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三人でいる時の疎外感

お笑い好きとしてはとても興味があった本「三人」。
面白くてあっという間に読めてしまった。設定も芸人さんということもあったし、芸人さんの世界感がとても好きやった。でもそれだけではなく、主人公が自分とリンクする所があったから余計に引き込まれたのかもしれない。

私自身も友達と過ごすとき、小学校、高校や大学、職場...どこにいる時も何故か三人で一緒に過ごすことが多い。
ほんとに1人は孤独やし、2人やと劣等感、3人は疎外感を感じる。楽しい中にふとした時に疎外感を感じることがよくあった。
そういう時はだいたい自分だけが2人の世界に入り込めず取り残されてるように感じるから。

そして自分を否定したくなる時もあるし、こんな性格直したい。変わりたいとも思う。
でも主人公のように、周りの環境や状況など何かのせいにして自分の世界が正しい。だからみんな分かってくれへんのかな。とも思ってしまう。

そんなんじゃほんまにあかんな。少しずつ自分の状況を変えていきたいと思った矢先にこの本を読んだ。主人公が自分に重なってしまった。そして彼のように少しずつ自分を変える行動を一つずつしていこう。そう決めて実行してみた2週間。一つ効果があったこととしては、ずっと嫌われてると感じて、避けてきた人に歩み寄ってみたら今までの嫌悪感はなんやったんやろうと思うくらい普通に話せた。相手の状況とか考えてあの頃はあの人も本当に余裕がないくらい大変やったんやろうな。と思うこともできた。こうして一歩ずつ自分の世界を変えてみたい。

思ったことを言葉や文章にするのがとても苦手な私やけどここにきちんと残しておくことも、今まで避けてたことからの一歩かな...

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