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マレーシアのデジタルノマドビザ取得プロセスを公開 ※2024年度更新編追加

※2024年4月4日追記

4月にマレーシアへ引越しをして2週間。
生活もなんとか回るようになってきました。

マレーシアへの引越し経緯は以下にまとめています。

今回、私と子どもたちは母子留学ビザ(親はGuardian、学校へ通う子どもはStudent、0歳の乳児はDependent)でマレーシアに来ました。

この母子留学ビザは、基本的に片親(特別な理由がない限りは母親)にしか下りず、パパがマレーシアに一緒に来れない場合どうしたものか…という問題がありました。

実際にマレーシアには母親と子どもだけで来ている方が沢山いて、父親は日本と行ったり来たりしたり(90日間まで観光ビザで滞在可能、年間180日まで)という話はよく聞いていました。

私達もその方法を取るか、もしくは私が現地採用の仕事を探す(家族はその帯同ビザで滞在)ことを検討していました。

そんな時に、2022年の10月、マレーシアでデジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)という新しいビザが発給されることが決まりました。

デジタルノマドビザとは

外国人でフリーランスや会社員でデジタル領域に携わり、マレーシアで仕事をしたいノマドワーカーが対象となるビザです。

要件は以下の通り

  • 年間収入が24,000米ドル(約321万円)以上であること

  • リモートワーカー、フリーランサー、個人事業主であること

  • IT業界で働いていること。
    具体的には、デジタルマーケター、UX/UIデザイナー、デジタルコンテンツ開発者、デジタルクリエイティブコンテンツクリエーターが該当する

パパは(広域ですが)デジタルマーケターとしてデジタル領域に携わっており、上の要件に当てはまりそう!と思い、申請を進めていきました。

国内での前例があまりなく、ネットを探しても情報が少なすぎて苦労したため、今後チャレンジする人の参考になれば、と記録しておきます。
(エージェントなどでお金を取って代行しているところは結構ありそうですが、実質書類は自分たちで集めることになると思う、かつ代行費用高いのに取得できる保証はない)

なお、その人の状況によって提出書類は結構異なりそうなので、私達(日本の企業で働くフルリモートワーカー)の事例として読んでいただければ幸いです。

申請に必要な書類

申請には以下の書類提出が必要となります。(2023年5月11日時点)
以下、MDECウェブサイトより引用 

  • パスポートの全ページ
    (空白ページが6ページ以上あり、有効期限が14か月以上残っていること)

  • 最新の職務経歴書

  • 最新3か月間の銀行取引明細書

  • 最新3か月間の所得証明書または最新の税申告書

  • 最新3か月間の給与明細

  • 3か月以上の契約期間を持つ有効な雇用契約書

  • 各国の法的機関から発行された無犯罪証明書

  • 個人保証金(所定のフォームに記入)

  • 最高学歴の証明書

  • マレーシアで有効な医療保険に加入していることを証明する書類
    (必要に応じて家族の被扶養者も含む)

  • マレーシアの税金登録証明書

書類の公証について

一部の書類は、翻訳とその内容の公証が必要です。
公証役場での公証はすべての書類にまとめて公証印をもらうとことができるので、すべて揃ってから行うとコストが抑えられます。

書類の具体的な取得方法

それぞれの書類取得方法について、詳細です。

パスポートの全ページ(空白ページが6ページ以上あり、有効期限が14か月以上残っていること)

