パニック発作が起きたときの対処法
突然起こるパニック発作。電車の中、車を運転してる時、友達とご飯食べてる途中、買い物してる時。。。
パニック発作が起きるかもしれないという予期不安で、ますます動悸が動悸を呼んでパニック状態に陥るのがパニック発作の怖い点。
私のパートナーがパニック障害持ちなので、これまで数え切れないくらいのパニック発作や発作未遂を目の前で見てきた結果、
「声掛けしながら、呼吸をコントロール」
これしかないな、と思っています
今回は、パニック発作が起きたとき、周りにいる人がどう対応すればいいという内容をご紹介します。
安全な場所に移動
「あれ?これってヤバい感じ?」と、パニック発作が起こりそうになったとき、不安感が増して動悸が早くなってきたとき、まずは危なくない場所に移動してもらいましょう。
家の中だったら、ソファーや床に座る
買い物中なら、お店から出て座れる場所を探す。
道路を歩いてる時なら、人通りが少ない場所に移動。座れたらベター。
車の運転中なら、急いで危なくない路肩に車を停める。
電車の中なら、次の駅で降りてベンチに座る。
状況によっては難しいかもしれませんが、パニック発作を起こしている本人は文字通り「死ぬかも知れない」とパニック状態になっていて、自分で安全な場所に移動する余裕なんてないです。
たくさんの人の前でパニック発作を起こしたくない、という気持ちもあるので、できるだけ早く静かで人目が少ない危なくない場所に連れて行ってあげてください。
5秒吸って8秒吐く
呼吸の方法です。
秒数はひとそれぞれで長さやタイミングがあるので、必ずこの秒数じゃなくても大丈夫です。
大切なのは、ゆっくり吐くこと。
頭の中がパニック状態のときは、普段当たり前にできている呼吸が、どうすればいいのかわからなくなるそうです。
呼吸がうまくできずに息が吸えないと、ますますパニックになってしまうので、まずは「細く長く息を吐く」ように呼吸の誘導をしてあげてください。
鼻から5秒吸う
(1〜2秒止める)
8秒かけて口からゆっくり吐く
これの繰り返しです。
パニック発作では死なない
パニック障害の当事者も、冷静なときなら「パニック発作では死なない」ということはわかっています。
でも、パニック発作中はそんなことを考える余裕もなく、呼吸ができなくなる不安、このまま頭がおかしくなるかもしれない恐怖に襲われていて、怖くて仕方がない状態になります。
なので、周りにいる人が「大丈夫だよ」と声をかけながら呼吸をコントロールして、本人がなにも考えずに呼吸に集中できるような状況を作ってあげてください。
記録をしておく
私のパートナーは、パニック発作や体調の変化を事細かに記録していっていました。
その時の気持ちや変化、いろんなことを正直にアウトプット。書き溜めたメモ帳が何冊もあります。
私自身はこれまでその場その場の対応はしていても、記録に残してきていませんでした。本来だったら、おこった現象を記録して、それの原因追求・探究して、解決策を考えるのが改善への道です。
でも、私はこれまでの過去の経験から学んでいなかったので(真剣に取り組んでなかった故に学ぼうとしていなかった)、同じことを繰り返して、サポートにも成長がない。
パートナーや家族、友達のみなさんへ
彼氏や彼女、家族、友達、同僚。自分の身近な人がパニック障害で苦しんでいるならば、手厚いサポートができなくても、そばにいて声をかけてあげてください。
当事者は「結局ひとりで闘病しなきゃいけないんだ」
と、日々の不調とともに虚しさを感じているそうです。
大切な人が笑顔になるために、自分は何をできるのか。不器用でもいいので相手を想いながら笑顔で寄り添ってみてください。
まとめ
何でもメモに記録する!
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