いていない。


日々、目の前のすべきことに奔走していて、自分の身に起きている物事を客観的に捉える余裕が無いのだけれど、ふとしたタイミングで時間ができると、ネガティブな感情が出てくることがある。

双子を妊娠したと解ったときから今までのことが良いことも悪いことも次々思い出されて、言葉では表現できない気持ちになる。


こうなることがいつから決まっていたんだろう?とか、
こうなることを知らなかった妊娠期は幸せだったよなとか、
妊娠期に知っていたら何か変わっていたか?と言うと、現実は何も変わっていなかっただろうし、私達夫婦の選択も変わらなかったと思うとか、

双子妊娠は想像以上に自分の体も大変だったよなぁとか、
一年前はこんなことしていたなとか、まだ悪阻が辛かった時期だったなとか、
義両親にこんなこと言われたなとか、


出産してから今までの半年間も一瞬だったなとか、
長女の時は産後1ヶ月は車に乗ったり出掛けたりするのも控えていたのに、今回はそんなことも言っていられなくて、産後すぐから搾乳を届けるために毎日病院まで行っていたなとか、

それが大変だとか辛いとか感じる暇もなく毎日を過ごしていたなとか。


今回、退院してきてから手術で開けた胸の傷跡を見たら、想像以上に跡が残っていて、「あぁ、こんなにも跡がついてしまったら、胸の開いた服は着られないな」と、咄嗟に思った。


私についている傷なんて、帝王切開でパックリついた傷跡だけなのに、なんで私の胸が痛くなるんだろうね。


私も末っ子と同じ女性だからこそ感じること・想像できる未来があって、思春期になった時、選ぶ洋服の選択肢が狭まるかな?とか、傷跡のことをどんな風に思いながら生きていくんだろう?とか、私と末っ子の考え方が同じとは限らないのに(もしかしたらそういうこともポジティブに捉えて生きていくかもしれないのに!)、どうも悲観的になって考えてしまう。


根治術は無事に終わったけれど、生後すぐに大きな手術をしているから発達の面でも心配があるよね、とか、カテーテル術で足の血管にカテーテルを入れることをしたから左右の足の発達(足の太さや長さ)に差が出たりするかもしれない、なんて話を聞くと、まだまだ心配事はつきないなと思う。

「退院おめでとー🎉」なんて言われたりするけど、これで終わりじゃないよな、と思う。


別にこんな暗いことばかり考えて生活しているわけじゃないし、やるべきことに日々追われていたり、他の姉弟もいるから楽しく過ごしていたりするわけだけど、これはこれで私の一面だから。

今、感じていることや思っていることを記録としても残しておきたくて書きました。



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