  • 空白ページが6ページ以上

  • 有効期限14ヶ月以上

条件を満たしたパスポートの全ページをスマホのスキャンアプリでデータ化しました。

最新の職務経歴書

デジタル領域で働いていることを証明するために、詳しい仕事内容やポートフォリオの提出を求められます。

英訳が必要です。

最新3か月間の銀行取引明細書

銀行の取引明細は、オンラインバンキングや窓口で取得出来ます。

英訳のみではNGで、翻訳証明と公証役場での公証印が必要となります。
わたしたちは、翻訳エージェントに、翻訳と公証を依頼しました。

紹介したいのですが、対応がいまいちだったので、知りたい人は聞いてください。

最新3か月間の所得証明書または最新の税申告書

会社員なので、源泉徴収票を提出しました。

英訳のみではNGで、翻訳証明と公証役場での公証印が必要となります。

最新3か月間の給与明細

会社員なので普通の給与明細を提出しました。
ちなみにうちはパパが育休中のビザ申請で、収入が平時と違ったためややこしくなりました。

英訳のみではNGで、翻訳証明と公証役場での公証印が必要となります。

3か月以上の契約期間を持つ有効な雇用契約書

会社員の場合は雇用契約書でした。業務委託の場合は、期間がわかる業務委託契約書などがもとめられるでしょう。

英訳のみではNGで、翻訳証明と公証役場での公証印が必要となります。

無犯罪証明書

警察署が発行する書類ですが、わたしたちが相談したときは発行できないとのことでした。外務省へ相談してもだめでした。

MDECに伝えると、代わりの書類を準備してくれたので、サインして公証しました。

現在は警察からもらえる可能性もあるので、まずは住んでいる都道府県の警察に確認してみると良いかもしれません。

個人保証金

申請にあたり、現地マレーシアの企業にスポンサーについてもらう必要がありました。
もし、ない場合、MDECが代わりに有償(RM1000)でスポンサーに付いてくれるます。

そのためのPersonal Bond(身元保証書のようなもの)にサインします。申請サイトからダウンロードしてサインすればOKです。

最高学歴の証明書

大学のWebサイトから英文で取得出来たのでそれを提出しました。

マレーシアで有効な医療保険に加入していることを証明する書類(必要に応じて家族の被扶養者も含む)

これは、申請が通りビザ発行が決まってから用意すればOKです。
わたしたちは日本からマレーシアの東京海上(Tokyo Marine)に問い合わせを行い、加入しました。9,000円ほど。

マレーシアの税金登録証明書

これは、申請が通りビザ発行が決まってから用意すればOKです。

mytax.hasil.gov.myというサイトから、日本からでも申請可能です。
なお、今後デジタルノマドビザ所有者の所得税がどうなるか、今もルールが完全に決まり切っていないようです。。。

申請から取得までのスケジュール

ノマドビザの申請プロセス、本当に長い!進んでいるのか?という話を聞きますが、本当に長かったです。

スケジュール概要

  1. 2022年12月末 申請

  2. 2022年1月上旬 再提出

  3. 2022年1月上旬 再々提出

  4. たくさんの細かいやり取りを経て

  5. 2023年4月上旬 承認

申請から承認まで4ヶ月。
気持ちを発散させるためにやりとりの詳細を記録しておきます。

スケジュール、やり取り詳細

2022年12月23日 
デジタルノマドビザの申請(MDECウェブサイトより)

2023年1月9日 
Application Returned(追加情報求められる)
→その日のうちに、すぐ再提出

追加依頼内容
1- Please update your name as per MRZ as below
パスポート名に従って、名前の修正をしてください
2- Please clarify and justify more on Job Description.
(職務詳細は提出済みでしたが)もう少し詳しく職務説明をしてください
3- Please upload link for company website.
(こちらも職務詳細に記載済みでしたが)会社のウェブサイトを教えて下さい

2023年1月17日 
Application Returned(追加情報求められる)
→その日のうちに、すぐ再提出

追加依頼内容
1- Based on your job scope below, can you provide us proof of works for further verification.
職務詳細を証明するものを提示してください。

私:こちらは会社員である以上開示できる情報に限りがありますが、具体的にどのようなものが必要ですか?とメール
MDEC回答:ポートフォリオやウェブサイト、SNSなど
私:公開されている事例を提出

2- Please upload full contract
雇用契約書を提出してください。

私:もう提出しましたが?とメール
MDEC:OK
私:(大丈夫かな…)

3- Please upload 3 month salary
直近三ヶ月の給与明細を提出してください。

これはややこしかったのですが、申請時点の直近三ヶ月間、パパが育休取得をしていたので、給与が発生していませんでした。それを説明し、育休取得前の給与明細3ヶ月分を提出。

ちなみに、申請時は給与明細は必須提出書類ではなく、必須書類として直近三ヶ月の銀行取引明細を提出していました。

2023年1月18日
MDECからメールが来る
→その日のうちに回答。所属する会社のコーポレート部門担当者メールアドレスを提供しました。

追加依頼内容
Can you provide us with direct email address of signatory (Employer) for validation purpose.
あなたの属している会社を確認するため、会社のメールアドレスを教えてください。

2023年1月22日
私:
他に必要な書類ある?
→返事なし

2023年1月30日
私:
返事ないけどメール見た?
→返事なし

2023年2月7日
私:
他に必要な書類あったら教えてね!
→返事なし

2023年2月10日
やり取りしていた担当者から一向に返信がないので、MDECのインフォ宛てにメール(更にプッシュ)

同日、インフォの担当者から、元々やり取りをしていた担当者に「この方をフォローしてあげてね」とプッシュ

2023年2月15日
返事がないので、「この件、見てくれていますか?」ともう一回プッシュ。前のメールから、もうそろそろ1ヶ月….と気分落ち込む。

が、そのあと返事が!

