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学習の転移はおもしろい

学習の転移という言葉を聞いたことがありますか?

学習の転移とは、過去に学んだ知識や習得した技術、経験などの学習がその後の新たな学習に影響を与える現象

過去の経験が今に活きているような感じです。

ピアノを習ったことがある人は、新しくギターを始めても、初めてする人よりも習得しやすいそうです。

これはピアノとギターに共通点があるからなんです。

指の動かし方だったり、楽譜の見方だったり、いろんなことが共通していますね。

つまり、似たような物事はすぐに上達しやすいということです。

テニスをやっていれば、卓球やバトミントンがすぐに上手になるし、数学ができれば物理や化学の習得も早いわけです。

でも実は、似たようなこと同士でなくても、転移が働いている場合があります。

先程はピアノとギターで説明しましたが、ピアノが上手になれば、それをテニスに活かすことができます。

ピアノとテニスは一見、けっこう違う競技?に見えますが、上達するのに共通しているポイントがあります。

例えば「指をどのように鍵盤に置くか」と「どのようなグリップでラケットを持つか」です。

親指がこのあたりにくると弾きやすいんだな、打ちやすいんだなとやはり共通している部分があります。

また、いつ練習すればいいか、のような時間管理の部分においても共通しています。

ピアノをあらゆる時間帯に練習してみた結果、朝のほうが集中しやすいことがわかったとする。

テニスの練習においても、「朝の時間帯に練習すればいい」とわかっているわけです。

もっと抽象的なことでいえば、「どういう先生に教われば上達しやすいのか」のようなことも学んでいるかもしれません。


才能は存在しない?

この前、友達と「才能は存在しないんじゃないか」って話をしました。

たとえば、体育でいろんな種目ができる運動神経バツグンの人って学校にいましたよね。

「うわ、あの人は才能があるッ」って周囲は感動します。

でも、その人は小さい頃からひたすらバスケをしていたとして、その経験を他のスポーツに転移させてたのでは、となるわけです。

やったことがないのに、あっという間にできるようになった人に対して、才能がある、と言われます。

その人が過去、似たような分野に時間をかけていないか聞いてみるといいと思います。


まとめ

転移を活用すれば、人生楽にいろんなことを達成できそう。

これを読んでる方、もっと学習の転移について興味を持ってもらえると嬉しいです。


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