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自己紹介でイジりが嫌で趣味を開示しづらい人たちへ。大丈夫。趣味のイジりはチャンスです。

新しい環境になると、そこに適応するのは結構大変

今日もVoicyで同じ内容をお話ししました。
いつものことなんですけど、書いてみるのと喋ってみるのではかなり感じ方が変わると思います。あと、アドリブで喋っているところも結構あるので、同じことではあるんですが、こっちの方が情報量が多いです。

是非Voicyも一度お聴きください!

さて、4月になりました。
新たな職場、新たなクラス、新たな環境でスタートを切った方も多いのでは無いかと思います。

あれ、結構大変なんですよね。どんな人が居て、何がOKでどういうことがNGか?みたいな人間関係を結構な割合でゼロから始めなければいけないし、勿論環境になれないといけないっていうこともあって、40超えるとそれは結構ストレスになるなぁと思います。

ただ、これって子供の頃は普通にあることだったし、環境が変わっちゃうと適応せざるを得ないんですよね。今にして思うと結構な負荷だし面倒なことではあるんですけど、でもそれが当然のことであり、ついていくべきこととして捉えていたからこそそれなりにパワーが要るのになんとか出来ていたんでしょうね。

案外知恵を身に付けたからこそ細かいことを気にしているし、高いレベルで出来ないことを悔やんだりとか、妙に落ち込んだりとかするんじゃないのかなぁ。

自己紹介は相手を知る上でも自分を知ってもらう上でも大事

でね。
新しい環境になるとよくあるのが、自己紹介です。

これって結構嫌だという人も多いと思うんですけど、するにはするなりの理由があるんですよね。だって、その人がどんな人か、何が好きか、どういう環境に居たのか、何ができるのか、そういうことを知識として持っておくことってその後のコミュニケーションで必要じゃないですか。

あとね。
案外これは見過ごされそうなところかもしれないですけど、いわゆるノンバーバルコミュニケーションっていうんですかね、単に知識を入れるというだけではなくて、喋っている立ち姿、雰囲気をつかむこともとっても大事なんです。

勝気な人なのか、ちょっとおっとりした人なのか、あまり開示しないようなタイプなのか。そういうところを汲み取ることによってその後のコミュニケーションって絶対に変わってくるし、自分の引き出しの中から適切なコミュニケーションを選択することになると思うんですね。

相撲ファンであることを自己紹介で開示すべきか悩む

そういう目的があるから、っていうこともありますし、あとは単に自己紹介っていう枠の中で求められているから、っていう理由だけでしている方も居るかもしれませんが、ある程度皆さんって自己紹介の中でやっているのが、自己開示だと思うんです。

つまりね、例えば名前を名乗って、どこの部署や学校から来て、どんなキャリアで、出身がどこで、みたいなことをサラッと喋るんじゃなくて、どこかで印象に残るような自分の色を伝えようとする方の方が多いと思うし、今まで観てきた自己紹介ってそういうものばかりだったんです。

で。
ここで相撲ファンとして結構悩む部分があるんです。
それは、「相撲ファンだということを、ここで開示すべきかどうか」だと思うんですね。

何故相撲ファンであることを開示するか悩んでしまうのか

相撲ファンであることを開示すべきか否か。
これ、相撲界隈じゃない方からするとなんで悩むかよく分からない人も居るんじゃないかと思います。

さて、これどうして私たちは悩むのでしょうか?
5秒考えてください。

正解は、馬鹿にする人が居るからなんです。

これね、居るんですよ。案外ね。コミュニケーションの一環だと捉えている人も居るのかもしれませんけど、相撲という趣味ってツッコミどころになることが結構あって、単に興味を示してくれるということであればいいんですけど、そのアプローチがイジりっていうのは悩ましいんですね。

このイジりが来るのは結構嫌なものだし、単に自己紹介の時だけで終わらずにその後も仲間内のコミュニケーションの一環としてイジりが継続することもあるんですよね。知ってもらうために開示したつもりが、なんか嫌な情報を与えただけになっちゃったみたいな経験をしたことがある相撲ファンって結構多いみたいで。