追加依頼内容
Currently your application is pending validation from the company.
会社宛てに確認のメールを送付したが、まだ在職証明が取れていないため、申請が保留になっています。

会社に確認すると、迷惑メールに振り分けられていたようで、「この社員は弊社にマーケターとして在籍しています」とすぐに返信。

さらに続けて以下の追加依頼
Based on the picture on system is not clear. Then, please provide us your clear and proper picture.
システムにアップロードされた証明写真の画質が悪いから、アップロードし直してください。

今更!?と思いながらも、すぐに再アップロード。

2023年2月17日
写真をアップロード後、まだ申請ステータスがKIV(保留中)になっていたので、何かまだ必要?とメール。

すると、直ぐに以下の返信が。

追加依頼内容
To provide us with a bank statement that has been translated into English. The document must be properly translated by a translation agency.
翻訳会社に翻訳してもらって証明を受けた銀行取引明細を提出してください

銀行取引明細は提出していたものの、自分で英訳しているものでした。翻訳証明を出せる翻訳会社に依頼したものを提出してくださいとのメール。

もっと早く言ってくれれば、もっと早く依頼できたのに…というかそんな決まりどこにも書いていない…という気持ちを抑え(抑えきれていなかったかも)、「もう最初に申請してから約2ヶ月経ちます。バラバラと追加依頼をしてこないでほしいので、1度に今後必要な書類をリスト化して送ってください」と返信。

すると、その日のうちに返信がありました。
内容と私からの返信はざっくりと、

追加依頼内容
- MDEC:銀行取引明細は翻訳証明書をつけ、さらに公証印を押した形で提出してください
私:OK、分かった

- MDEC:育休中の給与がなかったのはわかりますが、あなたの給与はどのように証明できますか?
私:給与は発生していないので、過去12ヶ月分の銀行取引明細を提出します。育休前の給与は4月〜6月分を見ればわかるかと思います。その給与が、雇用契約書の金額と一致している(正確には税が引かれているのでこの額ですが)のがわかると思います。

- MDEC:デジタル領域に関わっているということを更に証明してください。送ってくれた事例ではデジタル要素を理解できませんでした
私:例えば、こんなデジタル要素が含まれています、とリスト化

- MDEC:最終学歴証明書を提出してください(申請時は必須書類ではなかった)
私:OK、分かった

- MDEC:会社ドメインのメールアドレスを教えてください
私:OK、分かった

聞いておいてよかった。。。これをあとからまたバラバラと依頼されていたら、あと+1ヶ月はかかっていたと思います。

2023年2月21日
上記のやりとりがあったあと、返信がなく、再度プッシュ。

2023年2月28日
MDECより返信が。

追加依頼内容
Please upload Payslip for out further checking and with English translation also authorized by notary public
(育休取得前3ヶ月間の)給与明細は翻訳証明書をつけ、さらに公証印を押した形で提出してください

その後、私の方で翻訳証明書及び公証印手続きを全て完了させました

2023年3月6日
2月28日までに依頼されていた追加書類を再提出。

2023年3月13日
返信がなく、再度プッシュ。

すると、その日のうちに返信が。
給与に関わることなので詳細割愛しますが、「育休っていつから取ったの?育休前の給与が雇用契約書の内容と合わないよね?なんで?」ということでした。

なので、税金などのことを細かく計算・説明。

2023年3月16日
今度はMDECより以下のメールが。

Please provide us information about your company which is nature of business.
会社の事業内容について詳しく教えて下さい

これも今更感ありましたが、その日のうちに「とりあえず事業内容(再度)とウェブサイトのURL(再度)を渡して、翻訳にかけてみてください」とお願いしました。

2023年3月20日
今度はMDECより以下のメールが。

Please be informed there have another document needed from you. Hence, Please provide us with your company campaign report also portfolio for further checking.

