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生きているだけでネタになる

嬉しいことに友人の出版ブームがきている。そしてここ数日は文字を仕事にしているクリエイターやアーティストの本に触れることが多く、読み進めるのも面白いので読書のペースも上がっていた。


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217、『なぜ、「サボっている人」ほどうまくいくのか: ムダな努力から解放される7つのポイント』 田中靖人(著)

適当主義の友人のうちのひとりがついに出版した。この時代だからこそ、真面目すぎずに肩の力を抜いていたほうが、楽観的に生き抜けるんだなと感じさせてくれる。著者は楽観的に物事をみていることで、普段の仕事もコンサルだけでなくバーやサロンなど幅広い分野で活躍していけるんだと思った。

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218、『なぜ、メンヘラの部屋は汚いのか?: 自分を愛せるようになる3つのお掃除メソッド』 岩瀬陽子(著)

こちらも友人の初出版。私の周りではいま出版ブームがきているようだ。フリーランスで家事代行という仕事をやっている彼女ならではの、彼女の経験をもとにして書かれた本なので面白い。メンヘラ本をひたすら読みまくってきた彼女の知識も盛り込まれているので、メンヘラについても学べる。部屋の掃除でもしよっかな。

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219、『そして生活はつづく』 星野源(著)

やっぱりアーティストの書く本は面白い。普通の日常なんだけども、星野源らしさが出ているというか、自分のことをしっかり理解できているからこそ、独自の表現を歌詞にも小説にも生み出せるんだと思った。高校生の読書嫌いの妹も読んでみたいと意欲を表したくらいだ。さすが源さん。

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220、『僕たちは世界を変えることができない。』 葉田甲太(著)

カンボジアを含め発展途上国については色々と聞いたことがあるが、実際に足を運んだことはなく、この本を読んでカンボジアのことを想像だけでも知ることができた。
ボランティアとは同情ではなく、その人たちが独立していくためのお手伝いなんだという考え方が印象的だった。なんとなく綺麗事のようなイメージを持っていたが、いま自分が不便なく生きていることを当たり前に思わず、世界中の国民一人一人が不自由なく生きていけることが真の平和なんだと思う。私にできることは何か日々考えていきたい。

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221、『誰かが私をきらいでも』 及川眠子(著)

「残酷な天使のテーゼ」の作詞家。世間や周りの目が気になって生きづらさを感じている人は、私も含めてたくさんいると思う。そんな人たちを前向きにいさせてくれる本だった。嫌われるというのは好きの反対であり、興味を持っていてくれるということ。嫌いという感情も抱かれないということは、関心も持ってもらえていないということで、悲しすぎるだけだと気付く。
最終章の中村うさぎさんとの対談ではきつい言葉もあるが、色々と考えさせられた。自分が嫌だと思う感情というのは、本当はその真実から逃げたいだけなのかもしれない。自分が楽しい、面白いと思うことは何か。好きなことや嫌いなことを自分自身で自覚することで、生きやすくなるんだと思う。

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自分の思想や信念を文字として言語化するって難しい。それをできるひとって凄いなと思う。そして本人には会ったことがなくても、本を読んでいるだけで、目の前に著者がいて実際に話を聞いているような感覚に引き込まれるのが面白い。本が終わりに近づくにつれ、「もっと面白い話して!」と願っている。


MAKO


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