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苦手を克服しない。得意を伸ばす。ぼーっとする子供さんは得意を見つけるのが上手。

社会福祉士×陰陽命術士×3兄弟母
子育て講座「ままサプリ」のkyouです。


昔仕事を頑張っていた頃、今よりもっととんがっていて、
「こうしなければならない。」「こうあるべき。」
に囚われていた頃、ある人に言われました。

長所を突き抜けさせろ!!

「短所ばかり見て、それを治そうと思ったら何年かかる?
それよりいいところを見て、それを突き抜けさせた方がよっぽどいいよ。」

その通りだと思いました。

欠けているリンゴがあるとします。
私たちは欠けてる部分に注目します。だから買わない。
それがどんなに水々しくても、甘い蜜が入っていても、
欠けてる部分が気になります。

子供の欠けているところを探していませんか?


いいところがたくさんあるのに、欠けてる部分が気になります。
そこを一生懸命人並みにしようとします。
けれど元々向いてないこと、興味もないことは、
時間もかかるし、苦痛でしかありません。

人はそれぞれ役割を持って生まれてきました。

昔は、お喋りが上手な人が語り、歌が上手い人が歌い、踊りが得意な人が踊る。
とてもシンプルに自分の存在価値を感じることができました。

現在は、仕事が組織化し、複雑になり、人々は役割が分からなくなってしましました。幸せを感じにくくなったのです。

複雑化している世の中です。
親はついついあれもこれもやらせた方がいいかも。
後々ためになるかも。と考えがちです。
そんな考えの元、子供たちはどんどん鎧をまとっていく。
自分が本当は何がやりたいのかわからなくなっていく。
本当にやりたいこと、向いていること、魂が震えることは、
実は「空(くう)」の時間からしか生まれません。

あなたのお子さんは、ぼーっとしてますか?

何もしていない時間はありますか?
この何もしていない時間に、頭の中で経験したことが整理され、
次にやりたいことが閃くのです。
月から金まで、お稽古ごとに追われていては、
大切なことが入ってこないのです。時間を埋めようとしない。
敢えて、空ける。そうするとこどもは自分からやりたいことをみつけます。

この世に必要ない人なんて1人もいない。
どんな人にもピタッとはまる役割が用意されているのです。

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