【解説編】#46「晴れた海岸通りなら」

 さて、またまたこの期に及んで台風が近付いて来てるというので!このタイミングで、書けてなかったこの【解説編】を書いてしまわねば!!!となった次第です。

 というわけで、恒例のネタばらし~w

 はい、この詩ももちろん??実体験まんまではありません!これまでもたびたびネタ元として出てくる、大学生の頃ほのかに恋心を抱いていた研究室の先輩の車の助手席に乗せてもらって、FMラジオを流しながら天気が悪い中、大学の実験の為に、海沿いの施設に向かって車を走らせていたところは事実なんですが!いつものごとく、そこからめちゃめちゃ膨らましまくって仕上げてありますね。(笑)

 小学4年生で物書きになろうと思ってから、思えば常にネタを探していたというか、あらゆるものをネタに結びつけていたような人生でしたね(´・ω・`)(今もか??)この時も、先輩の車の助手席で感じたすごくドラマティックな雰囲気に、「トンネルを抜けたら(←雪国ですわ!)雨が降ってきてワイパーが揺れて…これだわ!!!(←)」と思ってたんです(汗)。んで、その時のワタシはその後いつどこでこれを書いたんだい??ちょっとそのあたりすでに思い出せないけど、たぶん翌日とか(その時は泊まりの実験でしたので、)自宅に帰ってから書いたんでょうね。(´-ω-`)我ながらまったくよくやるね。(←)

 先日、若手の作家さん(♂)の配信対談を視聴していたのですが、そこでそのお二人が「小説の登場人物と自分を勝手に同一視されるのが嫌」って言っていて、めちゃめちゃ共感しましたw。わたしがわざわざ自作の詩に解説してるのも、かなりそこを言っておきたい!というのもあるので(笑)。というわけで例にもれず、別にわたしが助手席でリアルに「そろそろ彼氏にフラれるんだろうな~」って予感に悲しくなっていたわけではないので悪しからず!

 そもそもね、現実の男女の別れなんて、そんなに綺麗に終わらないでしょ?理不尽な別れなんて切り出されたら、「死んじまえ!バカ野郎!わたしがあげた◯◯全部返せ!」みたいになるよね~(´-ω-`)。綺麗な言葉で語れる世界なんて虚構(ファンタジー)でしかないんじゃないでしょうか?でもわたしはそんなファンタジーの世界が好きなので、これからも自分が観たい、感じたいと思う世界を書き続けますけどね。

 と、ここでまた本題の詩の解説へ戻りまして。この詩もまたまたいつものパターンで元ネタがありましてね。もちろんそれもいつものユーミン様ですわ。ユーミン様の曲にその名もズバリ『TYPHOON』という曲がありまして、その曲をまたまたご多分にもれずわたしがとても好きで、そういう感じの表現を書きたい!!!とこれも思っていたからなんです。ユーミンの『TYPHOON』は台風が近付いて来るのに合わせて、「私」が恋人に感じてる想いを書いてあるのですが、それがもう!ほんとうに!素晴らしくて!!!ポップスなのかもしれないけどその表現はもはや文学です!!!

 台風が近付いて来る感じって、本当になんだか独特に気持ちがざわめく感じがありますよね。好きな先輩とのドライブで「晴れた海岸通りなら良かったのになぁ…」と思ったのは、わたしの本心です。

~fin

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!