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きみはペット~恋と愛は難しい~

ただのラブコメディじゃないじゃん!深いよ。

 ”志尊の自粛部屋”で、
俳優 志尊淳に興味を持って彼の作品を見たくなった。
きみはペットという作品に出ていたことは、なんとなく知っていたけど
なんとなく「少女漫画かー、中高生が楽しめるような物語でしょ?」
という偏見を持っていて見たことはなかった。
今回は彼見たさに、”きみはペット”の世界に足を踏み入れた。

結果、とてつもなくハマった。
ドラマでここまで心を奪われたのが久しぶりで自分でもびっくりした。

とにかく感情が大きく揺さぶられた。
思っていた物語とは全然違っていて、
社会の荒波で頑張る大人にこそ共感してもらえるだろうし
登場人物の機微に触れ、考えさせられることがたくさんあった。
深いよ、、、!!

核心を突いたスミレちゃんの台詞

 まだ最後まで見ていない人が居たら、
ここからちょっとネタバレがあるので逃げてほしい。
最終話まで全部見てから、一緒に語り合えたら嬉しい。


 『絶対に嫌われたくなかった。最後まで好きでいたかった。
... だから私たちは終わったんだ。』

 そんな偉そうなことを言える立場ではないんだけど、
この台詞が心に刺さってすごく共感した。
わかる、気がする。
いや、考え方のベースには
”一番好きな人と一緒にいたい”って思う気持ちがあるのに
一番好きな人の前では本当の自分でいられない。
嫌われたくなくて、我慢して、
自分がされて悲しかったことも辛かったことも
伝えることができない。
そんなこと心に閉まって
笑顔でありがとう・大丈夫って言ってしまう。

でもそんなことしてたら自分が辛くなって、
一緒にいることに疲れてしまう。
なんか複雑って思うけど、
人の心って”一つの答え”はなくて、
いろんな想いが交差して複雑に絡み合っていて
数学みたいに答えを決めることができない。

”ありのままの自分でいられる人と一緒に居られることが一番だよ”
というメッセージだと私は受け取ったけど、
なぜかそこに心を委ねられない自分もいる。

ほんと難しい、、、。


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