管理職をやらないかい？

Pearlの「Bluesをやらないかい？」みたいに書いてみたけど、あと数時間で決められる気がしないので、とりあえずダラダラと書いてみる。

主職はSIerのPM。
とはいえ、ここ数年は自社サービス基盤の更改にどっぷりだから
「バリキャリのIT屋」ってわけでもない（まあ、昔からか）

長年、法人向けのシステム提案をやってきた私が、親会社の遺産サービスの中の人になって早3年。老若関係なく、同僚に対する印象は異動当初とあまり変わらない。

彼らの思想は
「自分が作りたいものを作って、やりたいように運用していく」
「仕様から外れてくる依頼は門前払い」（個別対応は疲れた＝やりたくない）
「俺が楽しけりゃそれでいい」「わがまま言ってくる客が悪い」etc。。。
シンプルに「俺様エンジニア」の巣窟で、今あるサービスを、やりたい様に、今ある客に提供する事しか考えていない。この先、このサービスをどうするか？なんて言う、いわゆるロードマップを考える人は皆無なのが、弊社の離島呼ばわりされる所以だと思っている。

そんな部門なのに、どこかのお偉いさんが「こんなところに、自社サービスあるじゃん！」と目をつけて、急に今年から「我が社の主力商品だ！」なんて言い出したもんだから、もう、呆れてものが言えない。

新年度始まって半年も経っていないから、まだメンバーはのうのうとしているけど、ちらほら聞こえてくる急拵えの営業から聞こえてくる話は、地獄絵図しか想像できない。

上記を踏まえて、上司面談で「この先大変だと思うから、もっと、みんなの視点を外に向けたほうがいい」みたいなことを言ったら「マネージャやりませんか？」と言われてしまった。

確かに前述の様な「超俺様エンジニア完全無菌室」で、後輩も与えられずに10年以上育ってきてしまった中堅エンジニアが、この先のサービスがどうとか、考えることなんかできないとは思うけど。

それでも、部門で一番エライ人の腰巾着みたいな人たちの中で、同じ様に諂いながら、外に向かってみんなの士気を上げるマネジメントをやるなんて、私にはできそうもない。

それでも「エライ人は来年でいなくなるから」という言葉が心を揺らすのは本当は私がそれをしたいからなのだろうか。。。