期限の宣告
淡々と話される説明を
まるでドラマでも見ているかのように
客観的に
情報として取り入れていた
自分の感情を全く切り離されたように
この先起こるであろう出来事を
段取りとして捉えている私は
他人の予定のように
これからをこなすのだろう
いま
そこにあるものたちが
姿形も変えずに
意味を変え
「遺されたもの」へと変わっていく
時は待ってはくれず
心は見ないふりをして
頭はずっと冷えている
なのに
なのに
どうして
流れる涙だけは
止まってくれないのか
⚠こちらは朗読用ではありません⚠
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https://note.com/makodaihon/n/n93aa38c11864
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