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新たなチャレンジ

2021年私はまた新しくチャレンジするという選択を決断しました。

“サッカー選手福丸智子を引退という決断”
引退を報告させていただいた記事はこちら↓
https://note.com/mal08/n/n0c2f02fe1a9c

今回は引退後の私の取り組みについてnoteを書いていきます。

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''女子サッカーチームを立ち上げます''

今年1月上旬に宮崎県の新富町という町に移住してきました。
この新富町という街で女子サッカーチームの立ち上げに携わる事になりました。
新富町は、今年サッカー専用スタジアム(ユニリーバスタジアム新富)が出来たり、2022年にはフットボールパーク(人工芝2面)の完成が予定されています。そんな環境が次々と整えられ、進化している町でもあります。
国の制度でもあり、新富町の取り組みの一つでもある”地域おこし協力隊"という制度をつかい、新富町の職員として、資格・スキルや知識を取得しながら、女子サッカーを通じて地域・町・人を元気にして行くことが目的です。
そして個人的には、アスリートも社会へ貢献出来るという事を証明していく事地域と人に寄り添いながらクラブ運営・地域おこしを両立していく事が私の考えるこの街でのミッションです。

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"私の想い”

アスリートとして、社会の中で活躍出来る人になりたいという思いは、オーストラリアの経験を経て強く感じた事のひとつです。
アスリートに出来ることが多くあるのではないか、そしてアスリートの言葉や行動が多くの方々の喜びや感動、元気や勇気を与える力があるのではないかと考えています。
昨年1月には当時チームメイトの尾田緩奈と立ち上げたブランドがあります。
私たちは”FOOTBALL”を通じて世界中を繋ぎ、人の心を動かし続けることをモットーにSEVENF.(セブンエフ)という7つのF(FOOTBALL/FRIENDS/FUN/FAMILY/FREEDOM/FUTURE/FITNESS)を掲げた想いのあるブランドを立ち上げました。
ブランド立ち上げの思いを書いた記事はこちら↓
https://note.com/mal08/n/na632b35ee15e

今の自分にできることはないかと小さなことを積み重ねた行動こそが、人の感動を掴めたり、勇気や笑顔を与えられることもわかりました。
SEVENF.は、沢山の方々に応援されていることも女子サッカーを盛り上げたいと思ってくれている方々が沢山いることも、FOOTBALLを通じて家族のような温かい繋がりが広がることもこの1年で実感してきました。

このような活動をする中で、自分自身がスポーツチームのマネジメントや個のブランディング、アスリートの価値をどのように社会の中で活かしていくかというところにとても興味を持ちました。

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今年チャレンジすることの目的は、
自分自身を大きくアップデートすることです。
その中で2つの経験を自分で掴みたいと思っています。

ひとつは、チームを立ち上げるという経験
チームの立ち上げに携わる事ができる経験というのは人生の中で何度もある経験ではないと思いました。0→1を作り上げる面白さや苦労や知識を自分の目で見て経験する事が必要だと感じています。
私は鹿児島出身で、鹿児島にある鳳凰高等学校で人として選手として多くを学ぶ事の出来た濃い3年間を経験させて貰いました。九州には高校までは強豪校と呼ばれるチームが多く存在します。高校卒業後、九州を出て高いレベルの大学やなでしこリーグのチームを選択する事が、選手としてステップアップする為のより良い選択ではないかと当時高校生だった自分自身もそう考えていました。
なでしこリーグで経験するようになってからも、試合で九州に足を運ぶ事は残念ながら一度もありませんでした。
私は、九州の中にも上を目指していけるチームを増やしていくこと、これからの子供達がサッカー選手という夢に向かうための選択肢を九州から広げていくこと、そしてその環境が作れる可能性が今ここにあるということでこの新富町に移住することを決断しました。
そしていつか、自分自身の出身地である鹿児島にも子供達が夢を追える、憧れる、女子サッカーチームを立ち上げていきたいというのが私のひとつの目標でもあります。

ふたつめは、スポーツビシネスの中におけるチーム作りと同時に、地域・町・人との架け橋となって活気あふれる魅力あるチームを作っていく。という大きな経験です。
宮崎はこれまでプロスポーツチームがない県として知られていました。今年に入り、テゲバジャーロ宮崎がJ3昇格を果たした事により、プロスポーツチームが宮崎に誕生しました。プロである以上、結果やマネジメント面での成果はチームの評価に直で繋がる事はなんとなくですが想像できます。
私自身、選手経験があるのでサッカーで元気や勇気や感動を与える事はそう簡単な事ではない事、沢山の努力と日々の積み重ねがあってこそだと考えています。
そして、このプロスポーツクラブにこれまで馴染みのなかった新富町という町で私がブラさずに心に決めている事は、
①ひとりひとり地域の方々に寄り添って温かい地域おこし活動を積み重ねる事
②どんな壁があったとしても正々堂々とやっている事に自信の持てる愛されるチームを作ること

ひとりでも多くの笑顔と感動をお届け出来る様に行動していく事
です。
まずこの1年は、チームにとって沢山のファンを増やしていく事で、町、そして県、そして九州に希望を与えていきたいです。

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私の究極の理想を言えば、集客やスポンサー様に頼らなくても自分達のチームで自給自足が出来るようなチームを作りたいです。
サッカー✖︎〇〇というチャレンジをこれから少しずつ叶えることが出来れば不可能ではないのではないかと考えています。
毎日毎日試行錯誤して少しずつではありますが、沢山の事を吸収して経験していきます。そしてこの取り組みや私達の想いに一緒になって応援してくれる方々へ沢山の喜びや感動をお届け出来る様に頑張ります!!

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女子サッカーの明るい未来を切り開く為に少しでも自分に出来るオーストラリアからの発信をしていきます。よろしくお願いします。