“To Do”ではなく“To Feel”が大事な理由。

なんとなくグロービス知見録を見ていたら、石川善樹さんという方がとても含蓄のあることを言っていたので、備忘録として残しておくことにします。

良い組織の枠組みとは

良い組織とは?を定義するとき、本動画では以下の3点を挙げています。

・1日を振り返っている(評価している)
・雑談の中で笑っている
・敬意を払った対応をされている

①1日を振り返っている(評価している)
To Doではなく、To Feelを問わなければならない、としています。
なぜならTo Do(やるべきこと)は1日で終わるはずがないからです。つまり、物理的に終わっていない仕事の振り返りをしたところで「私は今日も仕事が終わらなかった」「なんて無能なんだろう」と感じてしまうそうです。

これは自分のチームを振り返ってみても同じことが言えるなぁと感じています。日報を送る際に出る言葉の半分以上は「反省」によって構成されることが多く、もっと成功体験や学びについて知りたいと思っても、ネガティブな振り返りに終始してしまう・・・。

こんな時はToDoではなく、ToFeel(どう感じたか?)を問うようにするといいかもしれません。感じたことに正解はないですし、自分自身の意見を伝えることにもなるため、自己表現・自己開示の場になるはずです。これからはToDoではなく、ToFeelを問うようにしたいと思います。

雑談の中で笑っている
対面でもWebでも人と対話して笑っている数が多いと、心が軽くなるもの。仕事の報告ばかり聞いていてもつまらないし、イライラしてしまうので(笑)、業務外のことでも雑談をする機会をつくれると良いのかなぁと思います。

③敬意を払った対応をされている
敬意を払うのはとても大切。人格否定なんてされたらたまらないですからね。非難するとしても、その行いを非難しなければならないと思います。

信頼を「失う」ことはあり得ない

また動画の中で信用と信頼の違いについても触れています。

信用
相手に対する「理性的な」判断

信頼
相手との「感情的な」結びつき

信頼というのは生まれながら、または特別な感情で繋がっているため、一度持ったら失う、ということはないんだと思います(家族なんかがこの信頼関係に当たるのだと思います)。

よく、信頼は積みあげるのは大変だけど、崩れるのは一瞬、などと言いますが、これは信頼ではなく信用のことですね。

信頼を生む3つのポイント

では明日から部下との1on1を行おう!としたとき、どんなことを聞いたらいいのか?ですが、以下の3つを聞くと良いみたいです。

Q1)仕事は順調ですか?
 日々の仕事で、学びや変化はありますか?

Q2)志事は順調ですか?
 あなたの人生は、前に向かっていますか?

Q3)私事は順調ですか?
 あなたやご家族は、幸せですか?

この3つで良いみたいです。

自己肯定感を高める取り組みって難しいですが、少しずつ続けていこうと思います。

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