As a digital marketing for BtoB, you can provide us with information below:

i. Campaign Marketing Plan for campaign
ii. Report on the social media campaign

iii. KPI: Engagement Rate, Impression Rate, etc

職務に関する書類で、例えばBtoBマーケターであれば、キャンペーンレポートやポートフォリオ、マーケティングプランやエンゲージメントレート、インプレッションレートなどを提供してください。

めっちゃざっくり。。。

私からは、「顧客情報であり、契約を結んでいる以上、提供できる情報があ限られる場合はどうすればいいですか。代わりに提供できそうな情報はありますか?」と返信。

2023年3月23日
その後、返信がなかったので、再プッシュ。

すると…
Thank you for your emails, please be informed your application has been finalized. You will notify by our helpdesk as soon as possible.
メールありがとう。あなたの申請は完了し、審査プロセスに入ったので、結果をお待ち下さい。

!?!?!

最後に依頼された書類は提出できていないし、超不安!!!大丈夫なの?!?!?ということで、渡航も迫っていた(4月20日渡航予定)このタイミングで私は大泣きしましたw

そして、その日のうちに2通、
「まだ最後に依頼された書類提出していないよ!」
「これで申請完了って言われても不安すぎるよ!」
とメール。

しかし返信が来ることはありませんでした。。。

2023年4月3日
そして運命の日。
ああ、このままパパはノービザで渡航か。。。と思っていたとき、以下のメールが。

Congratulations!

Your application on DE Rantau Nomad Pass has been approved for 12 months.
You may now proceed with the issuance of pass sticker.
おめでとうございます!承認が下りました!
パスステッカー(ビザ)をもらう手順を案内します。

最後に

今後マレーシアのデジタルノマドビザを申請予定の方がいれば、一つだけアドバイスしたいことは「何度もプッシュしてください」ということです。

もしマレーシア国内にいるようであれば、電話のほうが良いかと思います。

祝日も多いし、マイペースな国民性からか、本当に悪気なく返信が来ないことが多くて、そのせいで申請が止まってしまうことがあるんだなあと実感しました。

無事、4月末に入国し、先週ビザを取りに行ってきました。(マレーシアに来てから、MDECのオフィスに取りに行きます)

来年も更新プロセスが待っていると思うと今から戦々恐々としていますがwとりあえずはめでたしめでたし。

※2023年7月12日追記
質問を直接もらうことが多くなってきているのですが、返信しきれていないのと、私自身が申請したときの情報も古くなってきているので、下記に私が活用した情報収集方法を記載します。

Malaysia's DE Rantau Digital Nomad Member Community

こちらは、全世界でマレーシアのデジタルノマドビザを申請中の人や既に申請が通った方が参加しているFacebookグループです。
私も申請中何度もここに質問を投稿しました。そして大体返信がすぐに返ってきます。管理人がしっかりしているので、秩序も保たれていますw

フリーランスや会社員、様々なケースでの申請者例があるので、ここでMDECに聞いても返信が来ない等の場合に質問をしてみてください。

もちろん、その情報が正しいかはご自身でしっかり判断してください。

更新編

もうマレーシアに来てから、1年が経とうとしています。あっという間!

この度、ノマドビザの更新の承認が下りたので、その記録を残しておこうと思います。

更新申請について

更新申請は、ビザが失効となる3ヶ月前から行うことができます。3か月前になるまでは、更新申請ができないので注意してください。ちょうど3か月前になると、MDECのサイトにログインすると「更新」ボタンが出てきます。

また、MDECからも3か月前になるとリマインダーのメールが届きます。

更新に必要な書類

下記が更新に必要な書類になります。
初期の申請時と変わらないボリューム。。。

  • 最新の雇用契約書(リモートワーカー)または最新のプロジェクト契約書(フリーランサー)

  • パスポートのすべてのページ:

    1. 空白のページが少なくとも6ページ必要

    2. 有効期限までの最低14か月の有効期限

    3. 有効なビザ

  • 最新の所得税申告書 (e-filing受領書)

  • 3か月間の給与明細書(リモートワーカー)または3か月間の収入明細書(フリーランサー)

  • 年次所得証明書/銀行取引明細書

  • 個人保証金(所定のフォームに記入)および銀行保証

  • マレーシアでの滞在の賃貸/賃貸契約書またはホテルの請求書

  • マレーシアで有効な健康保険

書類の公証について

一部の書類は、翻訳とその内容の公証が必要です。
公証役場での公証はすべての書類にまとめて公証印をもらうとことができるので、すべて揃ってから行うとコストが抑えられます。

提出した書類内容(リモートワーカー会社員、更新時期4月の場合)

