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詩とそれにまつわるエトセトラ #1~#50

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2020年8月の記事一覧

#43「夕方の空」

夕方の空
あかーむらさきーあお のグラデーション
きっと明日は晴れる

悲しいことは 忘れましょう

いいじゃない
わたしには明日があるんだし

(1991)

※高校生(30年前?)の時に書いた詩です。

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#44「ごめんね」

あなたの好きな 曲聞くのも
あなたの好きな 服着るのも
あなたの好きな 髪型も
やめちゃったの 今はもう
あなたの好きな わたしじゃないよ
ごめんね

賑やかな街で 並んで歩いて
甘えた気持ちになるの好きだった
ねだったわたしに 買ってくれた
銀の指輪
自分ではめたの
答え 怖かったから
ごめんね

はじめてのあの夜
失いたくないと思ったら
涙があふれた
理由言えなかったわたし
あなた困らせたね

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【解説編】#44「ごめんね」

 いよいよ夏到来ですね!ながーくてどんよりしていた梅雨が明けたら明けたでこの猛暑(;´д`)そんな季節が来たらあげようと思っていた詩をあっぷさせていただきました。

 毎度のね、初っぱなからね、コレ言っちゃうとまったく色気がなくなるネタバラシね笑(もはやこれがこの解説編のスタイルなので幻想を抱きたい方は読むのをやめましょう笑)

 この詩は大学生の頃、真夏の暑っい日曜日の午後、1人で出かけるのに下

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#45「ペルセウス座流星群」

ペルセウス座流星群
大学生のわたしたち
公園でみんなで観た夜
夜空を見上げて首が痛くなっちゃったけど
楽しかった

いったいいつまで こんな事が続くのかしら
終わりを考えるのは なぜだか怖いの
ずっとずっと この夜が続けばいいわ
時計を止めて
午前二時の わたしたちのままで

あっという間に思い出になる事知ってた
夜空を走る あの星と同じ
願い事 言う間もなく消える
その美しさだけ残して
決して忘

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