まつかぜ

日本ちりグラフ協会正会員、ちりグラファーです。 鳥さんのおちり、おまた、モモヒキをこよ…

まつかぜ

日本ちりグラフ協会正会員、ちりグラファーです。 鳥さんのおちり、おまた、モモヒキをこよなく愛するおへんたい。愛機はちーりフォーカス搭載のちーりフォンxs。 愛鳥のきみちゃんはコザクラインコの女の子。もふもふ白おぱんつがチャームポイントの、プロもふちりスト。

最近の記事

しまったー💦忘れてたぁー💦

    • ツンデレ抱っこちゃん

       きみちゃんはツンデレである。甘えん坊さんなくせに、そうおいそれと甘やかさせてはくれない。  よそのおうちの子のように、あからさまにカキカキをおねだりしたり、お手々ベッドで爆睡、ということは滅多にない。しかしそれでもきみちゃんは甘えん坊さんである。  それがよく分かるのが、発情期が終わった後の、いわゆる「ちょっと面倒くさい彼女」の状態の時だ。  構って欲しい時、きみちゃんは、ケージ内に斜めに掛けているハシゴを器用に落としてしまう。  ハシゴはケージの上の方にあるので、下に

      • 下僕の美学

         かいぬしたる者、鳥さんの下僕として、鳥さんの快適な生活環境を保証することが第一の務めである。  鳥さんが遊ぶ!といえば一緒に遊ぶし、寝る!といえば暖かく見守る…鳥さんから見えるところにいて、呼ばれたらすぐに駆けつけなければならない。  そんなかいぬし、完璧な下僕たるべく、きみちゃんがお食事中は、一瞬たりとも気を抜かない。なぜなら、お水を飲みたい、と言われる前にお水を差し出すことが下僕の美学と考えているからだ。  鳥さんはむろん、言葉を発することはないので、ほんのわずかな

        • おちり無双

          ‪「これだけは誰にも負けない、というものが何かありますか」‬ ‪と、何の用意もない状態で聞かれた場合、すぐに具体的に答えることが出来る人は、そう多くはないだろう。  多少の特技や深掘りしている趣味があったとしても、「誰にも負けない」と言い切れる程、自信を持って挙げられるものを持っている人は、なかなか珍しいのではないかと思う。  さて、就活中でもないので、そんな質問を受ける機会はまずあるまいと思うが、かつての私にとっても、これは答えづらい質問と言えた。  しかし、しかし今はど

        しまったー💦忘れてたぁー💦

          面倒な彼女

           「面倒くさい彼女」というと、どんな女性を想像するだろう?優しくてちょっと気の弱い彼氏にわがままを言ったり、気持ちをぶつけて翻弄したりして周囲を振り回して、強烈な個性を見せつけながら、なぜか人を惹きつけてやまない。 「そんな面倒な女、別れちまえよ」 と言う友人に、 「でもそんなところも好きなんだ」 と、惚れた弱みで笑ってみせる彼氏…あれ、これまんま、きみちゃんじゃん。  そう、きみちゃんは、「面倒くさい彼女」。しかしきみちゃんにとって「面倒くさい」はもはや褒め言葉でしかない

          面倒な彼女

          お掃除宣言

           夜の放鳥タイムが終わると、お掃除タイムに突入する。月に一度の丸洗いとは別に、日々のお掃除は欠かせない。止まり木やハシゴ、オモチャ、フン切り網を洗い、敷いている新聞紙も交換し、ご飯とお水の量を量り、新しいものに交換する。  きみちゃんは日頃から少し水分の多いうんこさんをするので、実は一日でケージ内が結構汚れてしまう。その為、毎晩、新鮮なうんこさんはティッシュで、乾いてしまったうんこさんはウェットティッシュで拭き取る必要がある。 (※除菌・殺菌効果のない、ノンアルコールタイプ

          お掃除宣言

          もふちりを撮る

           なぜ、おちりを撮るのか?と聞かれたら、「そこにおちりがあるからさ!」などと野暮なことを言うつもりは毛頭ない。なぜならば、おちりが好きで好きでたまらないからだ。  おちりがあるから撮るのではない、撮りたいからおちりを追いかけているのだ。  鳥さんのおちりは、哺乳類のおちりとは異なり、その時の気分や体調によって姿が変わる。  もっふもふな時もあれば、シュッとスリムな時もある。同じ子のおちりとは思われないくらい、姿が全く違って見える。  私はもちろん、もふもふのおちりが大好き

          もふちりを撮る

          オモチャ問題

           特に素晴らしい情報がある訳でもない、超絶面白いことを言う訳でもない、単なる呟きに過ぎないこの記事を、一体何人くらいの方が見て下さっているのか…2人、2人くらいですかね。  さ、ではそのお2人に向けて、呟きますよ、何かを。あ、お忙しかったらそっと閉じて頂いても。テレビとか見ながらでも。  かじるのが大好きな鳥さんにとって、「破壊」は最高に楽しいお遊びですが、人間の暮らしの中には破壊されては困るものがたくさんあるので、破壊してもいいオモチャを進呈する訳です。  しかし半日とも

