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キャンプのエプロン
実家に誰も使わない、誰がいつ何のために買ったのか不明のエプロンが一枚あった。
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注:イメージです
タグも付いていない、無地のダークカラー。
やたら大きなポケットが前面に付いている。
丈も長くて、膝が隠れるほどだ。
貰い物なのかもしれない。
なぜ使わないのかというと、料理をしないから、ではなく、生地が厚くて、ゴワゴワしているせいだ。
普通の家庭用エプロンは、ふんわりと薄く軽い生地で事足りてしまう。
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正体不明のエプロンは、帆布生地で作られている。
重くて肩が凝りそうなので、長らく放っておかれていた。
それが、去年の秋から突然、大活躍している!
私がキャンプを始めたからだ。
待ったなしで焚き火に強いエプロンが必要となったのだ。
アウトドアショップのエプロンはどれもオシャレでかっこいい。
目移りしまくり、悩むのだが、値段もそれなりだ!
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ズブズブとキャンプ沼にハマっているので、小物に手が回らない。
同じ帆布製の、、、と思った瞬間、あの放置されていたエプロンを思い出したのだ。
実際、キャンプ場ではパーカーやフリースなど冬物衣料の上からエプロンをつける。
むしろある程度生地の厚さがないとしっかりフィットしないのだ。
そして、温かい。
丈が長いのは、汚れをカバーする範囲が広いのはもちろん、私にとっては膝の保温も兼ねている。
(おばあちゃんだからね)
ただお洒落だから、帆布生地な訳ではない。
本来、帆船で使われていたので、非常に丈夫なのだ。
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織の密度が高いので、多少濡れてもすぐに浸み込まない。
洗い場で格闘する身としてはありがたい。
そして、なにより木綿である天然素材は火の粉に強い!
我が家のチェアは化繊だ。
既に火の粉にやられ、穴が空いている。
だが、エプロンはなんと無傷!
(一番近くで火の面倒を見ているのは、夫です)
こんな記事をアップしたが、実は今季、ダッチオーブンの料理を極めるつもりだ。
何とかの一つ覚えで、ビーフシチューしか作ってないので。
まずは、ローストチキン。
(一番、簡単らしいです)
もしかしたらエプロンも多少焦げるかも!
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