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20代デート未経験40%なら競争率が低いのでデートしやすいことをデータ分析で立証した話

20代デート未経験40%の原因とは

最近ニュースで20代男性の実に40%がデート経験が無いということが話題になった。

この記事にはその理由として以下が挙げられている。

①経済力の低迷(特に男性の)
②恋愛や結婚に興味のない人の増加
③ひとり時間の充実
④出会いの減少

https://toyokeizai.net/articles/-/598171

確かにこのような要因はあると思う。

一人でいても楽しいし、誰かと外に出るのはお金がかかる。

ただ、本当にそうなのだろうか?私はかなり疑問に思っている。何故ならこの中にはデート経験のない人が言いたくはないが誰しも思っている理由が含まれていないからだ。

そう。

単に自信がない、という点に触れていないのだ。

デート出来ないのは自信が無くて失敗したくないから

更に言えば、最近の傾向として失敗することを極端に恐れるということが挙げられる。言葉を選ばずに言うと

「モテないし自信ないしデートに誘って失敗して傷つくのが嫌」

という誰しも最初のデートに成功するまでに抱えている不安を20代になっても抱えやすくなっていることに触れられていないと言いたいのである。

この点に近い考察はこの記事でも為されているが、この理由は真っ先に出てくるべきものだと私は思う。何故なら恋愛というのは論理よりも感情が先に立つものであり、コスパや経済的な理由を本来上回ってしまうものだからだ。

誰しも自分にとって痛いことは言いたくないし、触れたくもない。だから理由を求められたらそれらしいことを言いたがる。金がない、コスパが悪い、恋愛に興味がない、出会いがない、そうやって自分を守るのだ。

だからこそ、こういう時に考えてほしいのは相手の言葉ではなく言葉の裏に隠された本音の部分なのである。正しく原因を分析するときに表に出てくる言葉だけで判断は出来ない。

類似事例として退職者の多くが退職理由を率直に述べないことが挙げられるだろう。だからいつまで経っても会社は退職を防げない。何故なのかといつも首をかしげている。そういうところだと気付いてほしいところだが…。

40%がデート未経験⇒競争率が低い!?

どのような背景があるかは解釈が別れるところだが、確実に言えるのは「20代の男性の40%がデートすら未経験」という調査結果だ。これに関してはかなりネガティブに受け止められているようだが、実は私は全く異なる解釈をすることになった。

これ、競争率が相当低いってことじゃないの?

勝手に脱落している人がかなり居るってことじゃないの?

つまり「自信がない」「傷つきたくない」という理由で避けている人も、正しく努力すれば昔よりも相対的にデートしやすい状況にあるんじゃないの?ということである。

どれくらい競争率が低いかを考えるために仮説を立ててみよう。そのために20代のうちどの程度の人数が「恋愛市場」に居るのか考えてみた。

恋愛市場の42%がほぼデート経験なしという仮説

20代で結婚している男性が31%居るというデータがあるので、デート経験のある未婚男性は29%と言えるわけだ。デート経験のある人が市場から撤退しているとは考え難いのでこの29%はそのままスライドしたいと思う。

あとはデート経験のない4割のうちどの程度が競争に参加しているかが焦点になる。

高校卒業の年齢から2年以上デートに持ち込めない人の中でまだ競争に身を置ける人は結構なメンタルの持ち主だ。試行錯誤して失敗して、それでもまだ何とかしようとしている人だからだ。

これまでに恋愛を意識してこなかったが時間が出来た。親から言われて参入した。そんな人も居るだろうが、トータルで見てそれほど多くはないだろう。デート未経験者のなかでアクティブに恋愛市場に参加している人数は多く見て3割程度として見積もろうと思う。

ということでこれは私の仮説という段階を抜けないが、20代の中で恋愛市場に参戦している人数は41%ということになる。

恋愛市場に参入している20代男性は、41%。

これ、少なくないですか?

これは私の仮説内の数字なのでどこまで正しいかは分からないが、私の仮説の数字をそのまま使うと現在恋愛市場に居る男性の中でデート未経験者の割合は3割程度(12/41)だ。

そしてデート経験があり未婚の男性の中にもデート経験1~2回しか経験のない人も居る訳で、仮にそれを2割(29×0.2=5.8)と見積もってしまうと、恋愛市場に参戦している人の42%(17.8/41)がほぼデート経験なしということになってしまう。

この中の競争であれば、勝てそうな気がしないですか?他の男性と比べて相対的に良ければ、成功しやすいと思うのだ。

競争率が低ければ、デートくらいはいけそう

身なりを整え、人前でそれなりに話せる社会性を身に着け、多少の失敗をひきずらずに次への糧とし、言い訳に逃げる弱さを捨てれば少なくともほぼデート経験のない42%とは闘えると思う。いや、闘う過程のなかでその中ではかなり上位に入れるようになるだろう。

この数字を見たうえで、それでもコスパとか金がというのであれば止めはしない。ただ、結婚して家庭がある身としては恋愛経験によって学んだこともあるし、何より楽しい思い出も沢山ある。それは家でYoutubeを見てもスマホゲームをしていても得られないものだ。

断っておくが、決して今回の記事は結婚相談所だの恋愛教室といった類のものに誘導するためのものではない。この点については安心してほしい。

最後に41歳のおっさんが言いたいのは「ビビッてんじゃねえよ」ということである。生きることも案外楽しいし、その歳で諦めては欲しくない。笑われることもあるだろうし、嫌なことを言われることもあると思う。

ただ、正しく努力をすれば成果が上がりやすい環境であることは先ほど数字で語った通りだ。だからたまにはスマホとタブレットを投げ捨てて外に出てほしい。

次回予告:左利きと知らずに右利きとして育てられたことから病的に不器用な少年が誕生した話

左利きか右利きか。親からするとそこまで考えて日ごろ子供に接してるのかなと不安になることがあります。

それは、私は本当は左利きなのに右利きだと勘違いされてしまったからです。

利き手じゃない方で投げたり書いたりするのはかなり大変でした。そういう努力が自分の性格を作り出したので悪かったとは思わないんですけどね。

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