まずはアグニから! アグニについて
Mālie AyurvedaのJessicaでございます。
食事は、消化の火である
「アグニ」を保つために、
とても重要です。
アグニ:消化の火と訳されることが多い。
ここで言う消化は、食べ物の消化と、感情の消化の両方を指し、
アグニが弱いと、消化不良になったり、
感情を受け入れられないという状態に陥る。
逆にアグニが強すぎると(ピッタ過剰の場合が多いです)、
十二指腸潰瘍になったり、怒りの感情が湧き上がってきたりする。
アグニは、太陽が高く上る昼頃に一番強く、
朝と晩は、昼に比べると弱い傾向にあります。
アグニが大切な理由
アグニは、身体のとても多くの機能を
正常に保つために
欠かすことができません。
アグニがしてくれること:
食事、感情の消化吸収
体内のあらゆる巡りを調える
体温、新陳代謝、食欲、血圧を適度に保つ
肌の状態を良くする
感情へのはたらきかけ - 自信、勇気、我慢、安定、恐れからの克服
感情を受け入れたり、論理的な思考ができるようになる
アグニが正しく機能することは、
消化の力が正常に働くこと
にもつながります。
消化が順調=腸内環境が良い
ということになります。
余談ですが、
小腸を広げると、
テニスコート一枚分になる
と聞いたことがあります。
腸活という言葉があるのも
納得です。
消化が順調になることで、
体調も変化します。
具体例:
免疫アップ
排便がしやすくなる
腎臓と肝臓の機能が良くなる
関節が楽に動かせるようになる
具体例として、
「関節が楽に動かせるようになる」
を使って例を挙げてみたいと思います。
まず、関節痛は、
ヴァータ過剰の可能性大です。
ヴァータを穏やかにすることも大切ですが、
アグニもヴァータ状態にある場合は、
消化する力がとても弱いです。
消化ができないということは、
栄養が体内に入っていかないことなので、
投薬改善をしても一時的な変化で
終わってしまいます。
消化が良いと、
美味しくご飯が食べられるだけでなく、
自分の不調を改善することができるんです。
アグニは、食事と感情によって左右されます。
よって、3食の食事を通して、アグニの調子を
調えるのが、健康のカギになります。
アグニが機能するために知っておくと良いこと
キャンプファイヤーで火が燃える様子
を想像してみてください。
薪をくべないと
火が弱くなってしまいますね。
逆に、風を当てながら
薪や新聞紙を加えると、
火が強くなり過ぎてしまいます。
アグニもこれに似た状態で変化します。
キャンプファイヤーで言う「薪」は、
アグニに置き換えると「食事」になります。
私たちが食べるものが、
直接、アグニの状態を作る
ことになります。
加えて、
私たちが食事をする環境、
マインドの状態も、
アグニの状態に影響を与えます。
何を食べるかについては、
ドーシャ(体質)別に
お届けいたしますね。
食事の組み合わせについては
こちらをどうぞ
まとめ
消化の火であるアグニは、
食べ物の消化と、
感情の消化の、
両方を消化します。
体が発する小さなトラブルは、
アグニの状態を調えることで
改善が期待できます。
アグニの状態は、
実際に食べる食事、
食事をする環境、
マインドの状態
の3つが影響を与えます。
庭で収穫したパイナップル
♡
自分の魂とつながるアーユルヴェーダ
♡
Mālie AyurvedaのJessicaより