          オモチャ問題

          財布の紐

           きみちゃんはコザクラインコの中でもあまりメジャーなカラーではない為、グッズを探すとなると一苦労なのだが、一方で大変お財布に優しいと、言うことも出来る、…と、言うことも出来るのだが、その実、決して優しいものではない。  昨今、色々な素材を用いて自在に鳥グッズを生み出す個人作家さんも多く、中には気軽にオーダーを受け付けたり、オーダーでないながらも、軽く囁いてみると作って下さる作家さんもいたりして、むしろお財布の紐は緩みっぱなしなのだ。  きみちゃんはノーマルとタイガーチェリ

          だるまさん転びっぱなし

           週に何日かの在宅勤務続行中のかいぬし。きみちゃんのいるリビングで仕事をしていると、ちょうど斜め後方にきみちゃんのケージがあるので、もしきみちゃんが産業スパイなら、弊社の機密がダダ漏れということになるが、幸い、きみちゃんはただの世界一可愛いインコさんなので、今のところ、その心配はない。  仕事中、相変わらず基本的には静かにしていてくれるきみちゃん。ふと後ろの方からギョリギョリ聞こえて来るので振り返ると、目が合う。  目が合うと「構え構え」と言われてしまうので、慌てて向き直り

          だるまさん転びっぱなし

          愛と青春の風切羽

           黄緑色だからきみちゃんなのだが、きみちゃんのカラーが何という名なのか、今もってはっきりとは分からない。  コザクラインコのノーマルカラーは、赤と緑のクリスマスカラー、もしくはスイカカラーであるが、きみちゃんはそれより全体的に明るい色合いで、黄色要素の多いタイガーチェリーよりはノーマル寄り。つまりところ、「黄緑」なのだ。  タイガーチェリーを始めとする色変わり種は、風切羽が白っぽい子が多いのだが、きみちゃんの風切羽は濃緑色なので、この点においてノーマルに近いと言える。  し

          愛と青春の風切羽

          巣材名人

           きみちゃんにかかると、なんでも巣材になってしまう。  コザクラインコの女の子には、チラシ等を細長く噛みちぎり、巣材として持ち帰る為に腰羽の辺りに一本一本差し込む習性がある。個体差はあるが切り口は鮮やかで、長いものだと、ゆうに30センチを超える大作を生み出すこともある。    チラシや葉書、封筒といった紙類はもちろんのこと、ダンボールでも臆せずシュレッダーしようとするし、お菓子の袋も構わず齧る。  もともと細長い形状の紐類は、齧る手間が省けたとばかりに、喜んで適当な長さにち

          おちり愛の本分

           ちりグラファーの本分は、おちりを撮ることではない。おちりを愛することである。  愛すればこそおちりを撮り、愛ゆえにおちりを撮る。そこにあるのは、写真家としての矜恃ではない。ちりグラファーとしての愛なのだ。(※自分でも何を言っているのか分からなくなっている…あっ、大丈夫です。よくあることなので)  ちりグラファーが同時にかいぬしである場合、これは大変厄介なことで、おちり愛をこじらせ、しまいには「『おちりの人』と呼ばれたい…」などと口走った挙句、毎日毎日おちりを撮りまくり、日

          おちり愛の本分

          信頼の証

           私は鳥さんのおちりが大好きなので、おちりばかり見ている。そのせいか、野鳥の名前がさっぱり覚えられない。  と言って、おちりだけで特定出来るほど、おちりに鳥種ごとの特徴が凝縮されている訳ではないので、やはり名前が分からない。  おちりでズバリ名前を言い当てる特技でもあれば、おへんたい愛鳥家の名を欲しいままにすることも可能ではあるが、今のところ、きみちゃんのおちりを愛でるので精一杯なので、余計な野望を抱いてはいない。  では、なぜおちりが好きなのか。…なぜだろう。分からな

          おちりを見るということ

           「おちりが好き」ということは、鳥好きさんには割合容易に受け入れられるものだが、一般的にはなかなか受け入れられないものだ。  鳥以外でも、動物が好きな人には受け入れられるのかと思いきや、実はそうでもなく、「顔の方が可愛い」と正論で切り返され、ぐうの音も出ない苦い経験をしている。  お顔が可愛いのは大前提だが、おちりも可愛いのだから仕方がない。  「おちりが好き」を誰かに認めて貰いたいと思ったことはないが、同志の存在は心強く、また、なかなか「おちりが好き」と公言出来ずにい

          おちりを見るということ

          鳥ちり好きおへんたいエッセイ

           何か新しいことを始める時、そこには大なり小なり必ずきっかけがある。端からみればほんの些細なことでも、本人にとっては重要だったり、自覚がないながら、後々振り返った時、重要なターニングポイントであったりもする。  かく言う私にも、極めて些細なきっかけがあり、このnoteを始めたのだが、何事かを成し遂げよう!などと高尚な目的をもって始めた訳ではないので、内容がないよう。  「鳥ちり好きおへんたいエッセイ」という薄いジャンルを発掘出来れば、これ幸いである。  人はとかくマジョ

          鳥ちり好きおへんたいエッセイ