「何が面白いのか分からない」という否定が話を面白く広げられない問題
相撲ライターだという話をするとね、よく言われるんですよ
相撲って何が面白いのか分からない
って。
まぁ私クラスだったら行きますよ。無理やりにでも笑わしに掛かります。逆に言うと、無理やり笑わしに行くくらいでないと変な感じになるんですよね。
だって、その人が好きだと言っているものに対して「わからん」って表明しているんですもん。
明確に対立姿勢を明らかにしている訳ですから。
民主党と共和党ですよ
こんなもん
でも結構いますよね
「何が面白いのかわからない」っていう人
これ、どうしてほしいんですかね?その人が面白いと思っていないようなものを好きな自分は、その場でどう振る舞えばいいんでしょうか?
「えへへ」って言ってほしいんですかね
あなたのような素晴らしい人には私が好きな下品なものは分からない、っていうことなのかなぁ
純粋に分からないから教えてくれっていうならいくらでも話します。魅力を知りたいんだったらいくらでもアプローチはありますからね。
そして「~が苦手」っていうのは仕方がないです。だって、誰にだって受け入れがたいものってありますし、私だってありますよ。
仕方ないことですよ。だって苦手なんだから。多くの方が好きだという現実がある中で、なんかちょっと苦手。それはそれでいいんです。
苦手は悪いことじゃない
話し方しだいなんですけどね
ただ
分からないって言われるのが分からない
だってね
どうしてほしいのかわからんのです
私が好きだと言っているもの、ひいては私に対して否定しているニュアンスさえ生まれることありますからね
よく考えてくださいよ
目上の人に「何が面白いのか分からない」とか言わないじゃないですか
自分の会社の社長がゴルフ好きだとして「ゴルフの何が面白いのか分からない」なんて言ったらフワちゃんじゃないですか完全に
あれもテレビ上のキャラクターだと信じたいですけどね。根っからああいう人だったらマジで日常生活に支障きたすレベルですよ
ちなみにキャラ設定ではなく、ガチで自分のことを「ボク」って本当に使っている女性って存在するんですかね。25年前にやってたエロゲーに出てくる女性キャラは5人に1人はボクっ子でしたけどね
まぁボクっ娘の話はいいんですよ
「何が面白いのか分からない」なんですよ
今日のポイントは
本来「何が面白いのか分からない」っていうのは腹の中で思っておけばいいことなんです。だって、上司に言えないっていう時点で失礼を含む表現ですからね。
つまるところね
なめられてるんですよ
もしくはなめられてるっていうプレイをしたいわけです
誰に対しても敬意があるわけじゃないし、敬意は下敷きにあるけど意図的にラフに接するっていうこともあります。それはわかるんすよ
ただね
「何が面白いのか分からない」っていう素材を使って美味しく調理するのは本当に難しいと思いますよ
どれくらい難しいって言うと、実家の近くの多摩川で獲れたフナを10歳の姪っ子に食わせるくらいの難行なわけですよ
少し前に「いじるというのはサーカスみたいなもんだから、本来免許が必要だ」っていう趣旨のことを誰かが言っていましたけど、それに近いもんありますよね
でも不思議なもんで、腕の無い人に限って難しいところに手を出しちゃう
たぶん「何が面白いのか分からない」っていう切り口が実は難易度が高いことを知らないんじゃないかと思うんです
余程のバカでなければ、基本的に力関係が上に立つことが多い人がやりがちなんですよね。これは。
上下が出来てしまう関係性に身を置くことが多い時は注意した方がいいかもしれません。上下の関係であることに甘えて、無礼であることに無自覚になっている可能性があるからです。
まぁダラダラ話しましたけど
結局私が何を言いたかったかっていうと
ボクっ娘に会ってみたい
ってことなんです
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