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相撲ライター西尾克洋の投げやりキッチン第20回目:サバの味噌煮

初めて作る料理は、なんか怖い。

どうもね調理プロセスを自分自身が踏んでいないから、たとえレシピがあっても、映像があっても、自分の調理に自信を持てないんですよね。

一度でも経験するとこういうもんだ、っていうことが絵としてもインプットできるし、事故らないという成功体験も身に付くので全然大丈夫なんですよ。

ただ、これが初めてだと焼き加減とか、味付けの塩梅とか、あとは手順そのものが頭に入っていないから、やり方をそのまま鵜吞みにしてやらざるを得ない。

43歳になっても、はじめての料理に対する不安っていうのは変わらないんですよ。

まぁ考えてみると、普段作っている料理っていうのは自分が出来るものばかりなんですよね。そういうのもあって、なかなか初めての料理っていうのは手を出しにくくて。

ただ。
たまにあるんですよ。

私が作る料理と妻が作る料理が我が家にはあるんですけど、妻の仕事が意外と長引いてしまって、メインディッシュが出来ない。

こういう時って妻が仕事終わるのを待てばいいんですけど、それが見えないと私が作らざるを得なくて。

これはもう、43歳の大冒険なわけです。

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サバの味噌煮:

材料:分量はレシピサイト参照
・サバ
・しょうが
・酒
・砂糖
・味噌
・みりん

①サバをパックから出し、フライパンに乗せる

②酒、砂糖、みそ、みりん、刻んだしょうがをレシピサイトに書かれた分量投入する


さば味噌のビジュアルではない


【今日の投げやりポイント!】

これね、
やってみて気づいたんですけど、

レシピ通りだと妙に味噌が多い感じになるんですよ。

あれ?
こんな多くてヤバくねえか?

ってな具合に。

酒とみりんを合わせるんで、何かね、見た目浅めの味噌汁の中にサバを突っ込んで煮立てているようなビジュアルになるんですよ。

この感じ、私が記憶しているサバの味噌煮のプロセスとなんか違うぞって感じてくると、もう不安で仕方ないんですよ。

ただ、もうある程度味付けは決まってしまったんで、乗り掛かった舟です。このまま煮詰めていくより他ないんですよ。

味噌汁をどうにかサバの味噌煮に仕立てていきます。味噌が多いと味噌汁で煮るみたいな感じになるなんてはじめて知りましたけど、シャバシャバのサバみそとか聞いたことないんで、煮まくります。


どうにかなってきた‥?

③フライパンは底が浅いので、適宜サバをひっくり返す

完成!


さば味噌になりました


味噌が多くて味噌汁を煮詰めるみたいな謎の経験をしましたけど、味の方は…

案外普通のサバの味噌煮でした。

あー
これでいいのか

いや、良かったのかは分かりません。

たまたま分量とか色々間違っていてもそれなりに形になったのかもしれません。

ただ一つ言えること。
それは、これからちょっとビジュアル的にサバみそが変であっても多少のことは何とかなる!

ってことです。

次回:
サバを味噌汁に投入して食ってから

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