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教えてください!中国語とマレー語③ はじめましてのあいさつ

自己紹介の定番フレーズ
 「はじめまして」
 「○○です」
 「どうぞ よろしくお願いします」
今回は、この定番フレーズを学習します。

みなさん、またヘルプをお願い致します。

自己紹介

自己紹介は、相手との関係を築くための大事なステップです。
日本語を教えるときにも、この定番フレーズを、先ずしっかりと覚えてもらうことから始まります。
お互い初対面なのでとても緊張しますが、それは心地の良い緊張で、それをシェアしているという感覚も、独特の楽しさを含んでいますよね。

定番フレーズは中国語やマレー語ではなんていうの?

名前の伝え方はすでに学びましたので、それ以外の部分を学びたいと思います。

「はじめまして」は中国語では何というのでしょうか?
「初次见面(chū cì jiàn miàn)」となります。

中国の初級に必ず出てきますが、教科書的で、外国人同士のあいさつという感じがすると書かれているサイトもありました。
スマートな印象を与える中国語として、「お会いできて光栄です」に通じる表現として、

「认识你很高兴(rèn shí nǐ hěn gāo xìng)」を使うようです。

また、語順を変えて
「我很高兴认识你(wǒ hěn gāo xìng rèn shí nǐ)」
「あなたと知り合えてとてもうれしいです」もよく使うようですね。

ここで使われている「认识」(rènshì)は、中国語で「知る」「知り合う」という意味の動詞で、人や物事について知識があることを示すだけでなく、他人との関係を築くためにも使われる、便利な動詞なようです。

では、マレー語ではどういうのでしょうか?
「Selamat berkenalan」
となるようですね。
マレー語というのは面白い言葉で、接頭辞や接尾辞が多いようで、この場合も、「kenal 知る」という言葉に、行動や状態が進行中であることを示す動接頭辞「ber-」が付いています。
それに加えて、接尾辞の「-an 」がついて名詞化されています。
というか、詳しい文法書を見ると、「kenalan 知人」という名詞に、動詞化の接頭辞「ber-」がついているようですね。
うーん、難しいけど興味深い言葉ですね。

よろしくお願いします

では、自己紹介の最後に言う言葉「よろしくお願いします」はどうでしょうか?
中国語では
「请多关照」(qǐng duō guānzhào) となります。
ここで、「请」は「~してください」というときによく使われる言葉で、「关照」は「世話をする」という意味のようです。

また、「请多多关照」(qǐng duōduō guānzhào)もよく使われるようで、より強い依頼や願いを表現すため、より丁寧な言い回しを好む人は「请多多关照」を使う傾向があるようですね。

マレー語では
「Selamat berjumpa」
がよく使われるようで、ここでも接頭辞である「ber-」が「jumpa 会う」という動詞についています。
ただ、こちらは実際には「初めまして」の意味で、意訳で「初めまして よろしく」となるようですね。
「あなたにお会いできてうれしいです」という意味となる
「Gembira jumpa kamu」
を使う方がいいようです。
ここで、「kamu」は「あなた」という意味の人称代名詞で、少しくだけた、カジュアルな言い方のようです。

あなたのお名前は?

最後に、他人に名前を尋ねるときの言い方を見ておきましょう。

中国語で「あなたのお名前は?」と尋ねる場合には
「您贵姓(nín guì xìng)?」または
「你叫什么名字(Nǐ jiào shénme míngzi )?」
と言うようですね。
初めて会った人に、丁寧に尋ねる場合に使われる表現ですね。

マレー語では
「Siapa nama awak ?」または
「Apa nama anda ?」
と言います。
ここで使う「awak」も「anda」も、上記の「kamu」と同じように「あなた」を表す人称代名詞です。
マレー語も、日本語と同じように人称代名詞が豊富そうですね。

と言うことで、次回は中国語とマレー語の人称代名詞について書いてみたいと思います。

皆さん、今回の「初めてのあいさつ」に関する中国語とマレー語について、検索をお願い致します!



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