ダンサーが個人的に好きな音楽ー踊れる曲編ー

今日はなんとなく、お気に入りの音楽を紹介してみようと思う。

元々私はストリートダンスをやっていて、ちゃんとした音楽との出会いがダンスを通してだったため、好きな音楽はポップスというよりはヒップホップやハウス、インストなどに偏っているのかもしれない。だから、ダンサーなら曲探しに使っていただく一方、ダンサーでない方にはあまり耳なじみのない曲を紹介するが、ぜひ勇気を出して1曲でも聴いてみて、気に入ったら今後ものぞきに来ていただきたい。
今後も音楽はいろいろと書いていきたいコンテンツの一つであるため、ジャンル分けしてそれぞれについて書いていく予定ではあるが、今回は初めてなので、自己紹介代わりに今noteが企画している #私の勝負曲 　に乗っかって、最近聞いている曲の中で気分が上がる曲や力が入るようなとにかくかっこいい曲を選びきれないが4曲に絞って紹介したい。
なるべくジャンルはばらつくようにし、ハウス、インスト(なんてよべばよいのか)、EDM、ヒップホップの順だ。

1． サカナクション - 21.1 

1曲目は私が1番好きなバンドのサカナクションから21.1という曲を。
詞はなく、あまりメジャーな曲ではないが、かっこいい。太鼓の重厚な音が印象的なイントロからハウス調のビートが始まる。歩いているときに聴けばリズムに合わせて足を進めたくなるだろう。そしてシンセサイザーの音でフックが始まるころにはノリノリになって頭を振っている。音量を上げて軽快な気持ちで聴きたくなる隠れた名曲。

2． GRiZ - Gotta Push ON (feat. Brasstracks & Krasno)  (Pomrad remix)

続いての曲はこちら。元々はGRiZというアーティストにフィーチャリングとしてKrasnoとBrasstracksがはいっている曲をPomradがリミックスした曲。
リミックスというものに馴染みがないかもしれないが、簡単に言うと原曲に別の人がアレンジを加えて全然別の曲にしたりすることだ。なんでか知らないがこういう文化がある。インスピレーションというやつ？アーティスト同士の交流も兼ねてるのかな。
このリミックスは低音とビートをバシバシに強くし、リバーブをかけPomrad特有の浮遊感のある雰囲気に仕上がっている。Brasstracksの管楽器の音色が非常に良い色を出している。
ベタだが、サビが始まる瞬間にエレベーターから降りたりして全能感を味わいたい曲。重厚感がありつつも非常にキャッチ―。この曲と共にエレベーターから降りるときは足取りは一歩一歩重く、それでいて腕や上半身は浮かび上がるようにして歩きたい。余裕を持たせつつ指揮者のように舞ってしまいたい。
ちなみにリミックス前の曲はこちら。いい曲～～。

3． Skrillex - Bangarang(feat. Sirah)

続いてはテンションが上がるという一点のみに集中して選曲。Skrillexは今やジャスティンビーバーと共作していたりとスターダムをのし上がったが、この曲はそれよりも前のもの。この重低音がすっごい曲のジャンルはダブステップとよばれる。
私はこの曲をちょうど大学受験の時に聴いていて、なんだが周りをぶちのめせるような気がしてセンター試験なんかはこの曲によるアドレナリンで乗り切った思い出がある。今聴くと曲の熱量がすごすぎてだいぶ疲れるため正直聴かない。当時の自分よ、よくこんな曲、毎朝聴いてたな。

4． ScHoolboy Q - Collard Greens (feat. Kendrick Lamar)

スクールボーイQが2014年にリリースした大ヒットアルバム”Oxymoron”の中の人気曲。この曲でヒットしたと言っても過言ではない。たぶん。ケンドリックラマーが参加しておりケンドリックの人気と共にのし上がった。

個人的には、この曲をきっかけにヒップホップにはまったと言っても過言ではないくらい聴きまくった思い出がある。
ダンサーには深夜練というオールナイトでスタジオで練習する文化がある。夜通し踊ってへとへとになった帰り道、朝の山手線で帰路につく自分が眠ってしまわないようにこの曲で無理やり起きようとしていたような気がする。山手線で寝てしまうと何時間でもぐるぐる回ってしまう、大学の授業がある日なんかは眠くても教室になんとしてもたどり着かないといけないため、ある意味勝負だった。今にも寝そうなほど眠いのに気を保たねばならないというよくわからない戦いをダンサーたちは今も日夜繰り広げているだろう。普通に考えて深夜の練習なんかやめればいいのに。カラダにわるいよ〜。

そんなわけで私の勝負曲とは微妙に趣旨がずれた気がしないでもないが、どの曲もテンションが上がる曲で間違いないのでまあ良いだろう。

今後もお気に入りの曲を紹介していきたい。ポップス、ヒップホップ、邦ヒップホップ、ハウス、R&Bなどなどジャンルに分けて個人的な音楽の想いでと共に書いていきたい。