それぞれの書類について、具体的にどのようなものを提出したかは以下の通り。

最新の雇用契約書(リモートワーカー)または最新のプロジェクト契約書(フリーランサー)
会社員の場合は雇用契約書でした。業務委託の場合は、期間がわかる業務委託契約書などがもとめられるでしょう。

今回は会社員としての申請なので、去年提出した公証済みの雇用契約書をそのまま提出しました。すると、MDECより「最新の雇用契約書を提出してください」とメールが。日本で会社員として無期雇用契約を結ぶ場合、毎年契約書を更新することはしない旨を伝えると、理解してもらいました。

パスポートのすべてのページ
3つの条件(①空白のページが少なくとも6ページ②有効期限までの最低14か月の有効期限③有効なビザ)に注意が必要です。今回、パパのパスポートが更新申請時点では14ヶ月以上あったものの、新ビザに切り替えが必要なタイミングでは14ヶ月を切っていました。14ヶ月以上期限が残っていたパスポートを泣く泣く失効させ、新しくパスポートを作り直しました。

更に有効なビザも必要なので、新しくパスポートを作り直したあとに、ビザの貼り替えにサイバージャヤまで行く必要がありました。もし、ビザの貼り替えが必要な場合は、MDEC宛にTOE(Transfer of Endorsement)をしたい、とメールすれば手順を教えてくれます。

パスポートとビザが揃ったら、新規申請と同様にすべてのページをスキャンして提出します。

最新の所得税申告書 (e-filing受領書)
こちらは、私達の場合ですが更新時期がe-Filing(確定申告)時期の前だったので、最初に取得した納税者番号のコピーを提出。

182日以上マレーシアにて滞在しており、パパはマレーシアで納税が必要になるため、現在絶賛e-Filingの処理を進めており、もし求められれば提出できる状態にしています。

税の話は色々とありましたが、182日以上マレーシアに滞在している以上、国外で働いていても外貨でもらっていても、マレーシアに納税が必要だと私達はいくつか相談した税理士さん全てにアドバイスをもらいました。

日本での所得税納税もしていたので、こちらは還付手続きをしています。

3か月間の給与明細書(リモートワーカー)または3か月間の収入明細書(フリーランサー)
そのままですが、直近の給与明細を提出しました。次の年次所得証明書と被るため、1年分の給与明細書を英訳、公証し、提出しました。

年次所得証明書/銀行取引明細書
年次所得証明書としては、上記の1年分の給与明細書を提出。銀行取引明細も1年分を英訳、公証し、提出しました。

個人保証金(所定のフォームに記入)および銀行保証
去年提出したPersonal Bondを再度提出しました。

マレーシアでの滞在の賃貸/賃貸契約書またはホテルの請求書
パパの場合は、賃貸契約書を提出しました。賃貸契約書の名義が私のものとなっていたため、関係性を証明できる書類も追加で求められたため、戸籍謄本を在マレーシア大使館で英訳・公証してもらい、併せて提出しました。

マレーシアで有効な健康保険
昨年加入した健康保険を来年度までに更新し、その証明を提出しました。

タイムライン

今回、1月20日にビザの更新が可能になりました。すぐに提出したかったものの、パスポート更新とビザの貼り替えが長引きそうでした。

なので、とりあえず他の書類をチェックしてもらおう!ということで、パスポートは古いままで、その他すべての書類を1月20日に提出。

2月上旬に案の定、①パスポート更新の依頼と②直近の仕事の詳細追加③雇用契約書の最新版(上記詳細)④賃貸契約書の名義人との関係性を証明するもの(上記詳細)を求められ、2月中旬にすべてを揃えて再提出。

3月中旬までに、毎週進捗確認するものの、進捗なし。
去年も確認中(KIVステータス)が続いたとき、会社に在籍確認の連絡が届いていて、スパムに入り気が付かなかったという過去があったので、「それで止まってない?」と聞くと「そうではない」とはっきり。心配になり会社に聞いてみると、やはりスパムにMDECよりメールが来ていました。

ということで会社から返信をしていただくと、すぐにステータスがIn Progressに変更。その後1〜2週間ほど経ち、今週4月1日に承認が下りました。

承認は下りたものの、現在地の確認などがあるそうで、これから承認レターを発行するとのことでした。

最後に

さて、このビザが有効なのは来年まで。その後はどうしよう?
ワクワクでいっぱいです。

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