開示をためらうのは相撲ファンであることに限ったことではない

ただ、これって別に相撲に限ったことではないと思うんです。

よく目撃するのが、ゲームとか鉄道とかアニメみたいなオタク趣味とか、アイドルファンだったりとか、割と尖った趣味で且つ、自分の理解が及ばないところ、しかもどちらかというと海外でいうところのナード系の趣味っていうんですかね、そういうものはイジりになりがちな気がします。

そこを経験則で知っている人は、自己紹介の時なんかに自分の趣味をあんまり開示しなくなっちゃうんですよね。そういうタイプって自己紹介で言葉が少なくなりがちで、伏し目がちで、自信なさげな感じになることも多いのかなと。

こういう経験をしてしまうとどんどん自己紹介というものが億劫で、自分が嫌な思いをするだけのイベントになってしまう訳です。本来の目的である、その人を知るということからどんどん離れちゃうから、勿体ないんですよね。

イジりに動揺するのが楽しいから、周囲はイジってくる

ここで大事なのって、自分の趣味に堂々としていられるか?ってことだと思うんですよ。

周りがイジってくると、なんか自信なくなってくるし、自分が面白いと思っていることに対して馬鹿にしてきて、そこに対して揺らいじゃうとその自信の無さがなめられることに繋がる。そしてそれはイジる側が求めているリアクションなんですよね。

イジりに揺らいで慌てふためいて、傷ついて、イジる側が制御可能な範囲で抵抗するみたいなことをしちゃうと、完全に集団の中の序列で下に位置付けられてしまう。こうなっちゃうと本当に面倒なんですよね。

個人的には、どんな趣味であっても本当に好きであれば後ろめたさなんて感じずに堂々としていればいいと思うんですよ。

趣味でイジられなくても、突っ込みどころがあれば人はイジってくる

ただ。
一つ大事な点として考えてほしいのが、集団の中でポジションを確立している人であればどんな趣味でもそんなにイジられることは無いと思うんですよ。

すべての事例に共通して言えるという訳ではないですけど、趣味をイジられるのって、案外趣味の問題じゃなくてその人が持つ雰囲気だったりするんですよ。つまり、趣味っていうのはその人が見せた明確な一つのツッコミどころであって、それ以外にも何かツッコミどころがあるとその人はいじられちゃうって話なんです。

上手くイジる人なんて、殆ど居ません。
でも、このヘタクソを面白いこととしてしてくる人が後を絶たない。

そういうものに対してしてはいけないって主張することは簡単なんですけど、でもそれだけでは防げないものであることも事実です。

イジられるのは逆にチャンスでもある

だからね。
趣味に限らずあらゆることに堂々としていればいいと思うんです。

それが出来ないから後ろめたくて、イジられたら動揺しちゃうってのはあると思いますけど、私は相撲の中でも幕下とか、その中でも吐合(はきあい)っていう珍名力士を追いかけているってところから始まっているんですよ。

イジりなんて死ぬほど受けましたけど、いや、これが実に面白くてね、ガリガリの力士と下手すりゃ肥満体の延長線上みたいな力士が見たこともないような相撲を取るからビックリするのよ、って言うとえ!?ってなって、逆に面白がられる。

イジる側の上を行けば、彼らは何も言えなくなるんですよ。
そして、イジった分だけ後ろめたさもあるから、案外素直に聞いてくれる。

そんなもんなんですよ。
意外とイジられるのはチャンスだったりするんですね。

今日のまとめ:自己紹介のコツ

ということで、まとめです。

自己紹介っていうのは相手を知るうえでどこの環境に居ても付いてくることなので、ある程度自分を開示することによって相手も自分もやりやすくなる面が大きいのでとても大事です。

ただし、自己紹介って、開示する情報次第で変に序列をつけられて、嫌なイジりを受けることに繋がることもありますが、でもどんな趣味を持っていてもイジられない人はイジられないので、その人に起因したものであることも多いです。

ただ、イジられたとしてもそれは無知から来るものであることも多いので、彼らのイジりを上回ってしまえば案外こっちに付かせることも可能です。イジりは嫌かもしれませんが、これはチャンスでもあるので、自信をもっていなしてください。

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